鍵穴ラビュリントス

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かんむり座

2012-12-16 17:13:26 | ギリシャ神話
☆かんむり座☆(二等星ゲンマ)
――(私の属していた)お天気部マスコット星座の一つで、春の星座


昔、アテネの国はクレタ島の属国で、クレタ島に住むミノタウルスという牛魔(牛の化け物)へ生け贄として、アテネの国の男女七人ずつが送られていた。それを知ったアテネの国の王子テセウスはミノタウルスを倒すべく自らその生け贄の一人となる。ミノタウルスはダイダロスという職人が造った迷宮ラビュリントスの奥にいて、その迷宮は中に入ったら二度と抜け出すことができないという。クレタ島に着いたテセウスは、クレタ島のミノス王の娘アリアドネ王女(実はミノタウルスの異父兄弟!)に恋される。アリアドネはなんとかテセウスを助けたく、ダイダロスの助言の通りテセウスに糸玉をもたせる。というのは、糸玉をほどきながら迷宮を進んでいき、ミノタウルスを倒したあとはそれに沿って帰ってくれば外に出られるのだった。テセウスはそうしてミノタウルスを見事退治し、アリアドネを連れてクレタ島を出る。途中、島で、テセウスの夢に酒の神ディオニッソスが現れ、アリアドネは自分の妻にするから置いていけと言う。テセウスは神の意向には逆らえないと思って、アリアドネを残し朝早く船を出発させてしまう。テセウスに置き去りにされたことを知ったアリアドネだったが、海に身投げしようとしたところでディオニッソスが現れて求婚する。(ヤッタ、玉の輿だわ。)で、結婚式でディオニッソスがアリアドネに贈ったのがこの冠。

*ゲンマ・・・ラテン語で「宝石」の意。

『鍵穴ラビュリントス』の「ラビュリントス」という単語の説明にもなりましたね。
リヒテンシュタイン展の絵画に描かれていたので、うpしました。


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