PR-600MIのDHCPv6-PDサーバーが割り当てるPrefixが再起動などで変化する事がある。変化した場合、「ひかり電話 HGW PR-600MI のDHCPv6-PDサーバーが割当てるPrefixを制御する」で修正する事が出来る。変化の自動検出を考えてみる。
(1)検出と判定方法
・PR-600MIの「情報」「DHCPv6サーバ払い出し状況」の「IPv6プレフィックス」と「MACアドレス」を取り出して判定する
・NVR510が委譲されたPrefixを取得して判断する
・OpenWrt及びDebian10上で動作するシェルスクリプトで実現する
(2)スクリプト
(a)PR-600MIからPrefix情報を取得
(1)検出と判定方法
・PR-600MIの「情報」「DHCPv6サーバ払い出し状況」の「IPv6プレフィックス」と「MACアドレス」を取り出して判定する
・NVR510が委譲されたPrefixを取得して判断する
・OpenWrt及びDebian10上で動作するシェルスクリプトで実現する
(2)スクリプト
(a)PR-600MIからPrefix情報を取得
GetPDInfo.sh( -rwxr-x--- someone root )
#!/bin/bash
nvr510="ac:44:f2:AA:BB:CC"
prefixes=`wget -q -O - http://pr600mi.familyname/ntt/information/dhcpV6Server | sed -e 's/\(<\/tr>\)/\1\n/g' | sed -n 's/^.*\([0-9a-zA-Z:\/]*\)<\/td> \([0-9a-zA-Z:]*\)<\/td>.*$/\1,\2/p'`
for i in $prefixes;
do
if [ "${i%%,[0-9a-zA-Z:]*}" = "2409:10:XXXX:YY10:0:0:0:0/60" ]; then
if [ "${i##[0-9a-zA-Z:/]*,}" = "$nvr510" ]; then
echo "Good..bb10..NVR510..${i%%,[0-9a-zA-Z:]*}"
else
echo "NoGood..RebindAll.."
fi
fi
done~/.wgetrc( -rw-r----- someone root )
http_user=user
http_password=JYUMONdeHIRAKU
(b)NVR510からPrefixを取得
ckNvr510prefix.sh( -rwxr-x--- someone root )
#!/bin/bash
pf=`wget -q -O - --post-data="show status ipv6 dhcp" http://nvr510-lan2.familyname/custom/api?password=JYUGEM | grep prefix | sed 's/ *prefix: //' | td -d "\r\n"`
while [ "$pf" = "" ]
do
sleep 1
pf=`wget -q -O - --post-data="show status ipv6 dhcp" http://nvr510-lan2.familyname/custom/api?password=JYUGEM | grep prefix | sed 's/ *prefix: //' | td -d "\r\n"`
echo -n "."
done
if [ "$pf" = "2409:10:XXXX:YY10::/60" ]; then
echo "Good..$pf"
else
echo "NoGood..$pf"
fi
(3)スクリプト実行結果
NVR510のPrefix検出が良さそうだが、「2409:10:XXXX:YY10::/60」以外のPrefixに移行してしまうと他の機器からNVR510へ到達出来なくなる可能性が高い。PR600MIのLAN側に直接接続された機器からNVR510に委譲されているPrefixを取得確認し、「2409:10:XXXX:YY10::/60」以外であれば、再取得させるのが良さそうである。再取得は、「ひかり電話 HGW PR-600MI のDHCPv6-PDサーバーが割当てるPrefixを制御する」で行う。
(4)確認頻度の検討
PR-600MIのPrefix変更(NTT側から)が行われるとreconfigureメッセージが発行される。
PR-600MIが再起動した時にもreconfigureメッセージが発行される。
現在4つのPrefix委譲を受けているので、再起動時に全てのDHCPv6接続機器にreconfigureメッセージが発行されるはずだが、最後に委譲されたDHCPv6接続機器だけにreconfigureメッセージが発行される場合がある。
ただ、数回のテストで不確かであるが最後に委譲されたDHCPv6接続機器が最初にreconfigureメッセージを受けるようである。
全ての接続機器にreconfigureメッセージが確実に送られるのであれば、reconfigureメッセージを監視してprefixの確認を行うのが良さそうである。
nvr510が委譲を受けるprefix「2409:10:XXXX:YY10::/60」がホームネットワークの主で、その他はテストネットワークとなっている。nvr510が委譲されたDHCPv6接続機器となるよう定期的に制御すれば、再起動時に最低限の接続環境が確保されそうである。
さらに確認検討する事にする。
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