2024/10/27(日)
釧路出発から6日目、タンザニア4日目。
6:30 起床。
「明日の出発も 8時です。」昨日 Edwardに言われたので、今日も仕方なく早起きした ( ;∀;)
げー、重い雲。。。
レストランまでの往復はちょっとしたウォーキング
見た目ほど充実してない朝食ブッフェ。
6:45 卵料理だけはその場で調理してくれるので、スパニッシュオムレツにしてもらった。
天気と比例し、テンション低めの朝食タイム。
7:36 一旦 部屋に戻り、荷造りしてチェックアウト。
約束の時間の8:00、Edwardはちゃんとスタンバイしてくれていた。
グッモーニン!
昨日 Edwardにもらったお揃いのTシャツでポージング♪
「明日はこれ(ツアー会社のサファリTシャツ)を着てください!」と、Edwardから今日のコスチュームを指定をされていた。
ゲームドライブ(サファリドライブ)の前日アルーシャで、Edwardは打ち合わせをしながら私たちのサイズを目視判定していたようだ。
ちなみに私たちのアースカラーの服装には理由があった。
この旅の計画をし始めた時、サファリでの服装に色の制限(?)がある事を知った。
動物を刺激しないカーキ色、茶色、緑色などの自然に近い色の服装が好ましいと言う事で、急遽ベージュ系のTシャツを出発前 日本で買いそろえた。
(でも迷彩柄は軍事関係者と間違われるのでNG、地域によっては違法になるらしい。)
「今日はこの辺を走りますよ。」
「ラジャー('◇')ゞ! ヒァウィ ゴー!」
8:50
この茅葺の家のような建物は給油したガソリンスタンドのトイレ。
ストーローで給油してるの? お茶を飲んで雑談してるんちゃう?と思うくらい給油時間が長かった。
その間にアクセサリーなどを窓越しに売りに来るおっちゃん。
買う気がないので「ごめんチャイ!」を連呼し、ジェスチャーまで加えておどける私。
笑顔の可愛いおっちゃんは私の「ごめんチャイ」が気に入ったようで、私の真似を繰り返したので、私もしっかり「ごめんチャイ!」を教え込んだ。
おっちゃんと言っても、きっと私より年下なんだろな~^^;
純粋なおっちゃんに変な日本語を教えて、ごめんチャイ。
Gスタンドから約10分でンゴロンゴロ自然保護区に入った。
Edward が保護区に入る手続きや支払いをしている間、私たちは施設内で時間をつぶした。
どこのトイレもメイドさん常駐なので清潔に保たれている。
日本よりきれいなくらい。
今日はどの動物に会えるかな~
約20分後 出発!
まずは沢山のお猿さん(ヒヒ・バブーン)が歓迎してくれた。
緑がかってる。
10分ほど走ったところに展望台。
ンゴロンゴロのクレーターを見下ろせる展望台。
このクレーターの面積は約8,288㎢で山手線の内側の面積とほぼ同じらしい。(ちょっと私にはピンと来ない ^^;)
世界で2番目に大きいカルデラ。
百万年前の大噴火とその後の地殻変動によってできたらしい。
ンゴロンゴロの外輪山の標高は約2400mで、カルデラ内部の平野の標高は約1800m程度。
10:14 標高1,800mだからか、過ごしやすい気温。
マサイの村が見えた。
こちらは観光客向けのマサイ村。
観光客にマサイの生活を紹介したり、土産物を売ったりしている(らしい)。
ちょっと興味があったけどお金を払うほどでもないし、Edwardも車を停めようとしなかったので、車窓から撮らせてもらうだけでスルーした。
でも電気もガスも水道もなく、何をどうやって食べて、どこに買い物に・・・
どんな暮らしか見ればよかったかな~
1日って長いでしょ~?などと 話しかけたくなるおじさんと、可愛いチビッ子。
故障車を見つけ、駆け寄る Edward。
オートバックスもイエローハットもないこの地では、ドライバーの知識と助け合いが何より大事なんでしょうね。
11:01 気温上昇中。
ここまでが ンゴロンゴロで、
ここからセレンゲティ国立公園。
という境目で小休憩。
「セレンゲティ」とはスワヒリ語で「果てしなく広がる平原」の意味だそうで、
東西150km・南北200km、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県を合わせたよりも大きいらしい。
デッカイよな~
これからのその大草原セレンゲティの動物たちに会いに行きます。
20分走っただろうか、ランチの場所に到着。
ランチが入ってるカゴは Edward一人では持てないので、毎回私がお手伝い。
Edwardがテーブルセッティングをしてる間、私たちはトイレへ
ここもキレイだったけど、日本から持ってきたトイレットペーパーが役に立った。
(沢山持ってきたけど、日本からのトイレットペーパーが役に立ったのはここが最初で最後だったような気がする。。。)
トイレから戻っても、まだEdwardの準備は終わってなかった。
私の今日の皿。(お替りした)
アルコール込みのサファリツアーなのに、呑まないのは勿体ない気がしたケチな私は「今日は赤ワインを飲みます!」とEdwardに申請した。
日本で言うところの500円から1000円の赤ワインって感じ。
ランチのおかずは前日の方が美味しく、ちょっとガッカリ。
友人の皿。
Edwardの皿。
昼間のアルコールはどうも苦手なのであまり進まず、ジュースにスイッチ ^^;
おこぼれを狙う黒目の小さな鳥たち。
食後、明朝に予定している気球の説明を受け、同意書にサインをした。(気球運営会社から説明のため女性が来てくれた)
明朝の出発時間(私たちのホテルにお迎えに来てくれる時間)は 早朝4時から4時半 の間だと、
その女性から宣告された。
ひょえ~~~ ( ̄д ̄)!!
