![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/ee/c5889ee78e7d14077f484cae7290d4b4.jpg?1675730150)
葵が陽(あかり)に自分が婚外子であることを告白しているシーン。原稿のペン入れは終わっています。
最近、絵が描ける環境にないので、スマホで細かいところの話を書いています。葵の兄達の細かい設定が出来ました。父、
早川哲也は家庭を顧みず、子供にも興味がありません。長男一也。次男は次也。三男は三也。名付けも適当。それが、末の三也が12歳の時から別人のようになります。家で家族と夕食を共にし、三也と遊んだりするようになります。55歳の哲也は、これからは穏やかに暮らしたいと思うようになりました。その半年後、東エリという病院の事務員の19歳の女の子と出会って「多分、生まれて初めての本物の恋」をします。
今までの行いの罪悪感が強い哲也は「離婚はできないが、エリが欲しい。」とエリに言います。エリは「それだけでいいの」と答えます。葵が生まれて10ヶ月後、戸籍謄本から哲也が葵を認知していることを知った妻、百合は葵の家に殴り込みにいきます。長男、一也は一緒に行きます。
元々、この一也というキャラは、葵を弟だと最初から気にかけている人という設定でした。彼は、留学を3年ほどして「正義の多様性」を知っている人だからです。
経済的には苦労を知らず「医者」になることだけを求められた3人の兄達は幼稚園から受験、エスカレーターで大学まで行ける有名私大に行かされ、成績上位でい続けることを強要され、友達さえも母親が選んだ子としか付き合えませんでした。
留学当初から、一也は「僕たち兄弟は虐待に近いことを母から受けていたのではないか」と思い始めます。
「母の圧」は強かった。口で言わなくても「医者になるのよ」とエスカレーターに乗せられたと。
母にビンタされた4歳の葵を庇って覆いかぶさるエリ。母はそのエリの身体中を蹴り、髪を引っ張って箪笥の角に顔を打ち付ける。一也はまだ24歳の若い母親の愛情の深さを見ます。私が葵だったら母はどうするだろうかと思いながら。
画像の大学受験の頃は兄達と疎遠になっています。父もまた葵の家にはほとんど来ない時期です。
正妻の百合にはいじめ倒される葵ですが、百合もまた自分が見つけてきた一也の見合い相手、真砂子の知略には敵わず、病院の実権は、一也夫婦に移り百合は老人ホームに行かされます。仕向けられたとも気が付かずに。
突然ですが、午後から東京へ行きます。
病人の都合です。今度はビジホでございます。
明日は、現在「介護人」の私の久々の休日です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます