今日からレンタル開始ってことで借りて来ました。
娘は劇場で観てるのでDVD見ながらはしゃぎまくり。
ロングラン上映だと呑気にしてたら私は見逃した。
信州上田の旧家が舞台。
大家族の結束力を賑やかで楽し気に描いていました。

細田監督が結婚を機に奥様の実家を訪れる。
「ただの食事会」と言われたのに一族全員が揃って歓待された。
その体験をベースに仮想空間を絡めたストーリー。
「OZ」はネットショッピングやビジネスで暮らしに密着。
公共機関や企業・団体など全てのシステムがOZと繋がれ依存。
違う言語も瞬時に翻訳され世界中の人がコミュニケーション可能。
今でもやろうと思えば可能な感じなのでリアリティを感じる。
便利さや仮想空間の面白さだけが描かれる訳ではない。
システムがOZと結ばれてるが故の危険性がポイントだった。
仮想空間でのアバターによるバトルシーンも迫力あった。
でもOZはストーリーを成立させるためのアイテムに過ぎない。
陣内家の要として慕われる栄ばぁちゃんと個性豊かな大家族。
その様を見てたら羨ましくなって来た。
「親族の絆を見直すきっかけになればいいな」
それが監督の意図したテーマだと感じました。
「時かけ」に続いて貞本義行がキャラデザを担当。
この時点で作品の成功は約束されたも同然だった。
アニメはやはりキャラが良いかどうかで決まる。
これだけの規模の作品なら優秀なアニメーターは集められる。
その中心に貞本キャラが在れば、それだけでアピール度は絶大。
「ポニョ」は手描きの風合いにこだわって子供向けの絵柄に。
一切CGを使わなかったのも失敗だったと思います。
それらは宮崎監督の考えだけど。
「サマーウォーズ」はその対極で積極的にCGを使っていた。
フルCGのアニメと「ポニョ」の中間的なタッチ。
キャラはセル画タッチで背景は手描きタッチ。
そして一部に違和感なくCGを入れる。
こういう作りのアニメは安心して見れます。
出来ればブルーレイで借りたかったけどレンタルはまだ?
DVDでも十分綺麗だけど少し残念。
改めて上田市でロケ地巡りしたいかも。
上田で貰ったロケ地マップ「こいこい」の意味が分かった!
「来い来い」と花札の「コイコイ」を引っ掛けてたか!w