「東京15区を大阪や関西の一部選挙区ともども維新に譲り渡しかねない野田佳彦(野ダメ)もひどいですよ。」(kojitakenの日記さん)。維新と連携しろと泉健太代表をけしかける野田元首相は立民のガンだ。
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おとといの
IR汚職で実刑判決を受けて明後日の控訴審判決を待つ元自民党の秋元司被告人が、公職選挙法違反で辞職し離党した柿沢未途氏の辞職を受けた東京15区衆院補選に立候補表明。自民党はとことんふざけてる。腐ってる。
で取り上げた秋元司元自民党議員ですが、本日東京高裁で控訴審判決があり、やはり懲役4年、追徴金約758万円の実刑とした1審・東京地裁判決(2021年9月)を支持し、無罪を主張する被告側の控訴を棄却しました。
これはどんな事件かというと、1審判決によると、秋元議員がIR担当の副内閣相と副国土交通相だった2017年9月の衆院解散当日に、IR参入を目指す中国企業の元顧問2人(いずれも贈賄罪で有罪確定)から衆院議員会館で現金300万円を受け取るなど、2018年2月までに同社側から計約758万円相当の賄賂を受け取ったという汚職事件です。
衆議院議員会館で外国企業からカジノ誘致のための賄賂を受け取るとか、最低じゃないですか?
しかも、秋元被告人は保釈中の2020年6~7月にはこの贈賄側の2人に対し、現金授受の現場に元議員がいなかったとの虚偽証言をしてもらう見返りとして計3500万円の提供を持ち掛けて、組織犯罪防止法の買収の罪も加わっているんです。
さすが自民党のカジノ議員、遵法精神のかけらもありません。
ところがこの秋元氏、おとといには次の衆院選の15区補欠選挙に出馬する、控訴審では無罪判決が出ると思うけど、たとえ有罪判決でも拘置所からでも出馬するというのですから、有権者を舐め切ってます。
ちなみに、この東京15区が補選となった理由の、2023年4月に行われた東京の江東区長選挙をめぐる公職選挙法違反事件で、たまたま同じ本日、柿沢未途元衆議院議員の懲役2年、執行猶予5年の有罪判決が確定しました。
秋元氏と違って柿沢氏は3月14日に言い渡された有罪判決に対して潔く控訴する権利を放棄したんですね。
公職選挙法の規定により、柿沢元議員は5年間公民権が停止され、すべての選挙に立候補できなくなります。
それにしても、東京15区の有権者は次から次へと汚職議員が出てくるわけでたまったもんじゃないと思うのですが、kojitakenの日記さんはうちの上記のブログ記事を取り上げる中で
『そんなわけで、私に限らず多くの江東区民にとっては秋元の立候補は「まさか」ではなく「やっぱり」だろうと思います。なにしろ2期連続で現職自民党衆院議員が逮捕される選挙区ですから。まあ柿沢は逮捕直前に離党しましたが。』
とおっしゃっていて、涙がちょちょぎれそうになりました。
さて、今日の本題はその古寺多見さんの記事で取り上げられていて知った、またも出ました野田佳彦元首相の妄言です。
東京15区の衆院補選は、いまや自民党の利権と腐敗の象徴的な選挙になっているわけです。
それなのに、立憲民主党の泉健太代表はいまだに4月16日告示、28日投開票のこの選挙の立候補者を決められないでいるのです。
これについて古寺さんは自分の選挙区だということでずっと推理を進めてこられていまして、
「立民はおそらく現時点でもなお複数のオプションを持っていると推測しています。一人は上記記事にある須藤元気であり、立民の内部調査によると現在のオプションのうち得票力が一番あるのは須藤氏だと聞きます。」
ということなんですが、私も古寺さんと同様、今やネトウヨよりも陰謀論者の方が世の中に垂れ流す害悪は大きいと思っているので、反ワクチン・反LGBT陰謀論の須藤元気氏を立民が立候補させるなんて悪夢以外の何物でもないと思っています。
古寺さんによると東京15区衆院補選で立民の候補者として投票に値するのは江東区議の酒井菜摘氏か、元衆院議員の井戸まさえ氏ということなので、詳しくは古寺さんの記事を読んでみてください。
パンデミック条約と世界保健規則改定案が密かに進められています。草案であってもこれには重大な懸念があります。選挙で選ばれていない機関が我が国の憲法を越えて基本的人権を侵害することは容認できません。 https://t.co/V1n01rkvWb
