立花孝志氏に情報提供した岸口実・増山誠兵庫県議に対する日本維新の会の処分が、実質は維新オーナーの橋下徹氏の主張通り、岸口除名・増山離党勧告の逆転処分に。維新最大の権力者である、#橋下徹をテレビに出すな
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斎藤元彦知事に対する県議会全員一致の不信任案可決から自動失職により、2024年11月に行なわれた兵庫県の出直し知事選。
その中でN党党首でデマと誹謗と中傷の人である立花孝志氏に日本維新の会所属の3人の県議会議員がそれぞれ情報を流していたことが、立花氏により暴露され、本人たちも自白したのでわかりました。
この3人に対する処分について2月24日付け読売新聞が
『立花孝志氏へ情報提供の増山誠県議を「除名」、岸口実県議は「離党勧告」検討…兵庫維新の会』
と報道するなど、マスコミ各社は増田誠県議は除名、岸口実県議は離党勧告だろうと予想していました。
立花孝志氏に情報を流して竹内県議を自死に追いやった維新の会県議らが記者会見。維新創設者の橋下徹氏は兵庫維新の会解散で収めようとしているが、吉村洋文代表と斎藤知事は辞職、日本維新の会は解散するのが当然だ
主なマスコミ全社が結果とは真逆の、増山除名・岸口離党勧告と予想していた。
立花孝志氏よりさらに嘘つきだった維新の会。岸口実県議が立花氏の公開した怪文書について「自分が手渡したと言われても反論のしようがない」と落城。斎藤元彦知事は「私がコメントする立場ではない」といつもの逃げ
本来であれば、普通の政党なら、白井県議も含めて3人とも除名するのが当たり前です。
しかし、3人の処分に差をつけるとしたら、百条委員会の副委員長とは言え立花氏に渡したのがただのデマ文書だった岸口県議よりも、兵庫県議会百条委員会の秘密会で自ら盗聴した録音データを立花氏に渡した増山県議の方がそれは処分が重いはず。
ですから大方の予想が増山除名、岸口離党となっていたのは合理的だったのですが、ふたを開けてみたら大逆転。
維新の会は岸口県議に「除名」、増山県議に「離党勧告」という逆の処分を発表しました。
読売新聞の今日付けの記事なんてまさに
『立花孝志氏への情報提供で維新県議処分、岸口実氏「除名」・増山誠氏「離党勧告」…24日時点の案と反対に』
となってますが、でもこれは予想できたことなんですよ。
立花孝志氏に録音データなどを渡した維新の会の岸口実県議と増山誠県議が百条委員会を辞任。吉村代表「本人たちの思いはわかる」w。維新創設者の橋下徹氏「ルールを重視する維新の精神から完全に逸脱」と大嘘ww
だって、維新創設者の橋下徹氏は
「大手マスメディアも本来は秘密であることを報じているのはたくさんある。捜査情報なんて、絶対捜査機関は出してはいけない。でも報じている。公共的、公益性と言うこと。マスメディアは情報源は守る。情報源を立花さんが明かしてしまったのでこういう批判をされているが」
「秘密を全部報じたらダメとなると報道は成り立たない」
と2月24日のフジテレビ系「めざまし8」で強弁していましたから。
これは増田県議が秘密会の秘密データを持ち出したことを無理やり弁護しているわけです。
あのね、秘密会で非公開という情報は出したらいけないことに兵庫県議会百条委員会の規則で決まっているんですよ?
そもそも、出席者が勝手に内緒で秘密会での会話を録音して、それを外部に持ち出すのを許していたら、それはもう秘密会でもなんでもないじゃないですか。
彼らが謝ったのは、百条委のルール違反(増山)、立花に会い、真偽不明の怪文書を渡した軽率さ(岸口)だけ。それが選挙の公正を歪めた、誹謗中傷を巻き起こし、人を死に追い込んだ、個人を著しく貶めた─など、自身の行為がもたらした重大な結果については認めてすらいない。https://t.co/2iKTOpLv5Y
— 松本創 (@MatsumotohaJimu) February 24, 2025
竹内県議が亡くなった後、立花氏が事情聴取を受けていたとか、逮捕の予定があったとか、嘘八百を発信して兵庫県警本部長に否定された時も、警察には謝罪したが、竹内さんや遺族には謝っていない。それどころか、今も誹謗中傷を続けている。この人たちに共通するのは恐ろしいほどの倫理観の欠如 https://t.co/4Ms21wlVmm
— Shoko Egawa (@amneris84) February 24, 2025
日本維新の会の代表選挙、吉村洋文候補は創設者である橋下徹氏の傀儡だ。「維新は第2自民党でいい」などと本当のことを言ってしまうネコ馬場代表の首を切って吉村氏に挿げ替えるのが橋下氏の元々のプランだった。
さらに橋下氏は2月25日にⅩに
『維新の増山県議は除名、岸口県議は離党勧告へ 情報漏洩で兵庫維新方針』
という産経新聞の記事の見出しを掲げて
『逆、逆。報道の自由と暴露内容をしっかりと考えれば、岸口さんの方が悪質性が高い。
表面的には100条委員会秘密会の内容を漏らした増山さんの方が悪質性が高いように見えるけど、違うんだよなー』
と投稿していました。
