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「未生(ミセン)」 ~囲碁の教え~ 5話~8話

2016-09-13 | 韓国史劇・ドラマ・映画


■韓国ドラマ「未生(ミセン)」

このドラマは今までに観たことがないストーリーで、現実味があって
とても面白いです。

韓国と日本では慣習も違うけれど、観ていてどんどん引き込まれていく感じです。
面白い要素もたくさんあって、特に5話の社内イントラネットで発信されたオ課長の
謝罪文「ごめんな 小さいヤツ」には爆笑です。

6話では幼馴染だと思っていた相手との仕事上の立場について、
リアルなストーリーでした。



ドンシクがグレに言います。

ドンシク:営業で何がキツイと思う?
     知り合いを接待するとき、さらには友達を接待するときだ

     接待と言うのは上下関係が決まっているからな
     友達相手は悲惨だ
     そんなときは、会社を辞めたいとさえ思う


「昔はお前が上で俺が下だった。今は俺が上になっただけだ」と言われ、
オ課長も屈辱を味わっていたのでした。



それから、会社にひとりは居そうな「ダメ男」と思われる人
それがパク代理なのですが、グレは研修でパク代理と営業に行き、
機転を利かせたアドバイスをして何とかパク代理の難を助けようとします

パク代理は営業に行っても相手からは甘く見られ、常に責任を避け、
問題を避けるタイプだったのです。

グレは囲碁の教えから
 ■状況が悪い時に打つ局面打開の一手
  囲碁では「妙手」または「奇手」と呼ぶ 
  妙手が光るのは状況が不利だったとき

グレ:相手が驚いて見せるのは、パク代理が折れるとみているからだ
  「声東撃西」か? 部下を叱るようにみせかけて、パク代理を責める このままではダメだ
  相手の打った妙手は本手で受けます

そういって、パク代理にメモを渡し難を逃れます。

※第六計 声東撃西(せいとうげきせい)―東に声して西を撃つ―
 兵法三十六計の第六計にあたる戦術(勝戦の計)

「声東撃西」とは、東方に進撃すると思わせて実際には西方進撃し、敵軍を混乱させて、統制
不能に陥らせ、水位が高くなると堤防をいつでも決壊させることができるように、敵軍の混乱
に乗じて進攻し殲滅する戦略である。

「敵の乱萃(らんすい)・不虞(ふぐ)は、坤下兌上(こんかだじょう)の像なり
 其の自主ならざるを利用して之を取る」

囲碁の
■「逢危須棄」 危うきに逢わば、すべからく棄つべし
 見通しのたたない危い石を見極め、棄てる意志を持て

グレ:無責任になり捨ててください すべては救えません 自分が生きないと!

このメモを見たパク代理は、今までの自分を顧みて反省し、
「問題を見過ごしていた自分に責任がある 相手に甘く見られるようにしていた 自分の責任だ」

と正直に会議で発言しますが、会社側も「今回のことを勉強にしてこれからも頑張るように」
と寛容な対処をしてくれました。

そんな出来事にグレは自分がパク代理にアドバイスをしたつもりが、とんでもない勘違いだったと
また反省するのでした。

7話ではオ課長が次の案件について思案していましたが、そんなオ課長をみてグレは

グレ:碁石だ
   イカサマ師が札を隠すように 賭け碁打ちは相手の石を隠し持つ
   イカサマをする気はないと思うが オ課長が勝負師の勘を働かせていることだけは確かだ

といいます。
この場面もリアルでした。

8話の取引先相手から契約印を何とかもらおうとして接待をするのですが、
この回もとても面白かったです。



最後には、オ課長の「信念」を貫き通したところが良かったです。
本当に面白かった場面でした。


続く・・・。


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