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今日は離婚事件の相手方の夫が事務所に来られました。
男尊女卑の風潮がまだまだ根強い我が国ですが、実は、男の人は弱いですね。
独居での死を早期に迎える人は圧倒的に男性が多いです。
家族がいなければ生きがいもないし、長生きもできないのに、本当の意味で妻や子どもを大切にしていない男性は多いですね。ことが別居にいたっても自分に問題があると感じられない。男性側に物事を見つめる感性があまりにない。
危機感が乏しすぎるんですよね。
私の今の依頼者は妻であり母である人ばかりなので、とにかくその権利が守れるようにがんばっているのですが、それと気づいてか気づかずにか、妻を傷つけ、孤独になっていく男性たちを相手にしながら、自分にも同じ問題があると思い当たることも多いです。
人間として考えさせられるところ、大、です。
男尊女卑の風潮がまだまだ根強い我が国ですが、実は、男の人は弱いですね。
独居での死を早期に迎える人は圧倒的に男性が多いです。
家族がいなければ生きがいもないし、長生きもできないのに、本当の意味で妻や子どもを大切にしていない男性は多いですね。ことが別居にいたっても自分に問題があると感じられない。男性側に物事を見つめる感性があまりにない。
危機感が乏しすぎるんですよね。
私の今の依頼者は妻であり母である人ばかりなので、とにかくその権利が守れるようにがんばっているのですが、それと気づいてか気づかずにか、妻を傷つけ、孤独になっていく男性たちを相手にしながら、自分にも同じ問題があると思い当たることも多いです。
人間として考えさせられるところ、大、です。
子どものことを考えると、離婚をしないほうがいいのか、それとも悪い夫婦仲の間におき続けないほうがいいのか、難しい問題です。
いずれにしても子どもに影響があることは間違いないのですが、片親になると少年事件を起こしやすい、とかそういうことではないんですね。一人で育てると経済的に厳しくてそのせいで親が荒んでしまったり子どもが荒むというようなことはあるのでしょうけど。一人の親でも愛情は思いっきり注げますから。
弁護士は依頼者本人の離婚する、しない、の結論をゆっくり待ってあげることは出来ても、代理で決断したりできません。そういうのが専門職なんでしょうね。親族じゃないんだもん。
時間が経つにつれて、小さいすれ違いが大きくなり、離婚にまで発展するのでは?(ぼくは結婚も離婚もしたことないけど)
ぼくの両親も大学1年の時に離婚していて、3年近く裁判をし大阪高裁までいき、やっと離婚となりました。
裁判をしたせいもあるけど、最後はお互い他人以下で嫌っていました。
自分としてはもうある程度大人だし、精神的にも影響されないだろうと思っていましたが、それでも結果的にはいろいろな面で影響されていました。
ぼくとしてはたくさん人生の勉強にもなったし、弁護士を目指すきっかけにもなり、後学のためにもよかったと思います。
自分はまだある程度大人になっていたのでよかったのですが、もっと小さいときに裁判されていたかと思うとゾッとします。
両親の問題で一番の被害者は子供ではないかと思います。
産まれてくる子供は両親を選ぶことはできないのだから、両親は子供に最大限の愛情や幸せを注ぐ義務があると思うんです。
子供のためにもお互いを尊重し合って、離婚せずに死ぬまで連れ添って生きて欲しいです。