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弁護士・元ロースクール教授宮武嶺の社会派リベラルブログです。

兵庫県民がバカだとか、若者は考えが足りないとか、SNSは恐ろしいなどという兵庫県知事選に対する総括では展望は開けない。斎藤知事と立花氏らのフェイクの効果が出る下地が兵庫県政にあったことを認めよう。

2024年11月19日 | 立花孝志と斎藤元彦と石丸伸二の化けの皮

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 本日2024年11月19日から新しい斎藤元彦新県政が始まります。

 11月17日投開票日だった兵庫県知事選の得票結果は以下の通りでした。

▽斎藤元彦(無所属・前)111万3911票 当選
▽稲村和美(無所属・新)97万6637票
▽清水貴之(無所属・新)25万8388票
▽大澤芳清(無所属・新)7万3862票
▽立花孝志(無所属・新)1万9180票
▽福本繁幸(無所属・新)1万2721票
▽木島洋嗣(無所属・新)9114票

 最終盤の世論調査でも稲村氏が斎藤氏をリードはしているという結果ばかりでしたから、最終コーナーで斎藤氏が稲村氏を追い抜き、直線で一気に突き放したのがこの結果だと思われます。

 これについて、SNSが戦術的な決め手になったというのはその通りでしょう。

 ただし、それは東京都知事選で石丸伸二氏が自ら仕掛けたのと違い、今回は斎藤氏応援で名を売りアクセス数を売ろうとしたNHK党の立花氏の功績です。

 なにせ、立花氏一人で数十の動画を配信してその再生回数は1500万回を超えたそうですから。

SNSの効果が若年層ほどあったことは間違いない。

斎藤元彦氏の兵庫県知事再選を受けて、吉村洋文大阪府知事が百条委員会について「兵庫県議会がどうするのかが問題になる。継続する正当性はあるのか。」と恫喝!むしろ今こそ斎藤氏の疑惑全ての真相究明が必要だ。

 

 

 しかし、この結果をSNSの功罪とか立花氏の影響力だけで説明しては分析を誤ると思います。

 今回の知事選の投票率は55・65%で、2021年の前回選(41・10%)を14・55ポイントも上回りました。

 ちなみに我が兵庫県で2000年代に入って投票率が50%を超えたのは、参院選と同日選だった2001年(56・21%)と2013年(53・47%)の2回だけです。

 また県選管によると、当日有権者数は446万3013人で、期日前投票をした有権者は94万4541人で、過去最多だった前回選(60万1439人)の記録を1.5倍以上の数字で更新しています。

 これだけのムーブメントが起こり、普段は投票に行かない有権者が投票に行き、しかもその多くが県議会で全議員から不信任案を突きつけられて失職した斎藤氏に投票したというのは、実は兵庫県ならではの特殊事情もあることを知っておいてください。

 むしろそうでなかったらこんな逆転劇はあり得ません。

斎藤氏も実は井戸知事並みに既得権益層に支持されていたのだが、そこは浸透しなかった。

斎藤元彦兵庫県知事を産んだ製造物責任は自民党安倍派5人衆だった西村康稔元経産相にもある。斎藤知事当選の秘密は「人は維新、金は自民」。斎藤氏は自民党から1年で4000万円の寄付を受けていた。

 

 

 実はわたくし、一生懸命に9条の会の活動や近畿原爆症弁護団の事務局長をやっていた20年くらい前に、神戸市長選挙にリベラル左派統一候補として出馬しないかと要請されたことがあるんです(若き市民派弁護士として!笑笑)。

 もちろん、その器ではないので丁重にお断りしましたが、その時市民団体の皆さんから説明されたのは、神戸市の市長が戦後ずっと助役上がりの市長ばかりで、その候補を共産党と新社会党以外の主要政党が相乗りで推すという状況が当時で半世紀も続いているというお話でした。

 さらにその市議会全体の支持を受けている市長を市職労まで応援していて両者が結託しており、市政の腐敗を正すきっかけが全くないのだというのです。

 だから神戸市のリベラル左派にとっては市民の統一候補を押し立てるのだけでも夢なのですが、なかなか無所属市民派で共産推薦の候補擁立それ自体も実現しないとのことでした。

 それは兵庫県も悪い意味で同じかそれ以上に絶望的で、斎藤知事の前の知事で兵庫県政史上最多の5期20年にわたり県政を牛耳り、知事の公用車はセンチュリーじゃなきゃ嫌!と言い張った井戸俊三知事まで、実に70年以上も自治省・総務省の官僚ばかりが知事をやってきています。

 これらの知事がやはり国政与野党の大政翼賛会状態で支持されており、対抗馬の知事候補を出すのは共産党だけ。

 そして、県職労が知事と全面的によろしくやっているのも神戸市と同じ。

 

 

 今回、斎藤候補が最終の選挙演説地に選んだ三宮に遊びに行っていただいて、福岡市の中州などの繁華街と比べていただくとよくわかるんですが、神戸と兵庫は衰退の一途をたどっています。

 わが青春の地である神戸市は、政令都市としても福岡市に人口などを抜かれて置いてきぼりになったままです。

 これって、すぐ近くのどこかの話とそっくりじゃないですか?

