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トラックボールDEFT pro(M-DPT1MR)の左ボタン スイッチを交換してチャタリングを修復

2024-01-01 11:00:00 | PC
Elecomトラックボール(DEFT pro)M-DPT1MRの左ボタンがチャタリングでうっとおしい。
Googleで検索してみると「DEFT PRO の 右クリックがチャタリングし始めたのでマイクロスイッチを交換した」と右ボタンのスイッチ交換記事を見つけた。
左右の違いがあるが交換してみる事にした。
記事にあるようにオムロンのD2F-01Fハンダ吸い取り線をアマゾンで注文した。
M-DFT1MRの分解は、同じく「DEFT PRO の支持球を交換して滑りヌルヌルにした」が詳しい。

(1)M-DPT1MRの分解
電池カバーと電池、トラックボールを外し、T6トルクスドライバーで7本のビスを外す


本体上部を外す


左ボタンのある基板

赤丸のネジを外す(非序に軽く、アルミ製かもしれない。一つ飛ばしてまだ見つかっていない。。。)。
黄丸は、基板を引っ掛けて止めているツメ

追記:2024/1/12
飛ばしたビスが見つかった。机脇の書類ボックスの中から書類に挟まれていたようだ。書類を取り出し、めくっていたら、「コロコロ」と言う音が。


基板の部品面と交換するスイッチ

赤丸が交換するオムロンのD2FC-F-7N(10M) CHINA
左ボタン部のスクロール・ホィールは、基板上の光センサーで回転が検出される。ホィールの透明の枠に3本の角がある。各角は、基板上のスイッチを押す構造。耳のような角は、ホィールを倒した時にスイッチを押す。ホィールを押した時は、写真上右に見える角がスイッチを押す。
左ボタン部に基板を取り付けた時、強く閉めるとスイッチが押せなくなる。組み上げる前にスイッチが問題なく押せるか確認してから組み上げる必要がある。また、フレキシブルケーブルのコネクタ固定部が左ボタン部本体と競合するので、ケーブルを取り付けてから基板と左ボタン部を固定するのが良い。

(2)オムロンD2F-01Fスイッチの交換
取り外した基板からスイッチを取り外す

ハンダ吸い取り線を使い、ハンダを取り除く。完全には取りきれないので、スイッチの3本の足を温めハンダを溶かしつつスイッチを引き抜く。強く引きすぎると基板上のパターンを剥がしてしまう。慎重にスイッチを引き抜く必要がある。
取り除いた後は、再度ハンダ吸い取り線で残ったハンダを吸い取る。
スイッチを引き抜く時にスルーホールを壊してしまった。信号線が基板部品面にパターンがあるため、新しいスイッチを取り付けても左ボタンが動作しない。
新しいスイッチをハンダ付する時に、スイッチを基板から浮かせた状態で真ん中の足を基板部品面でハンダ付する。その後、基板裏のパターンとスイッチの足を加熱し、スイッチを押し込む。一度この状態で、基板裏の「LB」とシルク印刷された近くのスルーホール部と足の導通を確認し、導通があれば、基板裏側の足をハンダ付する(最悪、この足と「LB」表記のスルーホール間をジャンパ線で接続する)。


D2F-01Fに交換された基板

「OMRON JAPAN」の文字が光っている。

新旧スイッチ



 


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