Everyone says I love you !

弁護士・元ロースクール教授宮武嶺の社会派リベラルブログです。

Every one says I love you !

2014年12月31日 | 感動と人生

今年、2014年は皆様にとってどのような年だったでしょうか。

当ブログEvery one says I love you !は今年5月から11月まで、半年以上の長きにわたってお休みを頂きました。

わたくし宮武嶺は、なにか憑き物でも落ちたかのように執筆意欲がなくなり、パソコンに向かってネットサーフィンをしていても、ブログを更新しようという気が不思議なほど全く起こりませんでした。

その間にも、より狡猾になって黄泉帰った安倍内閣が、世の中を急速に悪い方向に向かわせ続けました。

集団的自衛権行使が憲法違反だから、憲法の解釈の方を変えて閣議で認めてしまうという、想像を絶する反則技を目の当たりにしました。

国家機密法、スパイ防止法などなどと手を替え品を替え押し寄せる度に、世論が押し返してきた秘密保護法もあっけなく成立、施行されました。

株価は上がれど、実質的賃金は下がり続け、大多数の人々の暮らしは確実に苦しくなり、格差は拡大し続けています。

なにより失望したことに、にもかかわらず、国民は騙されているのか目を瞑って何も見たくないのか、安倍内閣の支持率は高止まりしたままで、参議院議員選挙も衆議院総選挙も圧倒的に勝ち続けています。

自民党はかつての懐の広い保守政党から完全に、政治的にはトンデモの極右、経済的には弱肉強食の新自由主義政党となりました。

そして、安倍自民党と同じくらいタチの悪い補完勢力である橋下維新もしぶとく生き残っています。








こう書き出せば書き出すほど、溜息の出るような1年だったわけですが、何故か私は年末になって再び筆を取る、ならぬ、キーボードを叩こうという気になりました。

そのきっかけはもちろん、年末の総選挙について、安倍政権の圧勝予想が立て続けに報道されたからでした。

しかし、本当のところは、私は諦めたり憂うつになっているのにいい加減飽きたんだと思います。
酷いことをやるならやって見やがれ。こっちはこっちで蟷螂の斧ながらも一矢報わんと嫌がらせしたるわ!という感じでしょうか。

私が怠けている間も、絶え間なく更新をし続ける村野瀬さんや澤藤先生のブログがありました。

半年も更新しないのに毎日5000以上の閲覧をして下さった読者の皆様がいらっしゃいました。

日々、その姿を拝見しながら、叱咤され、励まされる思いでした。

待っていて下さって、本当にありがとうございました!








来年の抱負。

どうしても、許せないことに目が向き、必死になって批判することが多かったここ数年の当ブログですが、来年は批判の手は緩めないまま、それでいて、このブログの名前をEvery one says I love you !と名付けた原点に帰ってみたいと考えています。

あの嫌らしい、品のない、暴力的で卑劣な奴らと、いつも同じ土俵でやりあっていたら、こっちの品性までおかしくなってきます。

表面上はどうあれ、心の奥の奥の真の処では、人は必ず愛し愛されたいと願っている。

誰もが、人を愛していると言っている。

かねてから抱いてきた、そんな人間性への信頼を何よりも大事に生きていきたいと決心しているところです。

あと、このブログの本当の持ち味・本領を発揮して、時々下らないことを書きなぐっては皆さんをあきれさせて、笑わせたいな!

来年は、自分にとっても、このブログにとっても、最高の1年にしたいと思っています。

皆様にとっても、来年が一生の思い出に残るような、素敵で、素晴らしい、泣いて笑って感動する最高の1年になりますようにお祈り申し上げています。

それでは良いお年をお迎えください!

明日すぐお会いしましょう!(笑)

 



きっと、うまくいく!


ALL is well という意味だと思う。たぶん。

 


さあ、景気づけに!今年の最後に!!
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4 コメント

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少しは良いことも (時々拝見)
2014-12-31 13:17:37
シナ太郎氏、引退(本人談)しました。
で、例の進駐軍からアイスの話に疑問の追加です。
前回まで
 敗戦後の日本、シナ太郎少年(当時は慎太郎?)は、道を横並びで棒アイスを食べながら、歩いてくる進駐軍(という名の占領軍)兵士に、まっすぐ前を向いて歩いていったら、一人がアイスを顔の前に出したが、シナ太郎少年は額のあたり(?)で折ってしまった。兵士は折れたアイスを捨てて、互いに何か話しながら笑いながら去っていった。家に帰ったら、シナ太郎少年が袋だたきにあった、という噂が(近所一帯に?)広まっていた。(シナ太郎氏書…って中高年以上じゃないと知らないか?)
 これって、兵士がアイスを敗戦国の貧相な少年に恵んでくれようとしたように見えます。

今回追加の疑問
1.まっすぐ前しか向いてないのに、去っていく兵士のようすが描写できたのか?
2.袋叩きの噂を広めたのは誰?
3.噂が本人より早く帰宅できたのはなぜ?

で、
1.シナ太郎少年も兵士も立ち止まって、少年は兵士を見送ってない限り無理でしょう。
2.3.どう見ても、他人からは、袋叩きには見えないので、噂をまいたのはシナ太郎少年本人でしょう。帰宅までにあっちこっちに寄って、武勇伝をこしらえて吹聴して歩いた、とすれば、説明がつきます。

 紙上冒険家が去っていった(本人談による)という、少しは良いこともあった本年でした。(障子も紙…って中年以下の方は知らないか?)
 
返信する
闘争宣言 (安打製造屋)
2014-12-31 15:31:26
万人に共有される思想や社会は残念ながら、有り得ない。然し現在生きている社会が政治家等に脅かされるなら、私達は銃剣ではなく、理性と知性及び良心を含んだ言論を以て闘いを挑む。其が民主主義と言われる社会に生きる私の宣言である。「為るべく遵守したいが…」
返信する
Unknown (しのぶ)
2015-01-01 13:04:49
あけましておめでとうございます。
これからの一年、どんな記事をアップされるのか、とても楽しみです!
応援しています。
返信する
明けましておめでとうございます! (ray)
2015-01-01 14:07:42
時々拝見さま、安打製造屋さま、しのぶさま。

旧年中はいろいろご心配をおかけしたかと思いますが
、今年も楽しいブログ生活を送っていきたいと思いますので、ブログ更新、楽しみにしていてください。

今年もコメントよろしくお願いいたします!
返信する

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