 そう、橋下徹氏が知事になった2008年の大阪府、そして大阪市長になった2012年までの大阪市とよく似ているんです。

 もちろん大阪府知事には悪名高い横山ノック氏など自治官僚以外の府知事もいましたし、黒田府政という革新府政さえありました。

 また橋下氏が追い落とした平松邦夫市長はアナウンサー出身で大阪「都」構想反対運動の先頭に立つような温厚かつ賢い市長さんでしたから、大阪府市の官僚機構は兵庫県と神戸市ほど硬直化していたわけではありません。

 しかし、特に大阪市での市職労の腐敗は市民の目から見てもはっきりしていて、だからこそ橋下維新の市職員との対決姿勢や「身を切る改革」が一定の説得力を持ったのです。

 これが兵庫県となるとその澱みと停滞は一層明らかでした。

統一教会まで斎藤氏を支援していたのは、たぶん、自分たちも斎藤氏と同じくマスコミの偏向報道の犠牲者だと言いたかったのだろう。

斎藤氏も統一教会も真実が明らかになればさらに批判されるという点で実は共通しているのだが。

【#稲村和美さんを兵庫県知事に】斎藤元彦前知事をN党の立花孝志氏のみならず統一教会も応援?斎藤支持者が反対派市民に暴行?疑惑が多すぎる【#斎藤元彦最低やな】【#斎藤元彦だけは当選させてはならない】

 

 

 今回の兵庫県知事選挙で、有権者の中で斎藤知事に対する告発文書に着目していた人が意外と少なく、政策重視であったことが注目されます。

 ABC朝日放送でも読売新聞でも出口調査では、斎藤前知事の3年間の県政について評価を聞いたところ、「大いに評価する」と「ある程度評価する」の合計は全体の7割を超えました。

 また、投票で一番重視したことは告発文書問題への対応は1割程度で、政策や公約が最も多い4割近く上りました。

 このように斎藤氏に投票した人の多くが告発文書のことは重視せず、斎藤県政の3年間の実績を評価していたことについて、立花氏らのフェイクに騙されていると決めつける向きは多いのはわかります。

 確かにそういう面はあって、斎藤氏が自分で言っていた公約を98・7%「達成」したと言っていたのが実は「着手」しただけのものも含むとか、このあたりはフェイクそのものでした。

斎藤知事にどれだけの実績があろうと、違法行為をしていいということにはならない。

しかも大した実績は実はない。

 

 

 

 しかし、斎藤知事がやったことのなかで、県職員OBの外郭団体への再就職について65歳以上の天下りを制限したという実績は、硬直した県政に悩まされてきた兵庫県民には評価されたと思うんですよ。

 それまでの県の内規では65歳での退職を定めていたのに、斎藤知事の就任前は慣例的に延長されていたのですが、斎藤知事は2022年度に運用を厳格化し、在籍するOBを約60人削減しました。

 井戸前知事がこだわって猛批判を受けた知事公用車をセンチュリーからワンボックスカーに変えて見せたのも金額的には実はたいしたことないけど、兵庫県政が変わったという象徴には見えたと思います。

 だから、反権力芸人のラサール石井さんが

「社会の底が抜けた。兵庫県民の皆さん大丈夫ですか。政治に無関心な人が、選挙に行かなかった人が、彼を当選させた」

「ですから、政治に無関心な人が何も知らずに、自ら考えることなく不確かな情報に流され、投票したということです。」

とおっしゃる気持ちはわかるのですが、火のない所に煙は立たぬといいますか、兵庫県民が立花氏にガソリンぶっかけられたら燃え上がる素地は実はあったんです。

センチュリーをアルファードに乗り換えたことで節約できる税金など年間数百万円に過ぎない。

斎藤県政の「実績」なんてそんなものだし、人の命の重さとは比較にならないのだ。

兵庫県知事選で斎藤元彦前知事にも当選の可能性?!斎藤県政で自死に追いやられた職員のうち、県民局長は斎藤氏らのパワハラ、総務課長は斎藤・吉村両知事肝いりの阪神・オリックス優勝パレード問題で亡くなった

 

 

 また、選挙戦最終盤に兵庫県下29人の市長のうち22人が稲村元美候補を支持するという声明を発表して記者会見をしたとき、当ブログではその日に

私も2016年のトランプ大統領誕生、2022年のロシアによるウクライナ侵略以来、陰謀論者を観察してきたので予想がつくのですが、兵庫県内29市のうち22もの市長が稲村氏を支持したら、斎藤元彦陣営はむしろこれをチャンスと思うものなんですよ。

