IT営業をやっている人が考えてること

●日本の株が中心の投資。ルール決めずにテキトーにやって、テキトーに儲けるスタイル。

要件定義後の再見積のこと

2017-09-08 02:40:16 | IT営業(BtoB)

自分のIT系の記事の中でけっこう読まれてる記事がこれ。

要件定義後の再見積 1

要件定義後の再見積 2

けっこう、みんなこの交渉で苦労してるんだろうなと。

もっと突っ込んで考えたいテーマ。

 

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クラウドの続きの話

2017-09-08 02:21:10 | IT営業(BtoB)

昨日の記事。 クラウドのこと

クラウド化の目的は4つ。

①資産を持たない ②運用を任せる ③システムの可用性アップ ④TCOの削減

一般的にはこんな感じ。

では社内のインフラをクラウド化すれば、狙う目的は果たせるか、オンプレとの比較で考えてみる。

 

①資産を持たない。→これはオンプレでサーバーを買ってしまうと、資産化されるからクラウドにすることで会計上は費用計上される。

そのため、オンプレに比べればこの点ではメリットと言える。

余談だが、以前にクラウドサービスを導入頂いた客に、会計上どういう科目で処理したらいいか聞かれた。

知り合いの会計士さんに聞いたら、適当な科目がなければ「雑費」だそう。

雑費が多いのもおかしいから、内訳でシステム利用料とその他のいわゆる雑費を分けた方がいいとのことだった。

 

②運用も任せる。→これはクラウドのメリットといわれるけど、オンプレの場合でもはっきりいって運用を任せることはできる

からあんまりメリットになりえないと感じている。ただし、契約に掛かる事務手続きは楽。オンプレだと、サーバーと、その上に

のる細かいソフトエア(例えば ウイルス対策とかバックアップとかDBなどなど)ごとに保守契約をしなければならないので

面倒くさい。クラウドでサービス提供しているものであれば、契約手続き、毎年の更新手続きは楽。

 

③システムの可用性アップ→これもクラウドのメリットと良く言われる。でも正直、オンプレでも仮想環境にして冗長化

してしまえばなんてことない。なのでオンプレとイーブン。

 

④TCOの削減。→ これは実ははっきりいって、オンプレの方がTCOが低くなることが多いと感じる。構成とか運用の

レベルとか、乗っかるアプリケーションとかで違いは出てくるけど。何でかっていうと、単純にサーバーが安くて高性能に

なってきているから。初期費用はもちろんクラウドの方が安くなるけど、ランニングが高い。それで2,3年でさくっと

ブレークイーブンしてくる。よくいう5年TCOだと大体オンプレが勝っちゃう。

 

クラウドのダメ出し大会ではない。要するに客が何を望んでいるかを良く見極めての提案が必要だということ。

 

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