橋下氏が前の代表の馬場伸幸執行部を追い詰めて追い落として、吉村洋文代表に代わってから、ますます維新は橋下氏に逆らわなくなっています。
だから、本日2月26日に公表されるはずだった維新の会による両県議に対する処分は、増山氏よりも岸口氏の方が必ず重いものになるだろうと橋下維新の会をウォッチし続けて15年のわたくしは思っていました。
維新の増山県議は除名、岸口県議は離党勧告へ 情報漏洩で兵庫維新方針https://t.co/IR09YNVPsk
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) February 24, 2025
➡ 逆、逆。報道の自由と暴露内容をしっかりと考えれば、岸口さんの方が悪質性が高い。表面的には100条委員会秘密会の内容を漏らした増山さんの方が悪質性が高いように見えるけど、違うんだよなー
【#橋下徹が諸悪の根源】玉木雄一郎氏のように要職に在りながら不倫をし、立花孝志氏のように「敵」の自宅前で脅迫してデマを言う。今の倫理観なき乱暴な政治はすべて橋下徹氏が始めた【#橋下徹をテレビに出すな】
橋下氏はこの投稿に続けて、
『100条委員会秘密会で奥谷委員長が証人の発言を遮った事実は報道に値する。
秘密会なんだからプライバシーを理由に発言を遮ったらダメ。
あそこで片山副知事が告発者のクーデターの話やプライバシーの話を持ち出したら、それらが内部告発として扱うことに影響しないことをしっかりと議論すればよかった。
プライバシーに関してもファイルの存在の事実は認めた上で、その裏付けがないこと、内部告発とは関係ないことをしっかり議論すればよかった。
それをせずに、プライバシーの一点ですべてを封じたので「何かを隠している!」と有権者が大きな疑念を抱いた。
ゆえに、このような秘密会の問題点が報道されても、取材源として増山さんの名前が出てこずに「関係者によれば」となっていれば問題にされなかっただろう。
他方岸口さんの方は完全な誹謗中傷文書の拡散。そして竹内さんの自死につながった影響を否定することはできないだろう。 極めて悪質性が高い。』
というのですが、岸口氏が完全なる誹謗中傷文書を立花氏に渡したから除名、これはいいでしょう。
しかし、斎藤知事に対する告発の内容が事実かどうかを調査している百条委員会で、片山副知事が告発者である元県民局長のプライバシーを持ち出す必要はなく、その中身が元県民局長が職員と不倫していただの不同意性交をしただの、真っ赤な嘘の酷い内容だったのですから、奥谷委員長が止めたのは当たり前です。
そして、秘密会でもそこにいる人は全員、元県民局長のプライバシー情報を聞いてしまうことになるのですから、委員長は止めないとむしろダメです。
100条委員会秘密会で奥谷委員長が証人の発言を遮った事実は報道に値する。
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) February 24, 2025
秘密会なんだからプライバシーを理由に発言を遮ったらダメ。…
『「橋下徹氏を重用するのは日枝さんの影響」「自分の脅威になる優秀な人は偉くさせない」フジテレビを壊した根深い「日枝支配」』(週刊新潮)。橋下弁護士による自己保身目的のフジテレビ擁護コメントに騙されるな
そしていずれにしても、その質疑応答を内緒で録音して外部の人間である立花氏に渡して、ないことないこと誹謗中傷を拡散させたのですから、増山県議の行為は県議会の規則に反するだけではなく、立花氏の名誉毀損にも個人情報保護法違反にも共同正犯となるのです。
増山氏の行為に客観的に公共性がなく、主観的な目的にも公益性もないのは明らかであってはるかに違法性が高いのに、橋下氏がそれを
「100条委員会秘密会で奥谷委員長が証人の発言を遮った事実は報道に値する」
などとまるで公共性や公益性があるかのようにこじつけるのは、法律家として恥ずかしいとしか言いようがありません。
まさに、橋下氏が増山氏を弁護するのは、日本維新の会の今の代表である吉村洋文大阪府知事が、これらの県議らの行為について
「思いはわかる」
と言って炎上しているのと全く同じ理屈です。
あと「ルール違反」っていう言い方も、ちょっとした反則みたいで気になる。 https://t.co/NYdM7hdpSq
— Shoko Egawa (@amneris84) February 20, 2025
違憲・違法な思想調査アンケートをさせたと裁判所に断定された橋下徹氏が、斎藤元彦知事に「僕ら政治家やってた時に法律に違反するかどうかじゃなくて、ずっとその手前のところでやめとく」と説教する笑止千万(笑)
今回の岸口・増山県議に対する処分が大方の予想に反して橋下氏が事前に言った通りになっていることからも、いまだに維新創設者の橋下氏が日本維新の会の実質的オーナーであることは明らかです。
橋下氏の評論家としての政界・言論界への影響力の基盤は維新の会あってこそ。
だから、橋下氏も自分の子飼いである吉村代表だけは徹底的にかばっていて、今回の立花氏への情報漏洩についても
「大スキャンダル中の大スキャンダル」
と言いながら、
