毎週楽しみに「未生(ミセン)」を観ていますが、期待以上に良いドラマです。
毎回、ドラマの中に心に残る「名言」があって、ジンとします。
1話でチャン・グレはオ課長から「長所は?自分を売り込め。売りはなんだ?」と問われます。
そこで、グレが「努力です。ピカピカの新品です」というのですが、「努力なんて誰でもしている。
みんな必死で努力しているんだ。売りが努力では差別できないんだ、何が違う?」とさらに言われ、
グレは「質です。量も」と答えます。
それからは、がむしゃらに人一倍、一生懸命に仕事をする姿は痛々しいほどでした。
オ課長からフォルダを整理しておくように言われたグレが、囲碁の時のことを生かします。
■フォルダ整理
囲碁にも使い道はあった。
何かを分類するときは、まず中心を定め、考えに沿って枝を作ればいい。
分類しやすいように構成の変更を
この分類が、後にオ課長から褒められます。
2話で、誤解からグレを叱ってしまったオ課長がお酒を飲みに行くのですが、その時に
酔った勢いで「お前の部下のせいでうちのヤツが誤解されて怒られたんだ」と相手に
いいます。
グレは、オ課長が自分のことを「うちのヤツ」と言ってくれたことがすごくうれしくて、
また、キム代理からも「仕事は共同作業だ」と教えられ、営業3課の仲間の一員になろうと
頑張っていく姿も良かったです。
3話では、契約社員に昇格できるチャンスのプレゼンを行うのですが、その相手にハン・ソンニュル
を選びます。ソンニュルはグレのことを甘く観ていますが、グレは
「囲碁は基本的に戦いだ。近づいたり離れたり、時には助け合うけど、勝者と敗者が明白な世界だ。
そんな世界に10年以上いた。敗残兵だけど。勝負師として鍛えられている。先手のチャンスは与えない。」
とプレゼンに生き残りを懸けます。
オ課長からソンニュルを相手に「竜巻に入り込め」とアドバイスを受けますが、
オ課長もこの時、過去の出来事から専務と葛藤していました。
煮え切らない態度のオ課長に、グレが言いました。
「竜巻の中に入り込めと、静かなんですね。
被害を受けるより、ダメならいっそ飛び込めという意味では?」
ソンニュルの方が上手でやり込められてしまうグレでしたが、
「腹も立つし憎たらしいけど、僕には彼が必要なんです。そう気づきました。
ブライドと意地では越えられない差があるんです。恥ずかしいけど生き延びなきゃ」
この言葉を聞いて、オ課長も専務に頭を下げに行くのでした。
実社会においても、こういったことはあります。
悔しいけれど、相手の方が勝っていて、時には従わなければならなかったり・・・。
4話でいよいよプレゼンが始まりますが、グレはソンニュルを相手に何を売り込めばいいのか分からず、
オ課長から商品を売り込むことに対して考えを聞きます。
ソンニュルは親の代からの現場主義者なのです。
■相手に商品を売り込む
オ課長:必要だからというだけでは、説得力がない
グレ :事務方も現場と同じくらい重要ですよね
オ課長:当然だ
グレ :でも現場主義に対抗する言葉が浮かびません
オ課長:このビルが建っているのは現場の生産品を完成させるためだ
グレ :そうですね
オ課長:俺たちの仕事は現場もオフィスもない。一方だけでは成り立たないんだ
グレ :そうですよね
オ課長:現場では走り回り、オフィスでは足に汗をかいて働く
相手の胸に響かないと商品は売れないんだ
グレ :見つけたぞ!
こうして、グレはソンニュルにオフィスの室内履きを売り込むことに決めたのです。
グレの母親も息子のことを信じて
「うまくやっているかしら?震えたりはしないはず。緊張は対局で慣れているもの。大したことはない」
と言うところが良かったです。
そしていよいよプレゼンでオ課長の室内履きを取り出し売り込みに入ります。
グレ:(オ課長を見て)靴を観てください。綺麗でしょ?オフィスでの勤務は清潔な服装が求められます。
でも、オフィスは忙しい。(室内履きを見せて)もう一度これを見てください。ボロボロです。
足つぼ用の突起もすり減っています。汗のにおいも(といって臭いを嗅ぐ)
オフィスも現場だということです。「現場の戦闘靴」ハン君に事務の現場の戦闘靴を売ります。
そして、プレゼンの中で囲碁の教えを生かし
■基盤の石にはすべて意味がある
会社の製品にはすべて存在意義があります。
■石が孤立したり弱くなるのは 先を読むのに失敗したからだ
製品が売れないのは 先を読むことや企画に失敗したからです
■弱い石はそのまま死なせる ただし自分の有利になるよう利用しながらだ
失敗はそのまま終わらせず より良い製品づくりに生かさなくては
そして最後に、
「工場とオフィスは連携しています。両者の間で問題が起こることもありますが
全体で見れば利益を追求するという点で同じです。」
こうしてプレゼンを終え、グレは契約社員として生かされることになりました。
出勤前に母親が「人柄は行動に表れる、大人らしく振舞うのよ」
といって新しいシャツとネクタイを用意します。親心がとてもいいシーンでした。
営業3課に配属されましたが、オ課長からは「なんでまたお前なんだ」と小言を言われますが・・・。
オ課長:せっかくだからとにかく踏ん張れ 踏ん張ったものが勝つ。いつか完全に生きられるからだ
グレ :というと?
