どシリアスなマヌケの日常

毎日毎日、ストーリー漫画を描き、残りは妄想.,いや構想の日々の日記。

「失楽園」不倫小説の迷作

2023-05-30 14:01:00 | 日記
渡辺淳一作の余りにも有名な小説。初版時に読みました。相当昔であらすじしか覚えていないんですが、印象的だったのは、高い美味しいもの食べて、綺麗な観光地を旅行して、20歳以上年下の美女と婚外セックスをする=男の妄想だということ。

後一つ、印象的なエピソードがあって、自分の方が夫への愛がなくなり家を出たヒロインが、自宅に帰ってみると自分のものではない歯ブラシが洗面所にあったのにショックを受けるシーン。
女のバカさと身勝手さをよく表現してあると思った。

実際に女というものは「己は求められる存在」だと勘違いしている人も多数いる。現実に知人は「自分が捨てたはずの夫が僅か2年で再婚したことが面白くなかった様子だった。

生々しい人間の生活を伴わない人間の3大欲求を満たすだけの関係は、当事者達がどんなに「愛」を叫んでも「偽物認定」しかできないと思う。私の知人は、いわゆる「略奪婚」をしたが、同居したら話す話題がなくなった。セックスもレスになったとボヤいていた。男の方もよく知ってる奴なので、また次の「真実の愛」にはまっているのかもしれない。要は、金持ち男なんだよ。

「お金がありすぎるから離婚に時間がかかるんだよ。全部、奥さんに渡したら?」と私は知人に言ったことがある。すると知人は「お金がない男は困る」と宣った。
先ほど「略奪婚」と書いたが、籍は入れていない。それだけはできないと男の方は言う。
彼女は、今住んでいる東京のタワマンだけは絶対にもらいたいと言っている。公正証書、もしくは遺言状を作成したらしいが、今の民法では殆どが効力をなさないと聞いている。「戸籍上だけの夫婦」は、みんなが考えるより重いのだ。そして、子供がいる。男の子供は母親を苦しめた女に一銭も遺産が渡るのを面白く思うわけがないだろう。

本当にネタのような法廷闘争だった。

「失楽園」で主役の男女が「死」でラストを迎えるのは、「愛がマックスなうちに閉じ込めてしまいたい」と言うことなんだろうなと思う。それは分かる。
でも、それは「究極の愛」なのか。「究極の子供のわがまま」ではないか。

最初に読了した時、「死んでからも元配偶者や家族に大きな恥を晒しやがって」と言う感想を持った。

この「失楽園」は日経新聞に連載され、おじさん達から大人気だった小説である。ほとんどの読者は「普通の良い夫、父」であったろう。浮気しても深入りはしないで横領もしないで最後はうまく別れただろうと思う。

