エピソード1。
今、テレビつけたままうたた寝してて起きたら、「きのう何食べた?」というBL好き腐女子の皆さんが好きなドラマが流れていたので、そのまま観ていました。BL部分はどうでもいいんですが、料理と品の良い暮らしぶりがいいので、ドラマとして嫌いではないです。
ちょうどやっていたのは、レギュラー登場人物の若い男性のエピソードの回。家事を全部一生懸命やってくれる彼女と同棲しているんだけど、その彼女の作る料理が、食べられないことはないんだけど、そこはかとなくまずいのが問題。それはその彼女も認めているところなんだけど、どう頑張っても改善の糸口さえ見えないという気の毒な設定。
ある日突然、彼氏の方がカルボナーラをどうしても食べたくなり昼にイタリアンに行ったら店がお休み。発作がどうしても抑えきれなくて、その日は彼女に「今日は自分が夕飯を作る」と宣言して、絶品のカルボナーラを作る。いや、作ってしまう。
彼女もそのおいしさに驚愕。しかし、食べ終わる頃にはだんだんと様子が変わり「そんなに自分の作ったもので楽しくなれるのなら、一人で暮らせばいいじゃない!」と家を出て行ってしまい破局。
美味しいもの作ってくれるんだから美味しいって食べときゃいいのに。
で、エピソード2。
ずっと前、ネットサーフィン(死語)していた時に、たしか「発言小町」とか言う、負け犬の女性たち(言語表現から判断するに、主に暇な専業orパート主婦と思われる)が集まって傷を舐め合う掲示板サイトにたどり着いちゃったことがあるんです。
もう何年も前だけど、今も彼女たちは傷の舐め合いを続けているのでしょうか。自分たち自身が惨めになるだけだからやめた方がいいのに。
全部暇な人しか考えないような書き込みばかりで呆れましたが(笑)、その中で一つ彼女たちのビョーキぶりが際立っている、面白いものがありました。
「皆さん、旦那に家事をやってほしいって言うし私もそうは思うけど、だからと言って自分よりも上手に旦那が家事を全部完ぺきにこなすと、(アタシへの当て付けかよ)って腹が立つんですよね。」
って書き込み。
それに対して「アタシもそう思う。感じ悪いですよね。」のオンパレード(笑)。
きちんとやってくれたら助かるんじゃないかと思うけど。
手抜いたら抜いたで「やるんならきちんとやってよ!」って言うのにね。
どういうメンタリティなんだろう?
エピソード3。
北海道ではちょっと知られた人&話なんですが、北海道のお笑い芸人と言うかテレビタレントで「オクラホマ」って二人組がいるんです。その一人、河野さんと言う方がたまに番組で話されるエピソード。
彼は「僕は一切家事をしない」って言うんです。
彼が結婚してお子さんが生まれたときに(奥さんはさぞや大変だろう)と思って、芸能人としての忙しい仕事ももちろんしながら、炊事洗濯掃除から乳飲み子の世話まで全部やっていたそうです。
完璧に。(話しぶりからすると)そして楽しそうに。
家事って、段取り考えてその通りに片付いていくのが非常に楽しいじゃないですか。
そしたらある日、奥様が突然さめざめと泣き出して、
「私がいる意味がないじゃない・・・」と(いう意味のことを)言ったそう。それを聞いて家事をするのを一切やめたと。
全部、それも完璧にやってくれるなら自分も助かっていいのにね。
やらなければ文句を言われ、完ぺきにこなすと女としての顔を潰されたと文句を言い。
お父さんって大変だなと思いますね。絶対に他人とは暮らしたくないですね。
ま、それでもお父さんたちにとって何か精神的物理的に意義があるから、一緒にいるんでしょうけど。性的な意義は・・・日本人夫婦にはあまりないですね、聞いてると。
そういう僕も、付き合っていた子が去っていくときに、何人かに同じことを言われたことがあります。
「あなたは一人で生きていけるから・・・」
(笑)。
そう言われて、(この子がいなくなったらすごく寂しいけど、確かに僕は困りはしないな。一人でも問題なく生きていける。)と思って、異論を挟まずきれいにお別れしました。
少しでも依存しあう関係は嫌ですね。お互いに敬意を払っていない感じがします。
体のつくりの違い(出産と非常に大きな力を必要とする力仕事)以外は、双方が自分のことは自分でやれることが大前提で、細かいところを時々必要に応じて助け合う関係、精神的にも物理的にも独立できている人じゃないとうまくはいかないですね。
とドラマを観ていて改めて思った土曜日の午後でした。
このブログではいつもの話ですけど(笑)。