私が今回のゲームドライブで一番楽しみにしていたのが気球だったので、早起きが苦手とか言ってられない。
しゃーない、がんばろ・・・
ランチが終わると今日も Edward がレンジローバーの屋根を上げた。
14:02 気温が体温を上回ったが、暑さに弱い私でも苦痛ではなかった。
無線が入り Edward のハンドルさばきが変わり、アクセルを踏む足に力が入った。
その先にいたのはライオンだった。
わお~!!!
ライオンや~!!!
野生のエルザやで~!
と叫びたい言葉をぐっと飲み込み、目を見開いて息をひそめた。
その無線で集まったランクル達。
ガイドの仲間同士がどこどこにライオンがいたよ!って無線で教えあうらしい。
エンジンを止め、みんなが静かにライオンを見守った。
すんばらしい!
サバンナで「ビッグ5」と呼ばれるのは、ゾウ・ライオン・ヒョウ・サイ・バッファロー。
これで 象とライオンをクリアできた♪
ちなみに、「ビッグ5」のメンバーは、体のサイズではなく、狩猟の難しさや危険度に基づいて選ばれたらしい。
石しか写ってないみたいだけど、可愛い小さい小さいトカゲくんが石の上(写真真ん中)で踏ん張っている。
実は私、爬虫類の手が好き。
美しいトムソンガゼルたち。
おっ!またライオンがいた。
「疲れとるねん、わし。」と言って横になった。
ぽてぽてのお腹が可愛すぎる。
そんな腹で狩りができるんかい?
でっかい肉球も可愛すぎる。
あぁぁぁぁ・・・ この肉球 触りたい・・・・ 握りたい・・・ 握手してください。
「私たちサファリカーはあなた達 野生動物に危害を加えません。」と暗黙の条約が結ばれているから、ライオンたちはのうのうとしてるらしい。
この条約、どうやってどのくらいの月日をかけて結んだんだろう。
人類の起源、アフリカ。
北海道の自然の大きさに惹かれて大阪から移住したけど、またアフリカに移住するか?
したいけど、もう無理やね~
そろそろ今夜のホテルに向かうらしい。
集落に見える、あの建物らしい。
今日と明日、2連泊の宿に到着。
あっという間に今日のサファリドライブも終わってしまった。
17:00 チェックイン。
外壁のないロビーとフロント。
写真では小さいけど、ロビーからキリンが見え、還暦の女子2人は感激する。
これがアフリカ。
ポーターは(普通の服を着てるけど、たぶんマサイ。)
私たちのバッグを
私たちの部屋まで運んでくれた。
ここが今日から2泊の私たちの部屋。
田舎のばーちゃんちに来たような、日本家屋ちゃう?
玄関先の傘立ては、マサイのヤリ立てと思われる。
残念ながら部屋からキリンは見えなかった。
珈琲・紅茶と、ケースに入った水筒のお湯。
天蓋付きの3ベッドルーム。
素敵なテラス。
ここで365日、地平線を眺めていたい。
普通の家みたいに見えたけど、頑丈なテントだった。
水回りはテントではなくゴージャスなホテル風。
このシャワールームの排水がものすごーく悪かった。
流れない水が気持ち悪く、乗っても壊れないか心配だったけど、そばにあった物置台の上に乗って2日間シャワーを浴びた。
ちょっと変わったバスローブ。(使わなかった)
こんな素敵なテラスなのに、日没以降は外に出るどころかドアを開けてもダメだと言われた・・・(>_<)
このホテルの宿泊費もサファリドライブに込々。
アフリカ、サファリのど真ん中で泊まれる夜。
日没後は 部屋のドアも開けれないし、移動はホテルの車かマサイと一緒に歩くことしか許されなかった。
18:52 ホテルのレストランまで歩いていけないので、フロントに電話をして迎えに来てもらった。
非常に不便だけど、郷に入れば郷に従え。
私が食べられちゃうと、色んな人に迷惑をかけますから。
19:00 夕食タイム
レストランも立派なテント。
今夜のメニュー。
今宵も Beer から始まる。
この野菜スープ、美味しかった!
でもこの緑のスープ、ブロッコリーなのか、アスパラなのか、ほうれん草だったのか、忘れてしまった。(もう3か月前だから ^^;)
ラムとライスの香辛料が私とは合わず残念だった・・・
赤ワインとクリームキャラメル。最高♪
ご馳走様でした。
レストランの街灯。
この大自然のサファリど真ん中なのに、街頭に虫が寄ってない。
レストランのドア(テントだけど)も隙間が空いてるけど、虫が入ってこない。
なんでかな~
(スタッフに尋ねると消毒してるかららしい。すんごい威力の農薬か?)
20:46 部屋までまたホテルの車で送ってもらった。
部屋に帰ってきたら、私たちが食事をしてる間にベッドの天蓋が下ろされベッドメイキングされていた。
食事中に布団を敷きに来る日本の温泉旅館みたいだ。
天蓋の天井、こんなんでした。
明日の気球の出発はホテルのフロント発 4:20~4:40だと、少し(20分ほど)時間が変更になった。
朝食は食べれないけどフロントでコーヒーを出してくれるらしい。
夜明け前はまた部屋から出れないので、部屋からフロントまでの車を4時に予約をし、
21:30 目覚ましを驚異の 3:30 にセットして寝た。
[ 2024 タンザニア 女ふたり旅 その6 ] へ続く。
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