これは昔、大好きな本でした。
トチーという木でできたお人形さんが主人公です。
いま急いで調べたのですが、このWikipediaが無い!
とても良い話なのになあ……。
私のお兄ちゃんが結婚してから家は模様替えしたので、トチ―たちの『人形の家』がどこいったか分からないよ~。
かいつまんで話すと、人形の家のセットがあって、「小鳥さん(女)」と「(忘れた)(男)」が夫婦で、「トチー」とその弟「りんごちゃん」がいる四人家族なんです。
しかし、新しくきた豪華なドレスを来た「マ(マはつくが、忘れた)(女)」がいけない奴なんです。
りんごちゃんを火に近づけて、それを守るために小鳥さんは火のそばによるのですが、小鳥さんはセルロイドでできた人形だったので火でパッと燃えてしまいました。小鳥さんは夢みるような女の子でしたから、火がついても、あたし光っている、綺麗、と喜んで死んでいったと思うのですが、それでトチ―は……。
マがつく人形以外の、四人家族がとても可愛らしいので、みなさんも読んでみてください!
そしてきっと泣くでしょう。感動するお話です!
◆追記◆
なんと、瀬田貞二が訳者でした。
瀬田貞二ってひとは、ナルニアや指輪物語の訳者ですよ! 超有名ですよ!
また、児童書のほうのこの『人形の家』はイギリス人作家ルーマー・ゴッデン作みたいです。
◆◆追記◆◆
本棚から出てきました!
追記です、ぜひめんどくさがらずに読んでくれると嬉しいです。
「トチー」はオランダ人形で、木でできていて、自分の生まれたその樹木の生命力を考えて誇りに思っていました。トチーは頭のかしこい子でした。
「プランタガネットさん」がお父さんでした。このひとはスコットランドの人形で、バグパイプも持っていたのですが、初めて行った家の子どもたちがバグパイプをもぎ取ったり、口ひげをサイン用のペンでかかれてしまって、ひどい目に遭っていました。
エミリーとシャーロットという姉妹が、トチーの人形の家の持ち主で、あるとき行った家に転がっていたプランタガネットさんを拾ってきて、口ひげだけはとるのは無理でしたが、できるだけきれいにしてあげたのでした。
「ことりさん」が別名「プランタガネット奥さん」でした。安っぽいセルロイドでできていたのですが、エミリーとシャーロットの気をひいた凛々しい魅力をもった人形でした。
「りんごちゃん」はわんぱくな男の子で、トチーの弟でしたが、すごく可愛らしくて誰でも「なんてかわいい人形なんでしょ。」と言わずにはいられない子でした。
瀬田貞二さんの、この訳がおもしろいです。あ、訳のところはアンダー線引いときます。
ことりさんのまず初めの紹介文です。↓↓
プランタガネット奥さんは、頭がちょっとふつうではありませんでした。
ことりさんはりんごちゃんのことをかわいい一心でわんぱくだとは思わなかったようです。
犬もいて、「かがり」という名前でした。
トチーは100年以上も生きていましたから、エミリーとシャーロットのひいおばあさんの持っていた人形の家を知っていました。
プランタガネットさんとことりさんとりんごちゃんは“人形の家”を夢見て、どんな家だったの? と尋ねます。そしてトチーの語りが始まって、細かく説明しました。
また、そのころからいた、トチーの嫌いな奴がいました。トチーが嫌いだなんて、相当嫌な奴です。なにせトチーはいい子でしたからね。それが、
「マーチペーン」
という名のせとものの花嫁衣裳を着た人形でした。
「マーチペーンというのはね、アーモンドの砂糖ごろもみたいなもので、しつこくて、甘くて、ねばねばしたお菓子なの。ずいぶん昔、はやったものだわ。」とトチーは言いました。「だれでもうんざりしてしまうの。あのひとにうってつけの名まえだったわ。」トチーはゆっくりと言いました。
そして! 大おばさんが亡くなって、“人形の家”が発掘されまして、エミリーとシャーロットのところに来ました!!
どれだけ、プランタガネットさんとことりさんとトチーとりんごちゃんが喜んだことでしょう。
しかし、うぬぼれやのマーチペーンのことを皆、すっかり忘れていたのです……。
マーチペーンはクリーニング屋に出されて、飾られて、ちやほやしましたから、そのがらんどうのせとものの頭の中で自分がどんなにえらいかきれいかおもいあがることおもいあがること。
のち、そのマーチペーンが、エミリーとシャーロットの家に来てしまい、四人家族と一匹の犬の平和な暮らしがマーチペーンに乗っ取られるのでした……。
私は、ことりさんが好きなので(もちろんトチーも好きですが)、ことりさんがマーチペーンの策略によって燃えて亡くなってしまったときは、幼心にびっくりしたと同時に泣きました。
みなさんも是非、読んでみてください❤
トチーという木でできたお人形さんが主人公です。
いま急いで調べたのですが、このWikipediaが無い!
