セリカ魂

「初代セリカに乗りたい!」
celica_himeji-ra25@yahoo.co.jp

おと・な・り

2010年02月28日 21時20分00秒 | つぶやき

この一週間で20枚くらいDVD借りちゃって消化するのが大変。
「ノウイング」「ウォッチメン」「グラントリノ」
どれも面白かったけど「おと・な・り」が特に良かった。

岡田准一と麻生久美子が主演。
どちらも好きな役者さんです。
でもこんな映画が公開されたことすら知らなかった。
2K程度の一刻館みたいな安アパートで隣同士に住む二人。
お互いの生活音が筒抜けの状態。
岡田がコーヒー飲むために手挽きミルで豆を挽く音。
麻生が鼻歌を口ずさんだりフランス語会話の練習をする声。
名前も顔も知らないのに、互いの「音」で癒されていた。
ちょっと憧れるシチュエーションで紡がれる物語。
麻生が傷付いたことを「音」で察した岡田が「音」で励ます。
それをきっかけに二人の距離は近付く?
いや近付かない!
でも運命の二人は偶然に偶然を重ね、必然のように出会う。
典型的なハッピーエンドのストーリーです。
あだち充的な期待通りの展開がツボ。
安心して見れて大満足の作品だった。
特に麻生久美子の魅力が満載なのでその点でもお薦めです!

見る人によっては「ご都合主義だ」と批判するかも?
ご都合主義じゃない映画なんてないよ。
小林聡美・もたいまさこ出演の緩い空気の映画がある。
あんな感じの映画が私は大嫌い。
自己満足臭をプンプン感じて気持ち悪くなる。
「これを理解出来ない人は感性が鈍い」
上から目線でそう言われてる気がするし。
平々凡々とした日常を描いた映画なんて見たくもない。



最新の画像もっと見る