— 須藤元気 (@genki_sudo) November 10, 2023
僕が紹介議員になった「LGBT理解増進法における生物学的女性の権利保護に関する請願」は残念ながら審査未了でした。この法律が成立されてから、女子トイレや女湯での混乱は続いているので放置することはできません。日本の伝統に従って女性もLGBTの方も調和のある社会になるよう取り組んでいきます。
— 須藤元気 (@genki_sudo) December 15, 2023
さて、ここで登場するのが民主党政権を自爆テロ解散でぶっつぶした男、野田佳彦元首相です。
野田氏は2023年2月にも、立憲民主党に日本維新の会と国民民主党と組めとばかりに
「中道の国民政党を目指すならば、維新ともちゃんとお付き合いできる、国民(民主党)ともよりを戻す、さらに先の穏健な自民党の支持層を取っていくという動きがあって初めて無党派が注目する立憲民主党になると思います」
などと、立民という政党と支持者の本質が全く分かっていない暴言を吐いています。
立憲民主の野田元総理が「中道政党をめざすなら維新の会ともつきあい国民民主党ともよりを戻すことで無党派も注目する」と妄言。それは中道じゃないだろ!維新との共闘で立民から無党派層が離れ支持率も半減。
とにかくテレビに出るのが好きな野田氏は、2023年12月22日のBSーTBSの「報道1930」という番組でも、国民民主党から離党した前原誠司氏ばりに教育無償化などを挙げて
「十分に野党共闘になりうる。模索すべきだ」
と言っています。
民主党政権崩壊の主犯で安倍政権誕生の生みの親である野田佳彦氏に次の総理を期待するとか絶対やめてください。泉健太首相よりひどいことになります(笑)。
そして、2024年3月12日にはまた同じ「報道1930」で野田氏は
「もう乾坤一擲の勝負だと思って、特に野党間の連携は、やっぱり長男である第一党がいろいろ飲み込んでまとめていくということ」
「政権を取りに行く最大のチャンスを迎えている」
といい、政権交代のためには立民が日本維新の会を含む他の野党との共闘が重要だと指摘し、立民や維新が政治改革や教育の無償化といった共通する政策で合意して次の衆院選で野党間の候補者を調整できれば、自民党の一部との連携も視野に入ってくると述べたんです。
さらにさらに、野田氏は3月18日収録のBSテレ東「NIKKEI 日曜サロン」では、次期衆院選に向け日本維新の会との候補者調整が必要だと主張して
「地域的に強い弱いがある。ある種のすみ分けはしょうがない」
「立民が関西で立てても負ける可能性がある。維新が関東に立てても負けてしまう。
ぶつかり合ってもしょうがない」
と言ったんです。
いや、あんたもう立民の党首気取りかよ!
野田佳彦元首相と玄葉光一郎元外相(「次の内閣」の安保相)の安倍国葬参列を止められない立憲民主党が、日本維新の会と「共闘」するとの発表に悪い予感しかしない。
古寺さんは上のテレビ東京系の番組について報じた日経の記事を引用しながら
『やはり立民の右派はいつまでもこんなことを考え続けるのか、と思わされます。
東京15区は関西ではなく首都の選挙区ではありますが、議席は前述の柿沢弘治、木村勉に始まって、小沢一郎系から政界引退後に安倍晋三支持に走った「オスプレイ絶賛」人間・東祥三、柿沢未途、秋元司、再び柿沢未途に占められ、自民党清和会系と立民系がともに苦手とする選挙区です。
それでも枝野前執行部は2021年衆院選で井戸まさえ氏を擁立して勝ちに行きましたが敗れると、泉現執行部にはこの選挙区を維新との選挙協力において維新に譲ろうとでも考えていたのではないかと私はずっと疑ってきました。
そうでもない限りこの区の総支部長をいつまでも空位にしておく理由が考えられないからです。
そしてその疑いはやはり正しかったのではないかとの心証を、上記野ダメの発言を読んでさらに強めました。』
と書いておられます。
野田佳彦氏は番組では関西は維新に関東は立民に棲み分けをといっているけれども、東京15区は立民にとっては勝ちがたい選挙区なので、維新に譲って恩を売り、他の選挙区での立民と維新の候補者調整の有利な材料にしようとしているのではないか、という読みですね。