これぞ兵庫県の旧態依然たる政治の闇の象徴だ、みたいなことを斎藤・立花一派は言いまくり、火にガソリンを注いで炎上させ始めているに違いないんです。

だから、これだけの首長が稲村支持を表明したのだから安心、ではなくて、かえって斎藤支持が広がる可能性がある。

これが今の日本のサイコパス政治の恐ろしいところです。」

と編集後記に書いたのですが、ドンピシャリでその通りになりました。

稲村氏の支持を表明した首長の市名は、姫路市、尼崎市、西宮市、洲本市、伊丹市、相生市、加古川市、たつの市、赤穂市、宝塚市、三木市、高砂市、川西市、小野市、加西市、丹波篠山市、丹波市、南あわじ市、朝来市、淡路市、宍粟市、加東市。

神戸市と芦屋のハーバード大学卒の最年少市長はさすが機を見るに敏で加わっていない(-_-;)。

東京都議選へ新党結成の石丸伸二人気にすがる玉木雄一郎不倫大使と維新の吉村大阪府知事。「パワハラ自死2名」で兵庫県知事選挙に出直し出馬中の斎藤元彦氏などサイコパス政治家ばかりになってきた日本(涙)。

 

 

 特に、相生市長は記者会見で机を何回も叩いて

「悪いやつを兵庫県から追い出して、新しい風を入れる人は誰や言うたら、稲村や!!」

「私は少なくとも(斎藤氏は)県知事として、資格がないのではないかとも思っておりますわ」

と述べ、再び机をバンとたたき、横にいた別の市長は苦笑いしてるのにさらに

「何が悪い!」

などと述べ、再度、机をバンとたたいたんです。

実際には22市の市長は斎藤知事では兵庫県がダメになるという真摯な危機感からこれだけの行動をしたのだが、相手にうまく利用されてしまう素地が兵庫県にはあった。

2名の県職員を死に追いやった斎藤元彦前知事の失職による兵庫県知事選。兵庫県内29市のうち22市の市長が異例の稲村和美前尼崎市長への支持を表明。どれだけ斎藤前知事が機能していなかったが明らかになった。

 

 

 それでどっちがパワハラやと立花氏らがその動画を大拡散したそうなんですが、これも稲村候補の方が守旧派で権力側というように見せましたよね。

 というわけで、今回の斎藤知事の「奇跡の返り咲き」にはちゃんと理由があり、フェイクニュースが一番効果を生じる嘘とほんとがまじりあった状態にできるほんとの部分もあったんです。

 ただSNSは恐ろしいとか、ただ斎藤と立花はけしからんとか、ただ兵庫県民がアホやから選挙ができへん、みたいなことを言っていたら、それは今後の日本社会の行く末をかえって見誤ると思います。

当時井戸知事を弁護したのは、あの公用車の私用使用で有名な舛添元都知事だけだった!?(笑)。

うちも関西広域連合で維新の吉村洋文大阪府知事とむしろ対立しているということで、井戸知事に対してあまり批判しなかったことは反省してます。

 

 

参考記事 村野瀬玲奈の秘書課広報室さんより

2024年11月17日以降、もしも、おまえの周りが皆冷静さを失っておまえの冷静さを責めたてても おまえは冷静さを失わないようになれば

 

kojitakenの日記さんより

「ネットde真実」がリアルの選挙で勝ってしまった兵庫県知事選orz

 

 

編集後記

井戸知事までの70年余りのように兵庫県知事が全員自治省・総務省からの天下りというのは、日本国憲法に新しく章まで設けられた地方自治の精神に反します。

長野県議会で斎藤氏と同じく不信任決議案を可決され、失職後の出直し選挙でもう一度復活当選しなおして見せた田中康夫知事も功罪比べるとどっちがどっちというような知事でしたが、実は長野県も田中氏登場前はず~~っと自治省の元役人が知事をやってたんです。

だから田中知事の登場は爆発的に支持されたし、復活当選もありえたわけです。

問題は斎藤知事が維新と自民の共作の非常に出来の悪い知事で、しかも本当はこの人も総務省出身で、井戸知事を否定して斎藤知事にしてみたら兵庫県政は人が死ぬほどもっとひどいことになっているということなんです。

エリツィン倒してプーチン現る、バイデン倒してトランプ現る、みたいなもので、世の中そんなにシンプルじゃないですね。

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兵庫県知事選挙は、17日投票が行われ、失職して臨んだ前知事の斎藤元彦氏が2回目の当選を果たしました。

兵庫県知事選挙の開票結果です。

▽斎藤元彦(無所属・前)111万3911票 当選
▽稲村和美(無所属・新)97万6637票
▽清水貴之(無所属・新)25万8388票
▽大澤芳清(無所属・新)7万3862票
▽立花孝志(無所属・新)1万9180票
▽福本繁幸(無所属・新)1万2721票
▽木島洋嗣(無所属・新)9114票

失職の斎藤前知事が2回目の当選果たす

前知事の斎藤氏が、前兵庫県尼崎市長の稲村氏らを抑え、2回目の当選を果たしました。

斎藤氏は47歳。総務省の理事官や大阪府の財政課長などを経て、3年前の知事選挙に自民党と日本維新の会の推薦を受けて立候補し、初当選しました。

その後パワハラの疑いなどで告発された問題で、ことし9月、県議会から不信任を議決され、失職して今回の選挙に臨みました。

選挙戦では県の行財政改革を進めてきた実績を強調し、若者への投資や物価高対策などの継続を訴えました。

またSNSでの発信にも力を入れました。

投票率 前回選挙を上回る

投票率は55.65%で前回・3年前の選挙に比べて14.55ポイント高くなりました。

斎藤氏「応援 SNS通じて広がる 指摘や批判も真摯に受け止め」

 

