鍵穴ラビュリントス

狭く深く(?)オタク
内容は日々の戯言
イギリス、日本、リヒテンシュタイン、大好きです
プラトニックlove好き

ヴィスの5

2013-09-03 07:31:50 | オリジナル小説
「オーロラ」
「な、なによ、こんな朝早くに」
 ヴィスはオーロラを押して、オーロラの家に滑り込み、急いでドアを閉めた。
 オーロラはオーロラで、まだ顔も洗ってないのにヴィスが来てしまってうろたえていた。
「はぁはぁ」
ヴィスは両手でオーロラの肩をがっしりもったまま、肩で大きく息をしている。尋常ならぬヴィスの様子に、オーロラはこれから言われるであろうことを思って身震いした。
「どうしたの?」
「――聞いてくれ。俺、黒賊に狙われてる。俺だって無駄な殺しはやりたくない。それにお前にだって迷惑がかかる、というか、お前も狙われてしまうはずだ。一刻も早くここを去らなければいけない」
「………!」
「お前と勉強できて俺はうれしかった」
「そ、そんな…。もう…会えないの?」
「たぶんな」
オーロラはヴィスとのお別れを想って、涙を瞳に浮かべた。つぃとひとすじ、珠がくずれ頬をつたってゆく。
「泣かないでくれ…やっぱり俺、ここに残って黒賊全滅させるべきか?」
オーロラは首を横にふった。
「あなたにこれ以上人殺しさせたくない…。でもわたし、あなたと別れたくない…。だって…だって…」
ヴィスは眼を瞑って、しばし黙したあと、オーロラのことを抱きしめて、おさげの外にはみ出している耳たぶに優しくキスを落とした。
「俺がお前に捧げられるものはこれくらいしかない」
「ヴィス!」
オーロラはばっと離れて、顔を真っ赤にして叫んだ。
「じゃあな。どうか、元気で」
「ま、待って。どこに行くつもりなの?」
「――都」
「そう…。気を付けて」
ヴィスは薄く寂しげな笑みを零した。
「俺はこいつがある限り、絶対に死にやしない。安心しろ」
そして、懐から例の拳銃を取り出してくるんと一回りさせた。オーロラの頭を軽くポンポンと叩いて、また寂しげに笑って。
「あ、待って!おじい様が都にいるの。今メモを書く」
言うが早くオーロラは玄関に置いてあった紙のきれっぱしにさらさらと文字を書いていく。
「はい」
「サンキュ。世話になった」
 それから、ドアを静かに開けてヴィスは去っていった。後ろを振り返ることもなく。ただ、フード付きのマントをどこか春らしい風にはためかして。


 一方、その頃。
 セラとアイの家に、年に3回王宮で開かれる大舞踏会の招待状が届いていました。
 気難しいお父様がセラとアイ二人を書斎に招き入れました。きっと大舞踏会のことに違いありません。二人は胸を高鳴らせながら、書斎のソファに腰かけました。


ふた茶~英日オンリー~感想

2013-09-03 05:58:59 | ヘタリア
一昨日は、英日オンリー「二人でお茶を3」の日でした。
その感想です。

朝3時50分に目覚ましかけとく→寝坊した→朝ごはんは日本さんっぽくごはんに塩じゃけ(*ノωノ)みそ汁つき→最寄り駅まで歩いていく→電車の始発に遅れる→20分も駅で待つ(母とお喋りしながら)→電車乗る(母、家に帰る)→乗り換え駅で駆け込み乗車しようとしたら、車掌さんのところにまで押し入ろうとしたら(ちょうどドア閉まったところで、車掌さんに「いれてください」とお願いしたんですよそれでもいれてくれなかった)、でもー、それは逆方面の電車だった\(^o^)/よかった~乗らなくて。→ちゃんとした電車に乗って天空橋で降りる→モノレールに乗る→~Let's繰り返しターイム~→1時間もモノレール行ったり来たりしてようやく7時に流通センター駅を出る(本当は6時ちょうどくらいに着くはずが…くそ)
→道をのんきに行ってみる→おばさんに出会う→イベント会場まで連れて行ってもらう(わたし逆方向に進んでた…orz なんか逆方向多くない?)→列に並ぶ
→待つこと1時間半くらい→パンフレットもらう(その混雑の場で数人抜かす)→ビルの日蔭のほうへ並ばされる。きゃっほい。

もう矢印で書くの飽きたからふつうに書きます。

それでですね、前にいた京都のお姉さんと仲良くなりました。残念ながらヘタリアファンではなかったのですけど。
※つまり、流通センターではヘタリア以外にもオンリーイベントやっていて、合計5つのオンリーがあった。
イノダコーヒ店を知らなかったみたいだから逆に教えてあげる立場に;
お姉さんは夜行バスで来たのだと。すごいかっこいい。

それですごくこんちくしょーなことは、
持ってったゲームの電源が一瞬で切れた工エエェェ(´゜д゜`)ェェエエ工
ノルンノネットですよ!
夏彦ルートにはいってたのですよ!(シー君ですよ♪)
ちぎ――――っ

あと『幸福な王子』も持っていきましたから、それを読んだり京都のお姉さんとお話したり。
オスカー・ワイルドは「ナイチンゲールとばらの花」がおすすめです。
どんな話かは秘密です。ぜひぜひ読んでみてください。

さて並ぶ話も飽きたし、開場!←


早速向かうは――、もちろんくろさんのparade!☆
夏コミで買わなかった2冊の既刊と、合同誌の1冊と、キーホルダー2つ。
わあい(/ω\)くろさんの絵だー!大好き💙
キーホルダーはキャラソン2つ目の絵っぽい感じの。
どの鞄につけようかな~?
くろさんはハンガリーさんのコスした、可愛いお姉さんでした(*ノωノ)
コスプレ、羨ましい…。

あとはてきとーにぐるぐる徘徊して、いいなと思ったものを買いました。
行列に並ぶなんてとんでもない。
ですから行列のできていないところの掘り出しものを…(エヘヘ
しめて6000円☆

1時間徘徊してパンかじってまたまたくろさんのスペースへ。くろさんにラブレターというかファンレターをさし上げました。そうしたら紅茶もらっちゃった!大切にとっておいて、病気が治ったら飲みます!くろさんに6000円使っちゃったと言ったら、くろさんはそんなに1回で買ったことないって…。もしかしなくても、わたし、金銭感覚ずれてる(?_?)自粛しなければ……。

イギリスさんのコスプレをしているひとで、すごい美男子がいた…!(いやいやお姉さんだけど)これは……ゴクン、やばい。見つめてたら目あっちゃって「かっこいいです」と言っちゃいました(キャア♡
そしたらそのお姉さんも「きゃあっ」と言って顔、隠してましたけどねw

ちなみによく耳をすませてみると、BGMとして「恐れ入ります、すみません。」などがかかっててますますきゃあでした。

あとは、帰りました!
帰りの電車でも爆睡。
夕飯も食べずに夕方5時から翌朝の4時まで爆睡。

まとめ:くろさんにレターわたせてほくほく。また会いたいです。