白内障の手術を受けています。
先週の火曜日1回目の右目、今日は2回目の左目です。
白内障は高齢になると多くの人が罹る目の病気です。手術での完治が確立しています。
私は、かなり若いのに、この手術を受けることになりました。今日のオペでも最年少患者です。
右目の視力も回復していないままの左目の手術。今、字を打つのにも難儀しています。
それに私には精神障害があります。先週の1回目にはパニックを起こし手術が終わる頃には、まともに歩けず吐きそうになってしまいました。大きな痛みもありました。執刀医も怒ってました。
その後、その執刀医と話して、精神障害2級であることと病名を伝えました。
そうしたら、先生から「貴方のような病気の方は、鎮静効果のある点滴を行いながら手術を受けるのが普通です。」と言われました。もちろん、左目は点滴を受けながらになりました。
今日の手術は点滴をしながら受けました。精神が平坦で痛みもほとんどありませんでした。執刀医の「殆ど動かない。」という言葉が聞こえました。
先週は執刀医の「動くな!動くから痛い!」という声が何回もして、私は「無理です。」と言葉を返し「話すな!」と、こんなやり取りだったんです。実は、手術の前後の記憶が曖昧で心は乖離を起こしていました。
自分より年配の方たちが平気で耐える手術に、そもそも私の病気は耐えられなかったのでした。
どこまで行っても「精神障害」がついてまわる。今回の眼科の手術については精神科の主治医に詳細に話すつもりです。
今、書いている「Crystal Ball3〜捕縛隊の派遣〜」では、普通の人が精神障害者になり、精神障害者になってからの視点での「世界」を書いています。ほぼ、私の実人生です。私は「綾瀬M」というキャラクターになっています。
綾瀬の結末は死で終わりますが、私は生きています。私が見ている世界、日本という国、差別はとんでもない方向からやってくる現実。障害を障がいと言い換える、不適切な言葉として削除された言葉がたくさんあります。創作の中で「放送禁止用語」は激しくチェックされています。現実は何も昔と変わらない扱いなのに。その2つには絶望的な乖離があります。
無いことにしている差別、区別と社会の無理解、周りの無理解に精神障害者は苦しんでいる現実。ある意味、昔より酷い環境になっています。
障害者に優しく配慮している国が日本です。障害者と認められるのは身体障害者だけです。
障害年金を受給しているだけで、詐病の詐欺師扱いされるのです。この精神の病気は。
障害者は分かりやすく不幸でなくてはならないみたいです。
障害者手帳でしか障害を証明する術がない。以前書いたように刑事犯罪人になるかもしれない恐怖もあります。
裏表があるのは、どの国でも同じ。わかっています。
それでも、日本人の心性は「妬み」「蔑み」「順位づけ」が大好きだと思います。そして自分が上にいなければならない!
ランキングを付けなければいけませんか?バズりたいですか?お金持ちをそれだけでリスペクトしますか?
私が子供の頃の日本人は、貧しくとももう少し理念があったと思います。
「お天道様が見ている」です。
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