斎藤氏は「皆さんの力が結集して選挙戦を勝ち抜くことができ、大きな支援に感謝を申し上げる。もともとSNSは、あまり好きではなかったが、応援してくれる方がSNSを通じて広がるという、プラスの面をすごく感じた」と述べました。

その上で「改めて今回の文書問題で、県民の皆さんに県政に対する不安を与えたことについて大変申し訳なく思う。選挙戦では、『もっと改革をして県政を前に進めてほしい』という期待を多くいただいた。指摘や批判も真摯に受け止め、県職員や県議会、そして市や町の首長の皆さんとも信頼関係をもう一度構築して県政を前に進めていきたい」と述べました。

稲村氏「何と向かい合っているのか 違和感があったのは事実」

 

稲村氏は「力添えをいただいた皆さんに心から感謝とおわびを申し上げる。候補者の資質や政策を問う選挙というよりは、何を信じるかが大きなテーマで、斎藤候補と争ったというより、何が争点になったのか、何と向かい合っているのか、違和感があったのは事実だ。立場にかかわらずここからがスタートだと受け止め、兵庫県政が冷静に、正確な情報と建設的な議論に基づいて推進されることを心から願っている」と述べました。

清水氏「SNS駆使 新しい今の時代の選挙戦」

清水氏は「兵庫県政が混乱し、刷新していきたい、なんとか兵庫県をよい形で前に進めていきたいという思いを一生懸命伝えたつもりだが、力及ばず、当選には及ばなかった。SNSを駆使した選挙戦は、新しい今の時代の選挙戦だと思うが、私自身、うまく対応できていなかったと感じる。斎藤さんには、選挙が終わればノーサイドという気持ちでぜひ兵庫県をすばらしい形で前に進めてほしい」と述べました。

【解説】勝因と今後の県政運営は?

神戸局 桐山渉記者の解説です。

Q.斎藤氏 勝利の要因は?

A.斎藤氏自身も話しているとおり、SNSが再選の原動力になったと思います。

NHKの出口調査で、投票する際に何を最も参考にしたか聞いたのですが、「SNSや動画サイト」が30%と、テレビや新聞よりも多くなり、このうちの70%以上が斎藤氏に投票したと答えています。

選挙期間中、SNSでは「斎藤さんは既得権益層に改革を阻まれた被害者だ」という意見が急速に広がって、取材をしていても「SNSを見たら斎藤さんのイメージが変わった」などといった声が多く聞かれました。

また出口調査では投票で重視したこととして「政策、公約」や「改革姿勢」といった回答が「県政運営の安定」よりも上位に来ていて、いずれも半数以上が斎藤氏に投票したとしています。

対立候補が訴えた「県政の立て直し」が有権者に強く響かなかったとも言えそうです。

Q.斎藤氏の今後の県政運営は?

A.選挙で勝利したとは言え、県政の混乱がただちにおさまるかどうか、現時点では見通せません。

告発文書をめぐって、事実関係の調査を進めている県議会の百条委員会は18日、さっそく議員が今後の対応を協議する方針です。
委員を務めるある県議は「百条委員会で追及の手をゆるめるつもりはない」と話しています。

また、選挙戦の終盤には、県内の29市のうち22の市長が「県政のこれ以上の混乱は決して許されない」などとして、稲村氏の支持を表明しました。

民意は斎藤氏を選んだわけですが、県政の安定に向けては当面、予断を許さない状況が続くことになりそうです。

過去最多の7人が立候補

兵庫県知事選挙に立候補したのは、届け出順にいずれも無所属で、

▼前参議院議員の清水貴之氏(50)
▼前兵庫県尼崎市長の稲村和美氏(52)
▼前知事の斎藤元彦氏(47)
▼共産党が推薦する医師の大澤芳清氏(61)
▼レコード会社社長の福本繁幸氏(58)
▼政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏(57)
▼ニュース分析会社社長の木島洋嗣氏(49)
以上の7人です。

今回の選挙は、前知事がパワハラの疑いなどで告発された問題で県議会から不信任を議決され失職したことに伴うもので、立候補者数は過去最多となりました。

選挙戦では、一連の問題を受けた県政の立て直しや、地域経済の活性化策、子育て支援のあり方などをめぐって論戦が交わされました。

期日前投票は過去最多に 前回より34万人増

今回の兵庫県知事選挙で期日前投票を行った有権者は94万4000人余りで、過去最多になりました。有権者全体の20.96%でした。前回のおよそ1.57倍となります。

これについて県選挙管理委員会は「知事選挙が行われた経緯や、過去最多の7人が立候補して激しい選挙戦を繰り広げたことなどから、県民の関心の高い選挙となったことがうかがえる」としています。

