3月23日(日)南知多の岩屋寺で開催されたクラシックカーの集いを見学。オープンカーチームが面白いツーリングを企画してくれた。
7時半出発で豊明、大府からR155を走り、大府東海ICで知多半島道路に上がって集合場所の阿久比SAに到着。
参加車両も立ち寄っていて、セレステのNAKさんや昨年の大正村でタケノコを譲ってくれたミニエースのOSMさんがコンパーノ・スパイダーで来ていた。
コンパー . . . 本文を読む
夕木春央「サロメの断頭台」読了。作中で「大正三年の五月から五年の秋」を「しばらく前」と振り返っていたので舞台は大正時代なのだろう。
メインの登場人物は画家の井口と妻の紗江子、姪の峯子、元泥棒の蓮野、舞台女優の光枝とあや。どうやら井口と蓮野が登場する前日譚の物語もあるらしい。「方舟」「十戒」の舞台は現代だったが、それ以外の作品は本作と同時期なのかな?
読み始めてすぐに「これ本当に夕木春央か? . . . 本文を読む
2年に一度、我が家に来てから9回目の車検。 → セリカ車検(8回目)2023.3.16それに先立って、前回はショップに手間を掛けさせたので、事前にやれることはやっておこうの作業。まずはエアクリを取付。
Frの25mmスペーサーも取り外し。
Rrの60mmスペーサーも取り外し。スペーサー付属のロングソケットが見当たらないのでラチェットで対応。
舐めた!(ノ-_-)ノ~┻━ . . . 本文を読む
夕木春央「十戒」読了。ミステリに嵌るきっかけは綾辻行人の「十角館の殺人」だが、それを更に加速してくれたのが本作者の前著である「方舟」だった。大どんでん返しの方舟体験は「未読が人生の損」と断言できる程に強烈だった。
舞台は和歌山県の白浜沖に浮かぶ枝内島。島を所有する大室修造が不慮の事故で亡くなって、遺された島を観光リゾート地にしようと集まった関係者が下見に向かう船上で物語は始まる。
幼い頃に伯父・ . . . 本文を読む
綾辻行人「水車館の殺人」読了。館シリーズの第二弾で「殺戮にいたる病」の前に読んでいた。順番が前後してしまったのは余りに印象に残らなかったから・・と言うしかない。
館の主は事故で顔に深い傷を負ったので本来の顔を模した白いゴムマスクを被っていた。と来れば嫌でも連想するのはアレなのだが、物語はその当人の叙述で進行する。
トリックを予想して読んでいると、終盤それが正解していたことが判明して肩透かし . . . 本文を読む
我孫子武丸「殺戮にいたる病」読了。叙述トリックの傑作と呼び声の高い作品で、その評判に間違いはなかった。終始緊張感が漂っていて、ワクワクしながら二日間で読み終えた。
SNSでの読者の感想は、残虐なシーンに対して拒否反応を示す人が目立つ印象。克明に皮膚を、肉を、骨を断つ描写が何度かある。内臓を引き出す描写なんぞもやたら丁寧に書かれていた。でもそれは、殺人者の異常性にリアリティを持たせるために必要な描 . . . 本文を読む
3月2日(日)岩村醸造の蔵開き最終日、お昼頃に訪れたら街中が凄く賑わっていた。ひなまつりの時期なのでイベントやっているらしい。
桝形のステージでは音楽ライブを開催。城下町にエスニックなサウンドが流れていて時代はボーダーレスなのだと実感。
信号を越えたら大混雑。呑兵衛たちで大にぎわいしていた。
女城主の前は人だかりがとんでもない。今日は曇りで今にも雨が降りそうな空模様なのに、最終日 . . . 本文を読む
3月1日(土)長浜市の豊公園(ほうこうえん)駐車場に10時頃入庫。3時間無料が基本だけれど文芸ホール利用者は無料になるらしい。長浜市街のあちこちに雪山が残っていてここにもがっつり寄せられた雪が山となっていた。長浜は雪国なのね。