そうすると、野田氏は維新大好き人間の泉健太代表の言いたいことを代弁して、テレビで泉執行部の先兵を務めていることになります。
このために安倍国葬に参列した野田佳彦元首相が、国会での安倍晋三元首相への追悼演説受諾。自爆解散で安倍政権を産んだ野田元首相はTPP、安保法制、消費税増税、マイナンバー法、原発推進の生みの親だ。
古寺さんによると
「最近の立民支持層の主流は年々組織防衛志向が強くなっているらしく、X界隈などで野田佳彦を批判しようものなら反批判が相次ぐか、さもなくば黙殺されて(後者の方がよりありそうです)大きな声にはなりません。
立民の党勢も自民の自滅に助けられて、伸びはしないまでも衰勢は止まっていますから、野田や泉その他の党内右派は安泰というわけです。」
のだそうです。
しかし、野田氏は2012年にみすみす解散すれば民主党が負けるとわかっているのに自爆テロ解散をして、安倍晋三氏の総理返り咲きのアシストをした人。
野田民主党政権と安倍自公政権の政策は、TPP推進、集団的自衛権法制化=安保法制、消費税増税、マイナンバー法、子育て新システム、原発再稼動と原発輸出、そして後にアベノミクスと言われる異常な金融緩和までそっくり。
野田氏は安倍氏に政権を禅譲したのだろうと私は2012年当時から言い続けています。
そして今も安倍晋三氏を持ち上げることで追悼演説をした自分の評価も上がると思っている野田氏は、裏金問題でも安倍氏が裏金をやめようとしたと決めつけ、今の安倍派幹部がその流れを覆したと批判しています。
野田佳彦という人は権謀術数、泉氏をアシストするように見せかけて、虎視眈々と立民党首の座からまた首相への返り咲きまで狙っていると思います。
立民の中の獅子身中の虫というより、政界きってのガン、それが野田佳彦という政治家です。
超やばい3人の国会議員が生まれた年だった(-_-;)。
野田佳彦元首相の追悼演説。統一教会と癒着し広告塔になっていたから殺害された安倍晋三元首相を、政治テロで死んだかのように扱い、どっ白け。「暴力に怯まず、臆さず、街頭に立つ勇気を持ち続けよう」
のだめカンタービレとはこれ。野田佳彦氏とは何の関係もありません。二ノ宮先生ごめんなさい(笑)。
のだめカンタービレ(1) (Kissコミックス)
野田佳彦氏や安倍晋三氏に比べれば、菅直人首相の方がはるかに良い総理大臣だった。
民主党政権 未完の日本改革 (ちくま新書)
古寺さんは以前は小沢一郎氏よりはやや高く評価しておられた印象のある野田佳彦氏に対して、
「今後は、これまでの泉健太批判に加えて、野田佳彦(野ダメ)も徹底的に叩いて叩いてた叩きまくらなければならない。そう思った次第です。」
と言い切っておられて心強い限りです。
ほんま、ダメよダメダメ岸ダメ政権とならんで、野ダメカンタービレもタチが悪いんですよ~
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カジノを含む統合型リゾート(IR)を巡る汚職事件で、収賄罪と組織犯罪処罰法違反(証人買収)に問われた元衆院議員、秋元司被告(52)の控訴審判決で、東京高裁は22日、懲役4年、追徴金約758万円の実刑とした1審・東京地裁判決(2021年9月)を支持し、無罪を主張する被告側の控訴を棄却した。
1審判決は、元議員がIR担当の副内閣相と副国土交通相だった17年9月の衆院解散当日、IR参入を目指す中国企業の元顧問2人=いずれも贈賄罪で有罪確定=から衆院議員会館で現金300万円を受け取るなど、18年2月までに同社側から計約758万円相当の賄賂を受け取ったと認定した。
また、保釈中の20年6~7月には元顧問2人に対し、現金授受の現場に元議員がいなかったとの虚偽証言をしてもらう見返りとして計3500万円の提供を持ち掛けたとした。
元議員側は控訴審で、「議員会館で現金を渡したとする元顧問2人の証言は信用できない」とし、歩数と距離を記録する元議員のスマートフォンアプリのデータを根拠に、現金授受があった日には議員会館には行っていないと訴えた。
これに対して検察側は、元顧問2人の証言は客観証拠に裏付けられており、信用できると反論。アプリのデータも正確ではなく、議員会館に行っていない証拠にはならないとし、控訴棄却を求めていた。【斎藤文太郎】
