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東京電力は、2021年6月18日付けで『ALPS処理水の現状及び放出方法等について』という資料を公開し、その中で同年3月末現在の「浄化」後の「処理水」に含まれる核種について、以下のようにレポートしています。
『(参考)ALPSで除去対象としている核種』
・滞留水中の放射能濃度が告示濃度の1/100を超える核種を除去対象として抽出(核分裂生成物(核分裂により生成した核種)から56核種、腐食生成物(原子炉冷却系等で使用している金属が放射化された核種)から6核種の計62核種)
・多核種除去設備は、62核種を除去対象として、これら核種の告示濃度との比の総和が1を下回るよう処理性能を有している。
・一方,62核種全ての分析には長時間を要するため、廃炉作業を遅延させずに多核種除去設備の性能確認やタンク群に含まれる核種濃度の把握するためには代表的な核種を選定し、それらの測定値をもって評価する必要がある。
・そのため,処理水の62核種分析を実施し、告示濃度に対して有意に検出された以下の7核種を“主要7核種”として選定した。
なお、処理水中には上記62核種の他に炭素14及びトリチウムも含まれる。
(参考)ALPSで除去対象としている核種
Cs-134,Cs-137,Sr-90,I-129,Ru-106,Co-60,Sb-125』
経産省と讀賣新聞、時事通信などマスコミが「トリチウム水」という言葉にすり替えてALPS水の正体を「トリチウムしか核物質はない」という方向に誤導しましたからね。みなさん本気で信じてる。東電の資料で本当のことを教えてあげると怒り出すんです。苦笑 https://t.co/API7durYCe
— 烏賀陽(うがや)弘道 (@ugaya) August 29, 2023
村野瀬玲奈の秘書課広報室さんより
『東電福島第一原発からのALPS処理水の海洋排出に関する12の虚偽情報 (烏賀陽(うがや)弘道氏の発信) (メモ)』から
まず第一に、ALPSで「浄水」「処理」したあとでも、「処理水」の中には
『処理水中には上記62核種の他に炭素14』
が含まれていると東電自身が認めていることです。
これについては、私のブログでも何度か書いてきました。
書いていなかったことはこれ。
『62核種全ての分析には長時間を要するため、廃炉作業を遅延させずに多核種除去設備の性能確認やタンク群に含まれる核種濃度の把握するためには代表的な核種を選定し、それらの測定値をもって評価する』
そもそも、このブログの読者の皆様のような「意識高い系」の方々以外には(笑)、62種類+αの放射性物質がトリチウム以外に「処理水」に含まれていることがまだ世間で知られていないと思いますが、62種類の核種から「代表的な各種」を選定して、その測定値だけ分析するって酷くないですか?
これが今回のこの記事で一番強調したいことです。
「処理水」=汚染水には、トリチウム以外の多種多様な放射性物質核分裂生成物(約200種)が含まれており、多くは計測すらされていない 。トリチウムも有機結合型トリチウムは生物濃縮を起こす可能性がある。
もともと、剥き出しの核燃料に水が触れる、という事態が原発大事故ならでは想定外の異常事態なのですが、そのせいでもともとの処理前汚染水には200種類もの放射能物質が含まれています。
そのうち、「浄水処理」した後の「処理水」でも62種類以上の核種が含まれていることを東電自身が認めています。
そして、そのうち7種類の「主要」核種しかモニタリングしていないことを東電が自白しているわけですよ。
ホリエモンや橋下徹氏や東国原英夫氏はそういうことも全く知らずに、テレビに出たり、YouTube動画を作ったりしてコメントして儲けているわけです。
実に羨ましいです(爆)。
政府と東京電力の説明にまんまと騙されて、放射能汚染水について「本当に微量だけトリチウム」と言って大恥をかき、れいわ新選組の山本太郎代表に「あなたたちは害悪だ」と言い放ったホリエモンに反論する。
汚染水問題で反中ナショナリズムをかき立てる橋下徹氏「出入国審査のときに入国条件で『ホタテを食え』と。ホタテ10個。それで『ホタテおいしいおいしい!』っていう映像を撮って」。#橋下徹をテレビに出すな
トリチウムの何が問題か
原発事故は終わっていない
「サラリーマンは気楽な稼業ときたもんだ」という映画があって、クレイジー・キャッツと植木等さんたちがほんとに気楽そうに歌っていたのが、子どもの頃ののどかな記憶です。
サラリーマンなんて全然気楽じゃないですよね、それが前提の映画なんですが。
しかし、コメンテーターほどお気楽な稼業は本当にないのがわかったので、私もアイドルやめて普通の女の子に戻る的に、ブロガーやめて普通のコメンテーター目指します!(大嘘)。
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トリチウム以外の物質も危険 放射能汚染水に64種類以上の放射性物質含む
【8月28日 CGTN Japanese】日本政府は24日、放射能汚染水の海洋放出を開始しました。東京電力は25日、放出後の海水測定の結果を発表し、今のところトリチウムの濃度に問題ないとしています。一方、一部の日本メディアは、中国の原子力発電所からの廃水中のトリチウム濃度は日本が放出する放射能汚染水のトリチウムの最高含有量を上回る記録を示していたと報じています。
これについて、中国海洋法学会会長で国際海洋法裁判所(ITLOS)の高之国元判事によると、日本側は汚染水の実際のデータを公表していませんが、福島原発の汚染水は現時点で150万トンであり、放出期間は30年から50年に及ぶ可能性があると推定されます。日本では「トリチウムだけが問題」という誤った認識を発信し続けていますが、世界中の多くの科学者は、放射能汚染水には64種類以上もの放射性物質が含まれており、その7割以上が基準値を超え、多核種除去設備(ALPS)によってそれらを完全に除去するのは難しいとの共通認識を持っています。
高氏は、「これらの放射性物質が海洋の生態系に入れば、最も危険なのはトリチウムではないかもしれない。人類や海洋生物への影響が最も大きいのは炭素14とヨウ素129である。炭素14の半減期は約5000年余りで、ヨウ素129の半減期はそれよりさらに長い。炭素14は海洋生物の体内に蓄積され、その蓄積量や濃度はトリチウムの50倍になる可能性がある」と述べました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News
トリチウム濃度「想定通り」
IAEAのグロッシ事務局長(写真)は29日、東京電力福島第1原発から海洋放出された処理水のトリチウム濃度が基準値を大きく下回っていることについて、「想定通りだった」と述べた=7月9日撮影 【AFP時事】
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スマホで一足遅れにネット参入した人達は、古いデマやミームに今引っ掛かるからね。
こうなったら中国に専門家の調査団派遣を依頼して徹底的に調べてもらうしかないですね。