南十字星からアジアQZSS(日)/IGSO(中・印)を眺める

グローカルイースト視点
アジアQZS/IGSO軌道モニタ
高橋冨士信 fj鷹@gmail.com

24.10.17 漆黒の空に大谷ダメ押し3ランHR ド・メ戦8-0勝利ギリギリ録画 25期太陽サイクルMax年越すか? 多数アクセス頂きQZS/IGSOリダクション粘り強く継続

2024年10月17日 | アジアンQZSS(日)/IGSO(中印)軌道
24.10.17 現在の太陽フレア・オーロラ活動がソーラーマキシマムへ向けての最後に近い険しい一踏ん張りのようです..
毎日のメールでお世話になっているhttp://swnews.jp/さんご提供の以下のプロットによりますと,AEインデックスは,ピーク向けの険しい一踏ん張りの時期のようです.


ドジャーズ対メッツ第3戦NY激突は大谷が8回ダメ押しの3ランHRでしたが,例の如くサブチャンネル録画していなかったので,慌てて録画セットしましたが,移行する前に3ランHRが出てギリギリ録画できていました.


解説もしきりとライト側最上段に入ったと解説してますが,ボール速度が速すぎて,何回録画再生してもボールが消えたようにしか見えません.プロのカメラマンと最新カメラでも軌跡を記録に残せなかった,超速のHRだったようです.

東海岸NYの地方時間で夜9時からの寒い中で試合開始を活かして,ヒリヒリする試合をもっと楽しみたいですね.米国球場は毎回の切れ目に数分間ライトを落として真っ暗にするんです.漆黒の空に同時並行でオーロラが一華咲かしてくれることを期待して.そこにオーロラが出たら最高ですね.NYはオーロラオーバルがかぶる磁気緯度にありますからね.

NOAAのオーロラルオーバル予想図https://www.swpc.noaa.gov/products/aurora-30-minute-forecast の状況をウォッチしながら,オーロラオーバル圏ギリギリにあるニューヨークでの一連のドジャーズ・メッツ戦の緊張感を楽しみましょう.最高に贅沢なメジャーリーグ中継になること請け合いです.


日本QZSS(みちびき)衛星系の軌道半径は,GPSの2倍ということは.QZSSは地球磁気圏内でGPSよりも外郭部分を飛翔し,軌道傾角も高緯度に及んでいるため,太陽フレアに起因する極域磁気嵐・オーロラ降下放射線粒子の特にプラズマによる伝搬遅延の影響を受け易いといえます.つまり,こうした影響に関わるデータをモニターしうる衛星系といえます.QZSSの軌道傾角ではオーロラ緯度帯までは届かないですが,太陽嵐で吹き飛ばされやすい外郭磁気圏を飛翔する可能性は高いと思います.

このブログでは,数年以上にわたり,QZSSと中国北斗・インドのIGSO衛星系の軌道のデータのアニメGIFを記録してきています.特に北斗衛星系はQZSSよりも軌道傾角が更に大きく,北極圏にまで及んでいます.中国北斗の高軌道傾角のIGSO衛星系は大胆にオーロラ帯を突き抜けて飛翔してきているので,今後の国際学会などでの発表を期待しましょう.

北斗三及び4?座と印Navic十字線イベントが完了し,1年前との比較が可能となりました.
β角プロットを用いて,座としてのQZS-4と北斗4?星などとの十字形交差イベントの時間軸を衛星ごとに記録して,合生起の前倒しなどが,交差ごと・衛星ごとに,どれだけ起きているかの評価をしたいと思っています.



QZS/IGSO座群はグローカル・イーストが達成した21世紀の現時点における衛星軌道技術の到達点のひとつでしょう.欧米先進地域でもQZS/IGSO座構築を実現しているところはありません.QZS/IGSO座軌道群のデータリダクションを継続して,記録してゆく意義は大きいと考えます.その応用技術として月面測位技術への応用に未来を見たいと思います.

2024/5/18から以下のN2YOデータベース・アクセスのURLを使用するように改定しました(アンカーKOREASAT-7).
https://www.n2yo.com/?s=42691|37256|37384|37763|37948|41434|42738|42965|40547|41241|43539|44204|40549|40938|44709|44337|49336

N2YOサービスの画面コピーを利用したIGSO/QZS衛星軌道群の地表への射影の16時間分のIGSO/QZS群衛星軌道アニメGIFを記録します..

(1) IGSO/QZSS射影軌道の16時間分の10分毎のアニメGIF


(2) IGSO/QZSS射影軌道の昼間6時間分の2分毎のアニメGIF