ざっきばやしはなあるき  

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美術とか映画とかなんとなくぶろぐ 

ルーヴル美術館展

2006-08-15 00:13:31 | 美術[ら]
http://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/2006/louvre/louvre_ja.htm

 東京藝大美術館の「ルーヴル美術館展」に土曜日の朝に行ってきた。並びもせずにゆったり見たかったら早起きしよう。展示品は全て立体作品。ミロのヴィーナスの立体解析3Dムービーもやってた。気に入ったのは「アリストテレスの肖像」。隣には「ソクラテス」と「鼻もげらなプラトン」もあった。「ソクラテス」もよかったが、「アリストテレス」の皺とテカリとニヤケた表情がよかった。鼻もげらな作品がいろいろあった。発掘したりすればもげててもしかたないが、やっぱり残念である。「腕」がない、「頭」がない、よりも、「頭」があるのに「鼻」がない、というのが、より残念感が高い。潔くないからだろうか。

 昔ルーヴル美術館を訪れた時には、「腕もげらなミロのヴィーナス」と「首もげらなサモトラケのニケ」を四方八方から見られて感動した。その反面、ガラスケースに守られた「含み笑いなモナリザ」を見たときは、それほど感動しなかった。そこだけはクロヤマノヒトダカリで防御ガラスには反対側の作品が映りこんでいる。「そこにあのモナリザがあるっぽい」という感じ。絵を見たというよりも、絵のある場所を見てた。

 帰りに「ダリ回顧展」の前売り券を買って帰った。死んだり寝たきりにならん限り絶対行くから。

      -----(∵)-----

 ところで、東京で停電というニュースが流れた。時が時だけにテロか? レックス・ルーサーの仕業か? いろいろ思い浮かべてしまう。結局、東京電力の送電線にクレーン船が引っかかったらしいが、その程度の事故で東京が麻痺してしまうのだから、やはり都会は弱いなぁ、と思う。山手線なども、止まっている路線の振り替え輸送で混雑するかと思ったら、お盆休みで電車が空いていたので、そうでもなかった。立ち往生するゆりかもめがテレビに映っていた。幸いそれほど混雑していなかったようだが、真夏日に空調も効かない電車内に監禁されるのはむごい。オール電化ってのは、やっぱ、マズイかも・・・。

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