 

 

【ABCテレビ出口調査】7割超が「斎藤県政を評価」 兵庫県知事選で斎藤元彦・前知事が再び勝利

11/17 20:21 配信

 17日投開票の兵庫県知事選挙は、斎藤元彦前知事が再選を果たしました。

 ABCテレビが実施した出口調査では、3年間の斎藤県政について7割以上が一定の評価をしていると回答しました。

 調査は投票日当日の17日、県内60の投票所で投票を終えた2723人の有権者から回答を得ました。

 16日までの期日前投票は、調査結果に含まれていません。

 出口調査では斎藤元彦前知事(47)は自民支持層の5割弱、維新支持層の5割強に加え、無党派層からも全候補の中で最も多い5割を超える支持を集めています。

 元尼崎市長の稲村和美氏(52)は立憲支持層の6割強を固めたものの、自民支持層や無党派層からは4割程度の支持にとどまりました。

 斎藤前知事の3年間の県政について評価を聞いたところ、「大いに評価する」と「ある程度評価する」の合計は全体の7割を超えました。

 投票で一番重視したことは、告発文書問題への対応は1割程度で、政策や公約が最も多い4割近く上りました。

最終更新:11/17 20:21

 

 

立花氏「援護射撃」1500万回再生、斎藤氏の12倍 兵庫知事選、ネット動画の爆発力

兵庫県知事選でSNSを中心に急速に支持を伸ばした斎藤元彦氏の街頭演説。選挙終盤は周辺の歩道が埋め尽くされるほどだった=16日午後、兵庫県西宮市(沢野貴信撮影)

「真実隠し」の批判

「ごめんなさい。多くの人が報道を信じて斎藤さんを疑ってしまったことを謝りたかった」

開票作業が行われた17日夜、ネット番組に出演した政治団体「NHKから国民を守る党」党首、立花孝志氏(57)は中継を通じて斎藤氏にこう謝罪した。

斎藤氏を応援するため知事選に出る-。SNSで一定の影響力を持つ立花氏が、自らの当選を目的としない異例の立候補を表明したのは告示1週間前。そこからX(旧ツイッター)を中心に文書問題の投稿を重ねた。

立花氏は、告発文書を作成した元県西播磨県民局長の男性=当時(60)=の公用パソコンに職務とは無関係なプライベートな情報が多数残されていたと指摘。男性は7月に自殺したが、その原因は告発者捜しを命じた斎藤氏にあるのではなく、プライベート情報の露見を恥じたためだと訴えた。

再選を決めた兵庫県知事選から一夜明け、支持者らに囲まれる斎藤元彦氏=18日午後、神戸市中央区(南雲都撮影)

告発文書は斎藤氏の人事に不満を持つ男性が失脚を企図して作成した「デマ」で、新聞・テレビがプライベート情報に触れなかった点も「真実隠し」と批判した。

一連の疑惑は県議会の調査特別委員会(百条委員会)が調べているが、斎藤氏はこれまでの証人尋問で、文書に記載されたパワハラ疑惑については「指導の範疇(はんちゅう)」との認識。贈答品受領はおおむね認めつつ「県産品のPR目的」などと受け取りの正当性を強調した。事実認定は今後の百条委に委ねられ、現時点で「デマ」と言い切れるものではない。

告発男性は遺書に「百条委員会は最後までやり通してください」と書いた。自殺の原因は明示的にも示唆的にもほぼ触れられておらず「プライベートを恥じた」というのはあくまで立花氏の見立てだ。

立花氏は選挙期間中の産経新聞の取材に「正確に言えば、僕は斎藤さんを応援していない。真実を知ってくださいと言っているだけ。真実を知れば、自動的に斎藤さんの応援になる」と話した。

その言葉通り、立花氏がXなどに投稿した動画は爆発的に拡散。ネットコミュニケーション研究所のレポートによれば、立花氏はユーチューブで知事選関連の動画を100本以上投稿し、総再生回数は計約1500万回に及んだ。一方、斎藤氏本人のユーチューブは計約119万回。立花氏の影響力がいかに大きいかが分かる。

「『デマを流すマスメディアvs.真実を伝えるネット』という対立構図に持ち込み、大きなうねりを作り出した」。レポートは立花氏のSNS戦略をこう総括。同研究所の中村佳美代表は「今回の知事選は、SNSが持つ可能性と課題を非常によく示した象徴的な選挙戦になった」と話す。

「真偽見極める力を」近畿大教授・上崎哉氏(行政学)

今回の兵庫県知事選では当初、稲村和美氏のリードが伝えられていたが、斎藤元彦氏が猛烈に追い上げ、ついに逆転する形となった。

その大きな要因となったのがSNS(交流サイト)。斎藤氏の疑惑を告発し、亡くなった元県民局長を巡る虚実ないまぜの情報が事実確認がなされないまま拡散され、事実として独り歩きした。それを見て知事選に関心を持った人たちが投票所に足を運んで投票率を押し上げ、斎藤氏に有利に働いたと考えられる。中でも、SNSの影響を大きく受けたのは若者層だろう。

