IT営業をやっている人が考えてること

●日本の株が中心の投資。ルール決めずにテキトーにやって、テキトーに儲けるスタイル。

提案の可否を聞かれたら基本即答でYES

2015-12-16 03:16:09 | IT営業(BtoB)
お客様から、ありがたくも引合いを頂く。

しかし、いい引合だけではない。
要件がちょっと難しい話もある。予算が厳しい時もある。納期が厳しい時もある。
あまりにも難しいと、こちらが提案できない時もある。

お客様側もこっちの事情を分かってくれていて、そんな時「まずは提案できるかどうかまず確認してもらえます?」と気を使ってくださる。

そんな時、「そーですねー、難しいかもしれませんね。うーんどうしようかなー。難しいかもしれないけど、一応は社に持ち帰って、まずは提案できるかどうかを確認してご連絡させて頂きます。」

というのは下手な営業だと思う。

自分なら即答で「ありがたいお引合いなので、ぜひとも提案させて頂きたく思います。」と答える。
社に帰ったら提案できないから「断れ!」って言われるかもしれないような場合には、「ただ一生懸命、調整しますがもしかすると会社の判断としてご提案できない場合があるかもしれません」ぐらい言っておく。実際には同じ持ち帰りだけど相手の印象は違う。

大事なのはグダグダせず、条件反射的にYESといってまずは熱意を見せること。相手の状況や案件のアウトラインから、この話を社に持ち帰って上司や関連部署に話したら乗ってくるかどうかなどをその場で瞬間的に判断して駄目そうな場合には、リスクヘッジすること。いけると判断した場合には、もうその瞬間から情報収集を始め先手先手を打つ。

自分を守ることしか考えてない営業は頭が回らないから、取りあえず持ち帰ろうとする。持ち帰ってバカみたいに社内を右往左往する。最近、身の回りにそんな人がいたので(笑)、自戒を込めて。
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世界シェア1位と2位の会社の違い

2015-12-16 03:01:02 | IT営業(BtoB)
ある製品を日本に流通させている商社2社へ同時期に営業へ行っている。ある製品とは、コンシューマーが使うものではないので普通の人にはあまり馴染みがない。A社は世界シェア1位のメーカーの製品の取り扱い、B社は世界シェア2位のメーカーの取り扱い。

各会社から世界シェア1位と2位のメーカー、それぞれの代理店施策や、価格戦略を聞くが全然違っていて面白い。全く正反対といっていいほど。2つの会社の国も違うがもろにお国柄が出ている。

A社とB社は競合企業という関係になるのだろうけど、同時期にその会社へ営業に行けているというのは貴重な経験。
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原油安とパリバショック

2015-12-16 02:40:19 | その他
12月11日のNYダウは約300ドル安。

理由は、原油安と約10年ぶりの利上げ警戒。
原油は1バレル約35ドルで6年ぶりぐらいの水準。

原油は供給過剰で安値に。供給過剰の理由は一言でいうとシェア争いだけど、具体的に言うと下記の通り(と、分析している。違うかも)。
・シェールオイル関連企業が減産しない。(恐らくまだ採算割れてない)
・イランの経済制裁が解除されて、原油を輸出する必要がある。
・シェアを落としたくないOPECが減産しない。

本で読んだが、シェールオイルの場合、採掘には固い岩を砕く必要があるから大体1バレル20ドルが採算ライン、柔らかい砂の下に埋まってる原油を掘る場合は1バレル数ドルが採算ラインだそう。

原油の価格というのは投機マネーが入ったりとかで動いたりするが、原則は需給のバランス。上述のようにシェールオイルの採掘の採算ラインが約20ドルとしたら、まあ利益が3割ぐらいは確保したいだろうから1バレル35ドル前後ならまだついていける。ただ、30ドル切ったらきつくなってくるので当面の下値はこの辺かなと考えてる。

で、今回の株安はサブプライムの発端となったパリバショックと重ねてみる向きもある。パリバの時はサブプライム問題、今回はシェールオイルを始めとしたエネルギー関連企業が組み込まれている金融商品がけっこうあるそうなので(イールド債とか?)。

原油が安くなると、太陽光発電とかどうでも良くなるから新しいエネルギー系の企業とかもきつい。原発の事故があって、この手の企業は来ると思って着目をしていたけどきついね。
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