私の夢の終わりは、だいぶ前だ。
それまでは、かなりのイケイケで仕事も出来る女だった。大きな組織のNo.2として君臨していた。その前は漫画を描いていて、それなりに評価もされていて「努力すれば何でも叶う」と思い上がっていた。
そこに想定外の病気が降ってきた。
寝たり起きたりしか出来なくなり、一時は食べることも難しかった。
長い病気。一生完治しない。元の私には二度と戻れない。それが分かった時から、多分全部諦めたんだと思う。
今は、やっと漫画を描くことだけ取り戻したところ。薬の副作用で手が震える。漫画を描くのも諦めていた。
震える手でイラストを描き、漫画を描こうと思った。今は、薬で手の震えを抑えている。それでも、以前のような細かい描写を描くのは困難。
私の病気は治らない。今はだいぶ良くなったけれど、明日どうなるのかは分からない。
だから、今日できることを出来ることだけする。したい事だけする。
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