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「未生(ミセン)」 ~囲碁の教え~ 11話~13話

2016-09-30 | 韓国史劇・ドラマ・映画

11話 パク課長の不正を暴いた営業3課は、社長から金一封を貰い、オ課長は次長に昇格となりました。

 グレ:とても残念だが半目で負ければすべてが無駄になると思っていた
    対局中の小さな戦いに勝ったところで最後に負ければ意味はないと思っていた

    だけど、半目で勝てば別の世界が見えてくる
    相手に対抗した碁石が有り難く 一手一手が大切に思える

    その時々で誠意を尽くせば半目で勝つことができる
    だが時期を逃すと全体を見失い敗北する
    いつからそれを忘れたのですか?


だけど、周りの目は冷ややかで営業3課は非難を浴びていました。
そんな中、パク課長の代わりに、チョン課長 37歳が異動してきます
チョン課長は以前にも営業3課に所属していたことがあり、人柄を知る仲でした。
けれど、チョン課長にとっては今回の異動は腑に落ちないところがあり、
自身にとっては異動させられた意図がわからずにいたのです。



次の事業を模索することになりますが、なかなかよい事業がみつかりません。
過去の囲碁の師匠の教えを思い出します。

 上達しない理由を教えてやる 規則や先例に縛られるからだ
 石の打ち方は勉強するべきだが それだけでは囲碁は現代に残らなかった
 先例を敗れ 「破格」だ
 そうしないと名人にはなれない

そんな連日会議の続く中、グレはパク課長が不正を犯した「ヨルダンの事業」
はどうかと発言します。
「不正を除けばよい事業ではないか?」と・・・。

この話を聞いたアン・ヨンイはグレのことを「勝負師みたい」と言います。
部長に「ヨルダン事業の再開」を告げますが大反対され、本社レベルでのプレゼンを
行うことになりました。

オ次長とグレは財務諸表の検証や資料作りを担当します。
オ次長から「表の書式に慣れろ 数字はそのあとだ」と言われ、

囲碁と同じだ「形に慣れろ そして隙と弱点を研究しつくせ ひと目でわかる枠を作れ!」
仕事の中で、囲碁の教えとの共通点を感じていくのでした。
 
短期間でのプレゼン準備が始まりましたが、今までのプレゼンどおりの順序で
皆なんだか腑に落ちずに準備をすすめます。
これでいいのだろうか?自分たちの意図が伝わるのだろうか?と・・・。
また、グレが思いつきます。

    型にはめられたプレゼンではマイナス要素が目立つ
    順序も慣習か? 慣習に囚われると 重要な何かが隠れてしまう。

今まで準備したプレゼンのやり方、型にはまったやり方を変えてしまおう。
ドンシクとチョン課長は反対しますが、オ次長は

 オ次長:チャングレがフォルダの整理をしたとき アイツは書式そのものを考えなかった
     ただ、目的に向かっていた
     課の生き残りやメンツに惑わされるな なぜこの事業なのか?その一点だ


12話でチャン・グレが徹夜でプレゼン資料を作り直し、ドンシクは手直しをし、
いよいよプレゼンとなりました。
プレゼンの自信は全くなく、みな不安でいっっぱいでした。

 グレ:僕は何かをしでかした




13話 一か八かのプレゼン当日、参加者の意表を突くプレゼンが行われました。
オ次長の発表が続きます

 グレ: 宣戦布告だ 銃弾の飛ばない戦争が始まった 
     これまでに起きた数々の不祥事が詳細に語られる

     波紋が広がる 処分されたものの後釜に座った人は
     特に不愉快だろう 

 オ次長:不祥事のあった事業は闇に葬るのが当社の慣例でした  
     その事業の行く先はご存知でしょうか
     我々の捨てた事業が 他社でどう成長したか 紹介します


 グレ: 囲碁で相手が自分を見下す手を打ったり 欲を張ったり 
     勝負を避けようとするなら 追い詰める


プレゼンが終わると、皆一様に高評価でした。

専務や社長が質問します。

 専務: 自分たちの告発によって懲戒された部下の事業をなぜ選んだ

 オ次長:だからこそ 事業の価値を守るべきかと

 社長: この事業を進めようと提案したのは新人だと聞いた

 オ次長:はい 新人のチャン・グレです
 
 社長: 怖いもの知らずだな なぜこんな提案をした

 グレ: それは それは それはわが社だからです

 社長: 我が社だって? 当然だ 誰かの会社ではない

 グレ: はい 私たちの会社です

 役員: 当たり前の言葉だが 何だか妙に反省させられるな

 社長: そうだな 君に感謝する
     ヨルダン中古車事業は必ず成功させてくれ

この瞬間、事業が決定されました。、会議が終わってからの参加者は一様に笑顔に
溢れ、とても感動的なシーンでした。




プレゼンが終わると、緊張が一気に取れたグレが崩れ落ちました。
そして営業3課でメキメキと成果を上げるグレに対し、同僚のチャン・ベッキも
悩んでいました。
そのシーンはとても切なかったです。
自分よりも劣ると思っていたグレが少しずつ周りに認められ始めていたから・・・。

 オ次長:芸能人みたいな人気だな
     なにも出来ないのに やたら呼ばれるんだ

季節はクリスマスシーズンとなりました。
年末の挨拶はがきも手書きで送る準備をします。

  グレ:僕も人としての務めを 果たせています

オ次長からクリスマスカードを貰いました。
そこには「最高だったぞ、Yes!」と書かれていたのでした。

続く・・・。


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