昨日は、何も出来なかった。一昨日、ラクガキしたものの一部。
少し先のストーリーのワンシーン。ネームでも無いわ。
一昨日は、脈絡なくストーリーの一部のシーンをこうやって描いていた。セリフも入れたりして。
陽は、葵から「花の指輪」を貰います。結婚指輪として。でも、右手の薬指の指輪。
プラチナ台の花のデザインで大きめのルビーが入っています。
陽と葵は、プレゼントやイベント、お外デート、外食さえない付き合いをしています。最初で最後のプレゼントが、この指輪。
陽が「物をやりとりする事は愛情の証では無い」という信念を持っているのと、葵は、女の子にプレゼントするという頭がないからです。
流石に結婚指輪を渡そうと思ったのは、一緒に暮らせず、籍も入れられない結婚をする事になるからです。
その指輪も陽は高天原に帰ってから、直ぐに外して女官長に「私の目に入らないところに保管しておけ」と外してしまいます。
彼女は、人間の心を信じていないのです。
不実なものなど私には必要ない。そう、言いながら、直ぐに溜まった仕事に手をつけ始めます。
葵が陽を愛しながら他の女と付き合っていた事実は、本来の自分を全て取り戻した陽にとって理解できない事であり、彼を信じるに値しない人間かもしれないと疑惑を抱くのには充分な事実でした。
不実なものなど私には必要ない。
そう言う彼女に取って、1番大事なものは、自らの誇りです。
今日こそ、原稿に戻れるか?