去年4月に行われた東京の江東区長選挙をめぐる公職選挙法違反事件で、柿沢未途元衆議院議員の懲役2年、執行猶予5年の有罪判決が確定しました。公職選挙法の規定により、柿沢元議員は5年間、公民権が停止され、すべての選挙に立候補できなくなります。
前法務副大臣で先月議員辞職した柿沢未途元議員(53)は、去年4月の江東区長選挙をめぐり、区議会議員など10人に選挙運動の報酬として合わせておよそ280万円を提供したり提供を申し込んだりしたほか、インターネットに木村弥生前江東区長への投票を呼びかける有料広告を掲載させたとして、公職選挙法違反の買収などの罪で、今月14日、懲役2年、執行猶予5年の有罪判決を言い渡されました。
東京地方裁判所によりますと、21日、この有罪判決が確定したということです。
控訴の期限は今月28日でしたが、柿沢元議員側と検察の双方が控訴する権利を放棄したものとみられます。
判決が確定したため、公職選挙法の規定により、柿沢元議員は5年間、公民権が停止され、すべての選挙に立候補できなくなります。
2024年3月13日(水) 04:13
国内
「もう乾坤一擲の勝負だと思って、特に野党間の連携は、やっぱり長男である第一党がいろいろ飲み込んでまとめていくということ」
立憲民主党の野田元総理はきのう、BS-TBSの『報道1930』に出演し、自民党の派閥による裏金事件や相次ぐ不祥事などから、「政権を取りに行く最大のチャンスを迎えている」との認識を示しました。
その上で、政権交代のためには、日本維新の会を含む他の野党との共闘が重要だと指摘、政治改革や教育の無償化といった共通する政策で合意し、次の衆院選で野党間の候補者を調整できれば、自民党の一部との連携も視野に入ってくると述べました。
2024年3月18日 16:20 [会員限定記事]日本経済新聞
立憲民主党の野田佳彦元首相は18日収録のBSテレ東「NIKKEI 日曜サロン」で、次期衆院選に向け日本維新の会との候補者調整が必要だと主張した。「地域的に強い弱いがある。ある種のすみ分けはしょうがない」と述べ、立民と維新のそれぞれ強い地域で候補者を一本化すべきだとの考えを示した。
「立民が関西で立てても負ける可能性がある。維新が関東に立てても負けてしまう。ぶつかり合ってもしょうがない」と語った。調整について「公示になっても選挙期間中に入ってもいい。やり続けて10でも20でも拾うと全然違う」と語った。
多弱状態の野党は自民党派閥による政治資金問題を巡る政治改革を通じてまとまる必要があると訴えた。「政治改革でまず大同団結する必要がある」と述べ、政治資金規正法改正案の共同提出を提起した。
『 政権を獲りに行く最大のチャンス 』とか言ってもまったく説得力に欠けますね。
さらに『 “アベノミクスを失敗させた最大要因の一つ”消費税増税を決めた三党合意 』にも野田氏は関わっており、そのことの総括もしないだけでなく、『立憲の消費税減税主張を取り下げた』のも『野田氏を始めとする立憲幹部』のポンコツさ加減が原因です。
(※コラムでご指摘の通り、国民に寄り添う姿勢を見せていた鳩山政権の路線を弱肉強食の“新自由主義路線”に切り替えたのは野田氏なのですよね。)
ヘタレの泉氏も当然ですが、『最大戦犯』の野田氏を幹部に据えている時点で立憲のやる気のなさは明白ですね。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA060QD0W2A101C2000000/
枝野前代表の「消費税減税間違い」発言 立民内に波紋
2022年11月6日 日経
◎立憲民主党が2021年の衆院選で掲げた消費税率5%への減税の公約を「間違いだった」と述べた枝野幸男前代表の発言が波紋を広げている。泉健太代表ら党執行部は「変わっていない」と公約の変更を否定する。
◎立民には岡田氏や野田佳彦元首相ら民主党政権で社会保障と税の一体改革をまとめた幹部がいる。枝野氏の発言について、党内には「立民を責任政党として現実路線にしようとする狙いがあるのではないか」との見方がある。
中国資本からIRがらみで資金提供受けた人もいたような。どこの所属でしたっけ?
野田氏、千葉県出身で二人目の総理でしたか?
おまけ、
橋 下衆議員はいまのところ実現していませんね。