ざっきばやしはなあるき  

雑記林花或木 Since 2005-01-01 
美術とか映画とかなんとなくぶろぐ 

レンピッカ展

2010-03-06 23:06:40 | 美術[ら]
「美しき挑発 レンピッカ展 本能に生きた伝説の画家」@Bunkamura ザ・ミュージアム

 アール・デコの画家タマラ・ド・レンピッカのことは、

『★まったく知らなかった★』

 昔、パルコのポスターになっていたと言われたが、パルコは山口はるみぐらいしか覚えてない。

んで、レンピッカ自身が美人で、モデルをやったり、白洲次郎みたいに珍しいスポーツカーを乗り回したりする、一歩先行く飛んでる女って感じだったようだ。

 画風は、リアルな中にデザイン的な要素が入っていて、髪の毛が、カツオ削りかんな屑みたいだったり、背景が虚ろなビル街だったり、そして妖艶な瞳で遠くを見ている。売れてる時代は大人気だったようだ。離婚間近の時に描いた夫の肖像画は、指輪をした左手が未完成のままだったりして、その時の心情が伝わってくる。

 シュールレアリズムにも興味を示したというその画風は、好きになりそう。



コメント    この記事についてブログを書く
« パチョコンでラヂオが聴ける | トップ | フランク・ブラングィン展 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

美術[ら]」カテゴリの最新記事