ホムセン奮闘記 ~事件は店舗で起きている!~

勤務するホムセンにて起きる日々の事を、読者皆々様にも知っていただきたいのです。ホムセン勤務員の苦労や楽しさや人間模様を!

インカムの話

2021-06-07 17:23:37 | 従業員の話
ホムセン従業員は、インカム(インターコミュニケーション)機を使用しております。お客様に聞こえない情報が、耳から入ってくるのですが・・・
「〇〇担当の方~、お客様が売り場でお待ちですので対応をお願いします」
「〇〇担当の方~、値札が付いていない商品がありますので、レジの方へ」
「〇〇担当の方~、お客様が詳しい話を聞きたいとの事です。売り場の方へ」
読者の皆様も、このあたりまでは仕事なのだから当たり前だと思うでしょうが
「〇〇担当です。対応に向かいます」と返事をした後に、別の従業員から「〇〇担当の方~、お客様がお待ちですので対応をお願いいたします」とインカムが入ると“今、先の要件を対応するって言ったのが聞こえなかったの(怒)”と、ムッとする事も多々あります。
文明の利器とは言え、デメリットもあり、誰かしらが喋っている間は、別の人が使えないって言う難点もあります。
「〇〇担当の方~お客様から質問があるそうで」
「☐☐担当の方~お客様が売り場でお待ちになっております」
「△△担当の方~展示されている商品が3つ欲しいとのお客様が~」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「☐☐、売り場に向かいます」「△△、在庫を調べますの・・・」「〇〇、どちらに伺えば・・・」「在庫を調べる商品は何で・・・」「売り場にお客様がいない・・・」ガー、ピー、ガー、ピーとインカムの取り合いとなる事もしばしば!

挙句には「〇〇担当の方~、お客様が商品に詳しい方を呼んでほしいと言っております。商品は塗料の☐☐でして、これはアクリル板に塗っても大丈夫なのか?金属にも使いたいそうですが、金属なら何でも大丈夫なのか?雨が当たる所でも塗料は大丈夫なのか?かくかくしかじか・・・」
“いい加減にインカムから指を話して、相手に話させろや(怒)”って言う、しょうもない従業員もいます。。。

あと、聞いていて無駄なインカム使いが「お客様が商品購入するにあたって、カートがございません。どちらかの部署でカートは余っておりませんか」とインカムしてくる従業員・・・カートが無くなる前に、自分で探して用意しておこうとか思わないのかしら(私は自分の部署に用意している)?他の従業員だって忙しいかも知れないのだから、他人任せのインカムは止めて欲しいものです。
それに忙しくなるとインカム対応もしなくなる従業員・・・「〇〇さん、インカム聞いたら返事して(怒)」とか、「〇〇担当の方~先ほどからお客様がお待ちです。だいぶ時間が経っていますが(インカム越しにお客様の声で“わかる奴とかいないのかよ!何分待たせるんだよ!(怒)”とか)・・・」

更なる強者と言えば「私、商品の知識が無いので~わかる方~」とか、「お客様から相談があるので対応をお願いします」とか・・・商品の知識が無いなら勉強しようよ!昨日今日入った新人じゃあるまいし、1年以上勤務しているだろ!相談があるので対応って、相談内容を聞くことも出来ないのか?とイラつくこともシバシバ!接客している時は、顔に出ないように気を付けております。
同じ従業員の話ですが「〇〇対応いたします」と返事をして、そのお客様と話している通路の奥から『居ました!居ました!担当の者が!』と、お客様への返事が聞こえて、手を振って私を呼んでいる従業員・・・ ねぇ?今喋った私のインカム聞いてなかったの?別の客を連れてきたので『見てわからないの?接客中!(怒)』と、さすがにプチ切れましたよ。。。
ホムセン業界の人手不足もわかりますが、一般常識は最低限知っている人材を入社させようよと毎回思います。

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