今回の知事選では、SNSと既存マスコミの影響力が逆転したともいえる。SNSは、使い方によって普段選挙に行かない層に関心を抱かせ、情勢を大きく変えることもできるということを証明した点で、大きな意義があったと思う。

一方でSNSはチェック機能が働かず、疑わしい情報もそのまま流れてしまい、多くの有権者を惑わせる危険性もはらんでいる。有権者一人一人が真偽不明の情報にまどわされないメディアリテラシーを身につけることが重要だ。

 

 

兵庫知事選の出口調査、斎藤県政「評価」7割…「SNS・動画投稿」参考の9割弱が前知事支持

 
兵庫県知事選の世論調査結果
兵庫県知事選の世論調査結果

 読売新聞社は17日、兵庫県知事選で投票を終えた有権者を対象に出口調査を行った。前知事の斎藤元彦氏の県政を評価する人が7割を超え、そのうちの6割強が斎藤氏に投票。投票の際に最も参考にした情報として、「SNSや動画投稿サイト」をあげた人の9割弱が斎藤氏を支持した。

 支持政党別では、独自候補を擁立できなかった自民党の支持層は5割弱が斎藤氏、4割が前同県尼崎市長の稲村和美氏と割れた。立憲民主党支持層は、7割弱が稲村氏に投票。無党派層の投票先は5割強が斎藤氏、3割強が稲村氏だった。

兵庫県庁

兵庫県庁

 斎藤氏の県政運営については、「評価する」が71%、「評価しない」が25%。「評価する」と答えた人の6割強が斎藤氏に投票した。「評価しない」と答えた人は、8割弱が稲村氏を支持した。選挙戦で最も重視した争点は、「教育や子育て支援策」が28%で最も多く、「斎藤氏に関する内部告発問題」23%、「物価高対策」13%と続いた。

 調査は68か所で実施し、有権者2062人から回答を得た。

 

 

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13 コメント

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反社斎藤知事 (ゴメンテイター)
2024-11-19 14:29:12
冒頭の記事は、維新が仕掛けた嘘報道の延長ですね。
当初、公用車2台分の費用をあたかも1台分の費用であるかのように伝えていました。知事用と県議会の議長用ですね。
当然高額になりますから騒ぎになります。その騒動を吉村らが煽り、井戸知事への批判を増大させていました。
後継とされた副知事も、井戸県政を継続させるなという批判の対象となったのです。

前回の知事選挙も、今回の選挙と同様に嘘つきが勝ったのでした。

ところで、公用車にかかる費用ですが、議長用はセンチュリーのままで、知事用のみ変更となって経費を節約したように言ってはいますが、知事就任当初から「ハイキング知事」と揶揄されているように、県庁近くの官舎には住んでいませんので、通勤に係る燃料代、運転手さんの残業代等を含めると、センチュリーと変わらないのだそうです。
井戸知事は徒歩で登庁されていましたので、通勤にかかる費用はゼロでした。

嘘と暴力で知事の座に就いたこの人物は、統一教会・日本維新の会・ヤクザの反社連合の結晶だということです。

ハイキング知事がその正体をむき出しにして、反社知事として兵庫県を壊そうとしています。

「稲村知事が誕生すれば耐震強度不足の県庁の建て直しに1000億円使う」というデマを信じて、すくなかぬ人たちがこの反社知事に投票したのです。
稲村氏が街頭で「混乱した県庁を立て直す」というと「ほらやっぱり建て直すんだ」と言葉を捻じ曲げていたのが反社・斎藤派でした。

兵庫県の職員の皆さんには大変つらい日が続くと思いますが、何とか持ちこたえてほしいものです。
返信する
とても参考になる記事でした。 (ロハスな人)
2024-11-19 17:48:46
あくまでも個人的な所感ですが、情報源が『ほぼテレビ、新聞だけ』の人たちよりも『ネットでも情報収集をしている』人たちの方が『自民党利権の腐敗ぶりを知っていることが多い』と感じます。

しかし、宮武さんはじめ、多くの方たちは『ネット上にしか真実はない』は“入れ込みすぎ”だとお感じでしょう。

ネット上には『真実もあるが、それ以上に“大量の誤情報とかく乱情報”がある』ので、『公式情報と照らし合わせて、“整合性を取る思考能力”』がないと、『手のつけようのないネトウヨさん』や『宇宙の果てまで行ってしまった陰謀論者さん』が出来上がってしまいますよね。

ネットやSNSはあくまでも“道具”でしかなく、現状は『ネットやSNSを上手に活用している良識派』が“権力層が隠したい情報をうまく拡散し始めた”くらいの状況だと思います。

私もたくさん“騙されてきて”ようやく、それなりに『事実とのすり合わせ能力がそこそこになった』レベルですので、あまり大きなことは言えないのですが。

※『騙されている人たち』を馬鹿扱いしても現状は全くよくならないのですよね。
 ただ、“あの河野ブロック太郎”氏をトップ当選させている神奈川県民の方たちはもう少し『政治情勢を学ばれる』ことをお勧めしたいとは思います。