とても良い話なのになあ……。
私のお兄ちゃんが結婚してから家は模様替えしたので、トチ―たちの『人形の家』がどこいったか分からないよ~。
かいつまんで話すと、人形の家のセットがあって、「小鳥さん(女)」と「(忘れた)(男)」が夫婦で、「トチー」とその弟「りんごちゃん」がいる四人家族なんです。
しかし、新しくきた豪華なドレスを来た「マ(マはつくが、忘れた)(女)」がいけない奴なんです。
りんごちゃんを火に近づけて、それを守るために小鳥さんは火のそばによるのですが、小鳥さんはセルロイドでできた人形だったので火でパッと燃えてしまいました。小鳥さんは夢みるような女の子でしたから、火がついても、あたし光っている、綺麗、と喜んで死んでいったと思うのですが、それでトチ―は……。
マがつく人形以外の、四人家族がとても可愛らしいので、みなさんも読んでみてください!
そしてきっと泣くでしょう。感動するお話です!
◆追記◆
なんと、瀬田貞二が訳者でした。
瀬田貞二ってひとは、ナルニアや指輪物語の訳者ですよ! 超有名ですよ!
また、児童書のほうのこの『人形の家』はイギリス人作家ルーマー・ゴッデン作みたいです。
◆◆追記◆◆
本棚から出てきました!
追記です、ぜひめんどくさがらずに読んでくれると嬉しいです。
「トチー」はオランダ人形で、木でできていて、自分の生まれたその樹木の生命力を考えて誇りに思っていました。トチーは頭のかしこい子でした。
「プランタガネットさん」がお父さんでした。このひとはスコットランドの人形で、バグパイプも持っていたのですが、初めて行った家の子どもたちがバグパイプをもぎ取ったり、口ひげをサイン用のペンでかかれてしまって、ひどい目に遭っていました。
エミリーとシャーロットという姉妹が、トチーの人形の家の持ち主で、あるとき行った家に転がっていたプランタガネットさんを拾ってきて、口ひげだけはとるのは無理でしたが、できるだけきれいにしてあげたのでした。
「ことりさん」が別名「プランタガネット奥さん」でした。安っぽいセルロイドでできていたのですが、エミリーとシャーロットの気をひいた凛々しい魅力をもった人形でした。
「りんごちゃん」はわんぱくな男の子で、トチーの弟でしたが、すごく可愛らしくて誰でも「なんてかわいい人形なんでしょ。」と言わずにはいられない子でした。
瀬田貞二さんの、この訳がおもしろいです。あ、訳のところはアンダー線引いときます。
ことりさんのまず初めの紹介文です。↓↓
プランタガネット奥さんは、頭がちょっとふつうではありませんでした。
ことりさんはりんごちゃんのことをかわいい一心でわんぱくだとは思わなかったようです。
犬もいて、「かがり」という名前でした。
トチーは100年以上も生きていましたから、エミリーとシャーロットのひいおばあさんの持っていた人形の家を知っていました。
プランタガネットさんとことりさんとりんごちゃんは“人形の家”を夢見て、どんな家だったの? と尋ねます。そしてトチーの語りが始まって、細かく説明しました。
また、そのころからいた、トチーの嫌いな奴がいました。トチーが嫌いだなんて、相当嫌な奴です。なにせトチーはいい子でしたからね。それが、
「マーチペーン」
という名のせとものの花嫁衣裳を着た人形でした。
「マーチペーンというのはね、アーモンドの砂糖ごろもみたいなもので、しつこくて、甘くて、ねばねばしたお菓子なの。ずいぶん昔、はやったものだわ。」とトチーは言いました。「だれでもうんざりしてしまうの。あのひとにうってつけの名まえだったわ。」トチーはゆっくりと言いました。
そして! 大おばさんが亡くなって、“人形の家”が発掘されまして、エミリーとシャーロットのところに来ました!!
どれだけ、プランタガネットさんとことりさんとトチーとりんごちゃんが喜んだことでしょう。
しかし、うぬぼれやのマーチペーンのことを皆、すっかり忘れていたのです……。
マーチペーンはクリーニング屋に出されて、飾られて、ちやほやしましたから、そのがらんどうのせとものの頭の中で自分がどんなにえらいかきれいかおもいあがることおもいあがること。
のち、そのマーチペーンが、エミリーとシャーロットの家に来てしまい、四人家族と一匹の犬の平和な暮らしがマーチペーンに乗っ取られるのでした……。
私は、ことりさんが好きなので(もちろんトチーも好きですが)、ことりさんがマーチペーンの策略によって燃えて亡くなってしまったときは、幼心にびっくりしたと同時に泣きました。
みなさんも是非、読んでみてください❤
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