どシリアスなマヌケの日常

毎日毎日、ストーリー漫画を描き、残りは妄想.,いや構想の日々の日記。

撃沈。。。

2022-11-30 08:27:00 | 日記
昨日は、何も出来なかった。一昨日、ラクガキしたものの一部。

少し先のストーリーのワンシーン。ネームでも無いわ。
一昨日は、脈絡なくストーリーの一部のシーンをこうやって描いていた。セリフも入れたりして。

陽は、葵から「花の指輪」を貰います。結婚指輪として。でも、右手の薬指の指輪。
プラチナ台の花のデザインで大きめのルビーが入っています。
陽と葵は、プレゼントやイベント、お外デート、外食さえない付き合いをしています。最初で最後のプレゼントが、この指輪。

陽が「物をやりとりする事は愛情の証では無い」という信念を持っているのと、葵は、女の子にプレゼントするという頭がないからです。

流石に結婚指輪を渡そうと思ったのは、一緒に暮らせず、籍も入れられない結婚をする事になるからです。

その指輪も陽は高天原に帰ってから、直ぐに外して女官長に「私の目に入らないところに保管しておけ」と外してしまいます。

彼女は、人間の心を信じていないのです。

不実なものなど私には必要ない。そう、言いながら、直ぐに溜まった仕事に手をつけ始めます。

葵が陽を愛しながら他の女と付き合っていた事実は、本来の自分を全て取り戻した陽にとって理解できない事であり、彼を信じるに値しない人間かもしれないと疑惑を抱くのには充分な事実でした。

不実なものなど私には必要ない。
そう言う彼女に取って、1番大事なものは、自らの誇りです。

今日こそ、原稿に戻れるか?


ラクガキ

2022-11-29 06:47:00 | 日記
昨日は、午後から寝るまで吐き気と胸焼けで体調最悪。
それでも手はシャーペンで落書きをしていた。

陽の次男、田中海斗。


長男、田中光。なぜか2人とも赤ちゃん。実際は、2つ違い。

ずーっと同じストーリーを描いているので、キャラクターのルックスは頭に入っている。

陽は5歳から、翔は8歳から、葵は10歳から。

陽の母親、穂月。父親のポール テイラー。翔の母親、かやの。叔父で養父の晃。晃の娘たち、たまとみきの双子。
みんな年を取っていく。
光と海斗はお腹の中から始まる。

表情に乏しく、結婚してからは口数も少なくなってしまう陽も子供の事は別。子供が大好きなのである。子供達とは、ニコニコして話している。

今日は、原稿が描けるといいんだけど。身体が悪いのか、メンタルから来てるのか分からないので、いつも困る。
ほぼ95%はメンタルなのだが。


陽(あかり)20才

2022-11-28 08:39:00 | 日記


長男を出産した頃、顔貌と体型の変化が終わります。
全くの別人。こうなって、諦めと絶望の中から彼女は、絶対に泣かないと心の中で決めます。

涙は流れても、泣き声は立てず無表情に徹します。
これから数年後、もう一つの変化に周りの者も本人も気づきます。
老化が止まっている。。。夫の愛情は冷めてしまい。バケモノだと意味嫌います。

夫の母、陽の母が40代で立て続けに亡くなって、叔父の晃(今は養父)から、田中家の宿命について従兄弟同士の夫婦は話されます。

それを知った時、陽は忘れられない人に会いに行こうと決心するのです。
見るだけでいい。相手は私が分からないと思いながら。
別れて7年。25才の陽は、あの人も結婚してるかもと思いながら。


人と出会う時、最初に目に入るのは「顔」です。顔で好きになる事は多いと思います。
男ならイケメン。女なら綺麗とか可愛いとか。。。それで、人生に不幸を呼び込む事も少なくありません。