 また、『戦後最悪の亡国宰相だった岸田氏を当選させた』広島県民…自分の地元じゃねえですか?!!
 “人のことを言うと自分に返ってくる”ことを兵庫県民を馬鹿にされる方は知っておかれた方がいいとも思います。
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Unknown (暗黒大将軍)
2024-11-19 20:53:07
選挙結果は「パワハラなんて職員の甘え」「内部告発なんて看板だけでいい」といった有権者が一定数いることを示しただけで、そんなのはどの県でも一緒だから特に兵庫県の不名誉ってわけじゃありません

ただ、百条委員会に恐れをなして都知事の座を放り出した猪瀬直樹あたりが、これを奇貨として地方自治法改悪に乗り出すことは充分あり得そうですね

あいつら、あれでもまだ第3党なんだから
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Unknown (むむ)
2024-11-19 22:23:58
大事なことが書かれていませんね。
先の衆議院選挙で維新は全国的には議席を大幅に減らしましたが、関西圏では勝ったのです。
関西圏では維新を信じたい人がとても多い。
その中で少し無実を匂わせるだけで飛びついてしまう人が多くなってしまったと思います。
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Unknown (raymiyatake)
2024-11-19 22:30:04
衆院選のことを持ち出すなら、維新の会は大阪では19戦全勝でした
公明党の牙城だった四つの選挙区でも全勝です

ところが兵庫では全12選挙区で全敗、公明党の持つ2議席にも挑戦しましたが返り討ちに遭い、元々持っていた虎の子の1議席も失って、議員ゼロになったんです

全国の方から見ると関西と一言で括ってしまいがちですが、兵庫と大阪は全く別物なんです

ですから、今回の斉藤知事復活は維新というキーワードでは語れません
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本当に、本当に根が深い (津木野宇佐儀)
2024-11-20 02:54:00
やはり、プーチン・ロシアのフェイク・プロパガンダ戦術を・も考えないといけないですね。
…ってか、アリストテレスも、民衆は理路整然とした言説より情に訴えるのを好む、とかいうことを言っているように、フェイクによるプロパガンダは古代からありました。
ヒトが嘘をつくことを覚えて以来、人類にとって本当に根が深い問題だと思います。

アリストファネスが「主戦派」を当てこすって笑いにしたように、アジテーターを笑い飛ばすようなこともアリかと?…
…でも、トランプにはそれが効かなかったというのも、痛い教訓ですね。

本当に根が深い…
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徹搗き 晋三捏ねる 天下餅 すわりしままに食らは誰ぞ? (津木野宇佐儀)
2024-11-20 04:01:06
連投スミマセン

タイトルの「兵庫県民がバカだとか、若者は考えが足りないとか、SNSは恐ろしいなどという兵庫県知事選に対する総括では展望は開けない。」はまさにその通りだと思います。
「バカ」「考えが足りない」と上から目線でいう方がバカで考えが足りないでしょう。
それに、「バカ」「考えが足りない」と言われて、はいそうですか、では済まないでしょう。
これって、「お前が悪い!」「いや、お前こそ!」の応酬、負のスパイラルでしかありません。
また、SNSも「使いよう」です。SNS、AI、etc.…いろいろ言われていますが、単なる棒っ切れでも、使いようによっては良くも悪くもなります。
エスタブリッシュメントの上から目線の「決めつけ」は悪影響しか起こさず危険です。
立花のような輩がのさばってしまう原因でもあります。

また、私のような「ロスジェネ」世代は「ネオリベ的思考」に洗脳されてしまいましたが、今の若い世代は「ネオリベ的思考」がデフォルトになっているのかも知れません。
だから、「政治に無関心」なのではなく、政治に関心はあるが、政治へのアクセス方が、ある意味、限られて、というより狭めさせられているのではないかとも思います。
さらに、デジタル・ネイティヴ世代は、SNS等のデジタル・ツールが、良くも悪くも当たり前になっています。
それに、政治に無関心なら、投票には行かないでしょう。
そして、「フェイク」に騙されるのは年齢は関係です。
一例として、経口摂取では効果の無いコラーゲンやヒアルロン酸等を飲んで効くと喧伝する、そんな高齢層をターゲットにした「フェイク」サプリメントのテレビ・ショッピングの氾濫…それが野放しになっていることが恐ろしいです。
「フェイク」に食い物にされる人々こそ守られるべきであり、公・私共に彼らを食い物にしようとする輩をこそ断罪すべきではないでしょうか。

また、「教育で政治を教えないからだ」という言説もみられますが、では、政治や人権を教育で扱うヨーロッパで、かつて猛威を振るい人類未曾有の暴力をふるった極右勢力が、なぜ、台頭しているのでしょうか?

