戦後5例目 死刑から無罪のえん罪事件

いずれも20年から30年以上、死刑の恐怖におびえながら拘置所で過ごしました。

そこに今回、袴田巌さん(当時30歳)が加わりました。

ボクサーとして日本記録を持つ袴田巌さん

袴田さんは20代の頃、プロボクサーとして活躍。1年間で19試合という日本最多記録をいまも持っています。

逮捕されたのは30歳の時。それから58年。88歳になってようやく無罪を勝ち取りました。

国際人権団体のアムネスティー・インターナショナルは「世界で最も長く拘束された死刑囚」としています。