葵の本性

「ムスク」のシーンまで辿り着きました。後1Pです。翔は言われても意味が分からない。けれど、この「ムスク」には意味があると感じて後の20年以上、度々、葵に尋ねます。この絵の出来事の後、翔はデパートに行って「ムスク」って何ですか？と店員に訊きます。香水だと分かるとテイスティングまでさせてもらいます。その香りの記憶は、翔に残り続ける。脱稿したら、続編「命の花」。このテイスティングのシーンもあります。

10年後の３人の心模様を描くのが楽しみになってきました。アカリもカケルもアオイも皆んな幸せではありません。

大きな間違いに気がついた葵は、戦おうと決意します。

結構、この表情が出るようになります。

コレが彼の本性。

高校生の時は、自信がなくて良い人でいる事で自分を守ってきましたが、大人になり精神科医という職業について自分自身を冷静に見つめることも少しずつできるようになります。精神科のドクターは掴み所のない人も多いです。葵先生もそんな医者です。