長々とすみませんでした…
(また、タイトルと合っていない内容で…(^^;)
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Unknown (ロハスな人)
2024-11-20 14:46:23
斉藤知事は『前の腐った政治を改善させた』ように見せた(立花氏が貢献)から、再選されたという宮武さんのご指摘は見事だと思います。

ちなみにこの理論で『トランプ再選』の流れも説明できると思います。

国政に於いては『その他の政策』より“食べる(生きる)ために必須な経済政策”を国民は重視するのは半壊した『ドイツ経済』や『ロシア経済』を復活させたヒトラーやプーチンが非常に高い支持を得たことからも伺えます。

(将来への負債の激増という劇薬を使ったとは言え)オバマ政権以上の経済成長を達成したトランプ政権の方が『経済無策(に見えた)バイデン(ハリス)政権』より多くの米国民に『断然マシに見えた』と推察します。

なお、『痴呆症を疑われる』くらいポンコツで『討論能力が論外』のバイデン氏(支持率も歴代有数に低い)を『ゴリ押しで“予備選回避”で候補にした』り、『討論能力(実務能力も疑問しされていた?)も低い』“パッとしない”ハリス氏を『バイデン政権の悪いイメージを引きずらせた』まま候補にしたのも大失策でしょう。

トランプ氏暗殺未遂で『トランプ再選がほぼ確定』し、『勝ち馬に乗り、“民主党の人気候補”ケネディJrがトランプに相乗り』した時点で私は『勝負あった』と判断していました。

大統領選挙の結果は予測通りトランプ氏大勝になりました。
誤算は『ショッカー(ハリス)対 死ね死ね団(トランプ)』ではなく、『ショッカー(ハリス)対 “ゲル”ショッカー(より凶悪なトランプ)』だったことですね。

まさか、“閣僚が軒並み狂気のシオニスト”という『第三次世界大戦上等』という『ヒトラー並かそれ以上の危険人物(政権)』というのはいかに利権まみれ(の予想)とは言え想定外でした。
※現在トランプ政権批判はとても多い(批判の多くは真っ当)ですが、『最大の問題の狂気のシオニスト政権』をメディアが軒並みスルーしているのも重大過ぎる問題だと思います。
(※※つまり多くのメディアが『シオニストとお友達』という話ですね。(絶句) )

https://www.jetro.go.jp/biznews/2024/03/c938c024d9d3a4a0.html
☆バイデン氏支持率は依然低調も、経済は改善との見方広がる、2024年米大統領選世論調査
日本貿易振興機構
2024年03月04日

◎2024年11月の米国大統領選挙に向けて、ジョー・バイデン大統領の支持率が4割を下回って低調だが、経済状況は改善しているとの認識が広がっていることが最近の世論調査からわかった。

「ウォールストリート・ジャーナル」紙が3月3日、大統領選などに関する世論調査結果(注1)を発表した。それによると、バイデン大統領の支持率は38%と低調だった一方、経済状況が「改善した」との見方が31%と、2023年12月調査時(21%)より10ポイント上昇した。「悪化した」は57%で、12月調査時(65%)から8ポイント低下した。

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/c4ee854189819f6aba639cfa8e2ec2bab2a8b122
☆トランプ大統領の4年間を採点 外交・経済への評価は?

猪瀬聖ジャーナリスト/翻訳家
2021/1/18(月)

経済政策は?
経済政策も専門家の評価は低い。トランプ大統領は先の選挙戦で、景気拡大が米史上最長を記録したことや失業率が歴史的低水準となったことを自分の手柄として自慢したが、専門家の見方はやや違う。最後の年は新型コロナという不運に見舞われたが、それを考慮してもなお低評価だ。

野村総合研究所(NRI)の木内登英エグゼクティブ・エコノミストは、NRI公式サイトのコラムの中で、トランプ政権最初の3年間の経済成長率は年率2.5%となり、オバマ前政権の景気拡大期の2.25%をわずかに上回ったが、トランプ氏が約束した3%を上回る高い成長率は実現しなかったと述べた。
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Unknown (怒りの日)
2024-11-20 16:06:20
まあ、兵庫に限った話では無いと思いますが、世の中まだまだパワハラに甘いというか、パワハラは逆に正義じゃね?と思っている体育会系脳味噌の持ち主が多いのでしょう。
中でも兵庫と言えば、伝統的にパワハラを凝縮したスポーツ「高校野球」の聖地西宮市があり、日本を代表するパワハラ組織「広域暴力団」の総本山神戸市を持ち、隣の大阪からは相方の頭部をぶっ叩いて笑いを取る下品な芸人が24時間テレビ画面を占拠するパワハラ応援放送が流れてくるし、そもそも「兵庫」というのは「兵士の倉庫」という意味だそうで、兵士というか軍隊という組織は、自衛隊を見ると一目瞭然ですがパワハラが無いと組織が維持できないものですから、「兵庫県」という地域がパワハラと聞けば全力で応援したくなっちゃう人たちで成り立っている、というイメージがより強固にはなりましたね。

あくまでイメージの話ですが。
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Unknown (秋風亭遊穂)
2024-11-20 19:27:32
怒りの日さんへ

あなたの勝手なイメージを兵庫県民の皆さんが目にしたらどう思うでしょうか。そのような想像力を持っていただきたいです。
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