長浜城、今日は行かないのだ。
豊国(ほうこく)神社に秀吉さんの像が出来ていた。
鯖そうめんの翼果楼に直行。
すぐに入れて定食の鯖街道(焼鯖寿司付¥2 . . . 本文を読む
歌野晶午「葉桜の季節に君を想うということ」読了。ミステリ小説のランキングで上位に推す声が多いこの作品、どんな大どんでん返しを味合わせてくれる?と期待して読み始めた。
「射精したあとは動きたくない」で始まり、前途多難な不安を抱いておずおずと読み進めた。主人公トラのまるで中二病のような口調に最初は抵抗感があったが、それに慣れると意外と読み易かった。
霊感商法に騙され莫大な借金を背負わさ . . . 本文を読む
2月22日(土)4時出発で戦国武将EXPO(旧SAMURAIフェス)を目指した。早起きのプレッシャーで眠れなかった・・
8時半頃に上野駅に到着。上限¥1,500程度の駐車場を幾つかピックアップしていたけれど既に満車ばかり。狭い路地裏に¥2,000を見つけてようやく入庫。
ミニストップで朝食を購入。本場の味で美味 . . . 本文を読む
米澤穂信「黒牢城」読了。直木賞を今村翔吾の「塞王の楯」と分け合った本作、これも同じく歴史小説だと思って読んだら歴史小説の皮を被ったミステリ小説だった。
荒木村重が籠城する有岡城に使者として赴いた黒田官兵衛は捕らえられ、地下牢に幽閉されてしまう。戻らぬ官兵衛を裏切りと断じた信長は息子・松壽丸の処刑を命じる。しかし竹中半兵衛は生かして秘かに匿い、後に落城した有岡城から救出された官兵衛と涙の再会を果たし . . . 本文を読む
殊能将之「ハサミ男」読了。ミステリ小説ランキングで上位に推す声が多いのも頷ける内容で、期待通りの面白さだった。
終盤は愛すべきメグロ・ストリート・イレギュラーズの面々に感情移入していた。
物語の「その先」を空想させるラストも気が利いている。
残念だったのは読むタイミング。まさか「あの作品」を読んでいたことで作者の仕掛けたミスリードをすぐに見破ってしまうとは、我ながらミステリ脳で読むデメリ . . . 本文を読む
2月15日(土)昨年開催予定が台風で延期になった新桑名市誕生20周年記念シンポジウム「徳川四天王 本多忠勝」を観覧。まずは柿安でお弁当を買ってブランチ。間違いない!
旨いよ忠勝さん。
柿安シティホールに移動。入口には輪っき~さんら甲冑武者がお出迎え。
まだ時間あるので寺町通り商店街へ。
素敵マンホール。
アイス饅頭を頂いた。懐かしい味。
国府宮神社の神男を務めた . . . 本文を読む
綾辻行人「迷路館の殺人」読了。本当は館シリーズの刊行順に「水車館の殺人」から読みたかったけれど、貸し出し中だったので不本意ながら3作目の本書を借りて来た次第。
句読点が自分の感覚と違って読みづらい。慣れるまで少しの助走を経て、そこからはペースよく読み進めていけた。
殺人のトリック自体は予想した通りでやや拍子抜けだったが、今作の狙いはそこじゃない。二つのミスリードこそが作者最大の腐心したポイ . . . 本文を読む
今村翔吾「塞王の楯」読了。これ、ずっと読みたかった一冊。
描かれているであろう内容は、記事や講演でそれなりに知識として得ていた。歴史好きなら当然のことばかり。・伏見城は難攻不落で甲賀衆の裏切りが敗因・京極高次は直前まで西軍と見なされていた・大津城を大砲で狙える高台が近くにあった
関ケ原ファンであり、立花宗茂推しなので大津城の戦いは個人的に注目していたので作者の「お手並み拝見」気分で読み進め . . . 本文を読む