オ課長:知らないだろうがこんな囲碁用語がある
未生(ミセン)と完石(ワンセン)
俺たちはまだ弱い石(ミセン=未生)だから
続く・・・。
毎回、ドラマの中に心に残る「名言」があって、ジンとします。
1話でチャン・グレはオ課長から「長所は?自分を売り込め。売りはなんだ?」と問われます。
そこで、グレが「努力です。ピカピカの新品です」というのですが、「努力なんて誰でもしている。
みんな必死で努力しているんだ。売りが努力では差別できないんだ、何が違う?」とさらに言われ、
グレは「質です。量も」と答えます。
それからは、がむしゃらに人一倍、一生懸命に仕事をする姿は痛々しいほどでした。
オ課長からフォルダを整理しておくように言われたグレが、囲碁の時のことを生かします。
■フォルダ整理
囲碁にも使い道はあった。
何かを分類するときは、まず中心を定め、考えに沿って枝を作ればいい。
分類しやすいように構成の変更を
この分類が、後にオ課長から褒められます。
2話で、誤解からグレを叱ってしまったオ課長がお酒を飲みに行くのですが、その時に
酔った勢いで「お前の部下のせいでうちのヤツが誤解されて怒られたんだ」と相手に
いいます。
グレは、オ課長が自分のことを「うちのヤツ」と言ってくれたことがすごくうれしくて、
また、キム代理からも「仕事は共同作業だ」と教えられ、営業3課の仲間の一員になろうと
頑張っていく姿も良かったです。
3話では、契約社員に昇格できるチャンスのプレゼンを行うのですが、その相手にハン・ソンニュル
を選びます。ソンニュルはグレのことを甘く観ていますが、グレは
「囲碁は基本的に戦いだ。近づいたり離れたり、時には助け合うけど、勝者と敗者が明白な世界だ。
そんな世界に10年以上いた。敗残兵だけど。勝負師として鍛えられている。先手のチャンスは与えない。」
とプレゼンに生き残りを懸けます。
オ課長からソンニュルを相手に「竜巻に入り込め」とアドバイスを受けますが、
オ課長もこの時、過去の出来事から専務と葛藤していました。
煮え切らない態度のオ課長に、グレが言いました。
「竜巻の中に入り込めと、静かなんですね。
被害を受けるより、ダメならいっそ飛び込めという意味では?」
ソンニュルの方が上手でやり込められてしまうグレでしたが、
「腹も立つし憎たらしいけど、僕には彼が必要なんです。そう気づきました。
ブライドと意地では越えられない差があるんです。恥ずかしいけど生き延びなきゃ」
この言葉を聞いて、オ課長も専務に頭を下げに行くのでした。
実社会においても、こういったことはあります。
悔しいけれど、相手の方が勝っていて、時には従わなければならなかったり・・・。
4話でいよいよプレゼンが始まりますが、グレはソンニュルを相手に何を売り込めばいいのか分からず、
オ課長から商品を売り込むことに対して考えを聞きます。
ソンニュルは親の代からの現場主義者なのです。
■相手に商品を売り込む
オ課長:必要だからというだけでは、説得力がない
グレ :事務方も現場と同じくらい重要ですよね
オ課長:当然だ
グレ :でも現場主義に対抗する言葉が浮かびません
オ課長:このビルが建っているのは現場の生産品を完成させるためだ
グレ :そうですね
オ課長:俺たちの仕事は現場もオフィスもない。一方だけでは成り立たないんだ
グレ :そうですよね
オ課長:現場では走り回り、オフィスでは足に汗をかいて働く
相手の胸に響かないと商品は売れないんだ
グレ :見つけたぞ!
こうして、グレはソンニュルにオフィスの室内履きを売り込むことに決めたのです。
グレの母親も息子のことを信じて
「うまくやっているかしら?震えたりはしないはず。緊張は対局で慣れているもの。大したことはない」
と言うところが良かったです。
そしていよいよプレゼンでオ課長の室内履きを取り出し売り込みに入ります。
グレ:(オ課長を見て)靴を観てください。綺麗でしょ?オフィスでの勤務は清潔な服装が求められます。
でも、オフィスは忙しい。(室内履きを見せて)もう一度これを見てください。ボロボロです。
足つぼ用の突起もすり減っています。汗のにおいも(といって臭いを嗅ぐ)
オフィスも現場だということです。「現場の戦闘靴」ハン君に事務の現場の戦闘靴を売ります。
そして、プレゼンの中で囲碁の教えを生かし
■基盤の石にはすべて意味がある
会社の製品にはすべて存在意義があります。
■石が孤立したり弱くなるのは 先を読むのに失敗したからだ
製品が売れないのは 先を読むことや企画に失敗したからです
■弱い石はそのまま死なせる ただし自分の有利になるよう利用しながらだ
失敗はそのまま終わらせず より良い製品づくりに生かさなくては
そして最後に、
「工場とオフィスは連携しています。両者の間で問題が起こることもありますが
全体で見れば利益を追求するという点で同じです。」
こうしてプレゼンを終え、グレは契約社員として生かされることになりました。
出勤前に母親が「人柄は行動に表れる、大人らしく振舞うのよ」
といって新しいシャツとネクタイを用意します。親心がとてもいいシーンでした。
営業3課に配属されましたが、オ課長からは「なんでまたお前なんだ」と小言を言われますが・・・。
オ課長:せっかくだからとにかく踏ん張れ 踏ん張ったものが勝つ。いつか完全に生きられるからだ
グレ :というと?
オ課長:知らないだろうがこんな囲碁用語がある
未生(ミセン)と完石(ワンセン)
俺たちはまだ弱い石(ミセン=未生)だから
続く・・・。
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