私は、渡辺淳一のファンだった。それも医療を題材にした初期の頃の小説のみ。
「恋愛小説家」としては、ファンではない。男の妄想を垂れ流しやがってとしか思わない。




不倫の必要経費

2023-05-29 19:26:00 | 日記
一緒にマダムな休日を過ごした妹はバツイチ。

離婚原因はよくある話。
夫の不貞。それも、浮気の費用、愛人への高級レストラン代、旅行、ブランド物のプレゼントで会社のお金を横領したのだ。

約400万。
大企業の隠蔽体質で告訴はされなかった。懲戒解雇にもならなかった。

退職金なしの諭旨解雇。横領した金の返還。

私はね。別に不倫を否定はしていない。配偶者以外の相手を本気で愛してしまうことはあると思う。でもね、その愛に金で気をひく様な行為が伴うから嫌悪するのよ。

愛人にもらった30万のルイヴィトンのバッグを「ダーリンのプレゼント」とインスタに上げられる神経がキモチワルイ。

「真実の愛」と言う言葉が好きで垂れ流してるけど「お金がない男は甲斐性無し」という。これも実在の人物。

女も自分で自分を食べさせて、自由に生きたいと思わないのかね。
男も金で女を釣るのではなくて、本当の愛情の表現は何がと考えた方がいい。

これは、私の人生と物語のテーマである。




マダムな休日〜レストラン〜

2023-05-28 08:45:00 | 日記
妹の誕生祝いに二人で一泊二日の「マダムな休日」を過ごしました。
宿は超豪華に。交通費はケチって県内。それも我が家の沿線。
泊まった宿は13歳以下の宿泊は許可していません。でね、チェックインルームで30代のカップルが、やたらと多かった。付け加えて「見るから不倫」なんだな。。。家族とは贅沢しないで愛人に貢ぐのが男というものかと、ある意味感心してしまった。やれやれ。
ディナー中に満席のレストランで全員のスマホが「地震です!地震です!」と鳴ったのは迫力があった。
では、写真を並べます。



前菜3種

バーニャカウダ

なにコレ?

お刺身でした。

鮑の蒸し物。

ステーキ。ここで「地震です‼️」

魚と大根の混ぜご飯。

少しだけいただきました。

デザートは小さな抹茶ケーキとフルーツ。

で、このホテルは大浴場隣の休憩所でハーゲンダッツが食べ放題。妹は幾つ食べたんだっけ?

翌朝の朝食は。。。
レストランからの朝の眺め。

先ずはサラダ。

エッグベネディクトが今まで食べた中で最高でした。

食後のコーヒーはサイフォン式。

おしまいのコーヒー。

本当に雰囲気でわかりますね。夫婦と不倫カップルの違いって。本当に船より高額(一泊あたり)な旅行だったので、家族をもっと大事にしろよと、つい男を睨んでしまいました。4割が不倫と思われます。
今年の年末年始はホテルのプランを考えているので、また行くかも。

今日は、銀行仕事と出来たら本原稿の枠線引きをします。
Have a nice day!






マダムな休日

2023-05-27 17:33:00 | 日記
高級温泉旅館なるものに行ってきました。
全室露天風呂付き。
写真並べます。

部屋。オーシャンビュー。

テラスには浴槽。陶器で2人がゆったりのおおきさ。

アメニティは木箱入り。

チェックインルーム。ワインとおつまみ、ソフトドリンクとクッキーとカヌレ。ご自由に。

ご飯は明日。
疲れた。露天風呂、最高‼️





「定めのひとり」ネーム完成!

2023-05-25 08:02:00 | 日記
昨夜11時半、完全にネームが終わりました。16p。16pの作品は処女作以来だ。

「Crystal Ball」の主人公、あかりの象徴は「葵の花」
亜遊の象徴は「椿の花」

今日は一日、椿の花のデッサンです。本来なら今日から本原稿に入るのですが、明日から旅行なので今日は、練習日に当てます。旅行とは言っても1泊二日。日曜から作業開始です。

タイトルページは、こんな感じ。これは1回目のネームです。


背景はうねった長い道のりを歩く幼い亜遊。最終ネームには背景も入っています。これは、タイトルページであり、この続きのシーンが第二エピソードになります。第一エピソードはblogで描いた「亜遊の手紙26」。その続きなので端折ってあります。

亜遊とワタリのカップルは、真面目で一筋な働き者。優等生でおぼちゃまとお嬢様。2人とも元王族の皇子と皇女。でも、なんか、この2人のキャラは側から見ると「バカップル」

作者の私が言うのもなんですが、面白いキャラクターです。

私は、本当はこういう大真面目なバカのキャラが好きなんですよ。深刻な話でもバカなキャラが話を引っ張ってくれるとマイルドになるでしょ。

この「Crystal  Ball」のシリーズは、「高天原」「赤国(赤界)」「黄泉国(地獄)」「下界(人間界)」で構成されていて、亜遊とワタリは7歳で出会い、運命により違う国で2人とも「宮仕」という公務員として脇目も振らず働きます。気の遠くなるような時間を離れて過ごします。

そもそも「永遠の愛」とか脳みそ湧いている言葉を吐く「嘘つきの人間」に対する壮大なイヤミが物語のアイディアになっています。
前にも拘っていたけど、私「愛してる」って言葉を垂れ流す人間が大嫌いなんです。

いろいろな経緯があって、そうなっちゃったんですけどね。