自分を裏切り、外見も別人になってしまった陽を見て葵が思うこと。

自分は葵を裏切り翔と結婚して子供まで産んだ陽が、葵の彼女について聞いた時のショックと絶望。

2人には、それぞれの言い分があり、誤解があり、過ちがあります。
泣かないと決めた陽の決意は一瞬で崩れ去ります。

葵は、子供だった21才の自分に呆れ果てます。陽が自分を裏切ったのではなくて、自分が陽を捨てた事に気が付きます。

金髪で青い目の高校生の女の子の記憶が、今の容姿に置き換わっていきます。最初から、この癖毛の日本人の子と付き合ってたと葵はそんな気がするのです。

「好きだったのは外見じゃないって事なのかな?」と葵はつぶやきます。

元々、陽のキャラ立ての時から、途中で外見が別人になるという筋立てがありました。人は人の何を愛するのかという問いが、その中にあります。



陽(あかり)19才

2022-11-27 09:53:00 | 日記


毎年恒例、年末年始の巫女バイトから帰った翌日、ストレートの金髪が癖毛の黒髪に、青い目が黒く、一瞬で変わります。

ひと月後には、妊娠が判明。
高校の卒業式の1週間後には籍を入れて結婚します。
顔は徐々に変わり、声以外別人になってしまいます。

妊娠5ヶ月の頃、彼女は夫と共に京都にいます。表情に乏しく暗い感じの女になります。
秋に生まれてくる赤ちゃんは、男の子。まだ見ぬ息子に会えるのを楽しみにしています。

外見が、人種ごと全部変わってしまったら、同じ自分だと受け入れてくれる人はいるのだろうか。同じなのは心だけ。

夫は、優しく接していますが、京都から帰る4年後には「自分が一緒になりたかった女とは違う女」と苛立ちを抑えきれなくなっていきます。

「金髪の陽は、お前が殺して庭にでも埋めてあるんだろう❗️」と激昂して、些細なことで暴力を振るうようになります。

小さな3才の息子は、そんな父親を小さな拳で「やめて、やめて」と叩きます。その頃には、次男の海斗も生まれていて1才。異様な雰囲気に泣き叫び、長男はトイレに閉じ込められ、父親は気が済むまで荒れ狂います。

陽は、無表情にされるがまま。慣れてしまったのと、気が済めば外に行ってくれるのが分かっていたから。

18才からの7年間。
子供達だけが生き甲斐で、諦める事しか出来ない日々を送ります。

小さな子供たち。無力な存在だけれど、親に大きな贈り物を与えてくれる。

この話は、子供の存在は大きいです。
子供が生まれると、女は強くなりますからね。


陽(あかり)18才

2022-11-26 07:05:00 | 日記


陽は5月生まれ。葵と出会ったのは15才の5月。ちょうど、付き合って丸3年。

医学生の葵は、留年スレスレの成績で東京から帰ってこなくなってしまった。
月に一度逢えるか逢えないか。
スマホ禁止も続いています。
葵は自分の低堕落で、まだ陽の母親に挨拶に行けません。

この年、翔は女の子とのトラブルで学内で警察沙汰を起こし、停学から行方不明になっています。

本当の陽の気持ちは寂しくてたまらない。でも、逢える日には空を飛ぶような気持ちで、葵の家に走っていきます。

この3ヶ月後、事件が起こります。

思い描いていた夢は粉々に壊れてしまいます。人生は思ったようにはならないけれど、幸せは思ったようになる事なのでしょうか。

このところ、結婚について弟妹と話すことがあって、色々考えてます。弟はオタクで未婚。収入も高くないのに、ほぼ貯金0でオタグッズを買い漁っていたコドオジ。結婚したくてもできなかった代替え行為だったそうです。

妹は、未婚の頃、男性のルックスへのこだわりが強くて。結婚は遅く、高身長のイケメンと一緒になりましたが、案の定女癖が悪く、浮気費用捻出のために会社の製品を横流しして実質の懲戒解雇で離婚。

弟が結婚できなかったのは、アニメの頭のてっぺんから声を出す様な女の子が好みで、顔が可愛い女の子ばかり求めていたせいだと思われます。

昨日、妹に「お姉ちゃんは、いい条件の相手と結婚できたから。」と言われて、ハテナ。
私は、10代で30代の男性と知り合い、20才で結婚しました。結婚のなんたるかも分からず、条件もなく、当時は、ただ夫が好きだったから結婚しました。

陽と葵は漫画ですから、主人公は可愛く、葵の職業の設定も、この先、精神病がストーリーの大きな焦点になるので、そうなっているだけ。

教会の結婚の誓いの言葉。
「病める時も健やかなる時も」は、幸も不幸もと言う意味だと思うんですが、少なくとも結婚相手にスペックという要求を出すところで、結婚の準備は出来ていないと私は思うのですが。

逢えるだけで至高の幸福感に満たされて走って行く陽。寂しくて我慢していていても、微塵もそれを葵には見せません。彼の夢が叶ってくれる事を1番祈っているから。