「ですから、吉村日本維新の会の代表は、どうするかっていうことがものすごい問題になると思うんですけど」
「ボクは兵庫県議会の維新、解散すべきだと思ってます」
と、吉村氏に火の粉が飛ばないように兵庫県維新の会の解散?!というナンセンスな提案で誤魔化しにかかっています。
橋下氏は国政選挙の告示から投票日までだけテレビに出ないという姑息な方法で、自分の番組の政治的中立性が問題にされないようにしていますが、この人、国政政党日本維新の会の代表も同然なんですから。
他の政党の代表たちに交じって維新の会からテレビに出るのはいいけど、まるで公正中立なキャスターみたいにテレビに常時出したらダメな人なんです。
なぜひろゆきやホリエモンは批判されるのに、橋下徹氏を批判する識者が少ないのかがわからない。一番権力に近いところにいる(というか実質は政治家で権力者である)コメンテーターなのに。
日本維新の会創設者の橋下徹氏が衆院総選挙の公示日から投開票の前日まで、政治的中立性の問題からフジのレギュラー番組出演自粛。だが放送内容の政治的公平性は常に求められる以上、#橋下徹をテレビに出すな
立花孝志氏に情報を流して竹内県議を自死に追いやった維新の会県議らが記者会見。維新創設者の橋下徹氏は兵庫維新の会解散で収めようとしているが、吉村洋文代表と斎藤知事は辞職、日本維新の会は解散するのが当然だ
参考記事
村野瀬玲奈の秘書課広報室さんより
日本人・大阪府市民の中の維新支持者・維新容認者は維新大阪関西万博の大失敗から学ぶことができるでしょうか?
kojitakenの日記さんより
フジテレビ労組がストライキ断行か ドン・日枝久相談役の〝会見出席〟求めた意見書スルーで怒り充満 (東スポWEB)
吉村代表は思いは分かるが、などと語っていましたが、決して軽率などという言葉では片付けられるものではない、非常に重い問題だと感じます (小川彩佳, news23, 2025/2/20)
編集後記
橋下氏は前述しためざまし8で、2010年に大阪維新の会、2012年に日本維新の会を作ったことについて
「ただ15年前に維新をつくったという意味では、責任を感じてます。
こういう集団になってしまった、と。
本当に残念だし有権者のみなさんには申し訳なく思っています」
と視聴者に謝罪したんですが、その前に言い訳として
「10年前に維新を辞めてボクは党員でも何でもないんですが」
と抜け抜けと言っています。
いやいや、吉村氏はあなたの口パク人形で、言ってることはあなたから指示された通りのことばかりじゃないですか。
あなたは15年間維新を支配し続けてきていて、維新の数々の不祥事に対するあなたの責任は維新を作っただけでなく、今でもコントロールしていることにこそあるんですよ。
何を誤魔化しているんですか。
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兵庫県知事の内部告発問題で、日本維新の会の県議が政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏への情報提供に関与したことについて、県組織「兵庫維新の会」は26日、県議会百条委員会の元副委員長の岸口実氏(60)を最も重い除名処分、元委員の増山誠氏(46)を離党勧告処分とした。兵庫維新の金子道仁代表(参院議員)が26日、県庁で記者会見を開いて明らかにした。
金子氏や党関係者によると、24日に開かれた兵庫維新の党紀委員会では増山氏を除名、岸口氏を離党勧告とする案が出たが、25日夜の執行役員会では要職にあった岸口氏の方が責任が重いなどとして見直した。
岸口氏は知事選期間中の昨年11月1日、神戸市内のホテルで、民間人とともに立花氏と面会。2人のうちどちらかが文書を手渡した。文書は出所不明で、先月亡くなった竹内英明前県議について、斎藤元彦知事を陥れた「黒幕」などと記載されていた。
金子氏は処分理由について、▽公人の立場で他者への 誹謗 が含まれる真偽不明の文書を第三者に渡した▽百条委副委員長でありながら、委員会に関する真偽不明の情報を流出させた――などと指摘。「社会に与えた影響は大きく、維新への信頼を失墜させる行為だ」とした。
増山氏は昨年10月下旬に立花氏と連絡を取り、知事選告示日の同月31日、神戸市内のカラオケ店で面会。非公開で行われた百条委の証人尋問で自身が録音した音声データと、備忘録として作成したメモを渡した。金子氏は「議会人として法令順守意識が全く足りず、大きな問題だ」と指摘した。
岸口、増山両氏は処分を受け、県庁で記者団の取材に応じ、議員辞職をせず無所属で活動する考えを示した。日本維新の吉村洋文代表は26日夜、民放番組で「党のガバナンス(組織統治)の問題もある。調査委員会を立ちあげ、背景事情を含めて分析したい」とし、岸口氏について「議員辞職すべきだ」と述べた。
兵庫県の斎藤元彦知事らの疑惑に関連する情報を日本維新の会に所属する兵庫県議3人が政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首に提供した問題で、県組織・兵庫維新の会は26日、岸口実県議(60)を除名、増山誠県議(46)を離党勧告とする処分を発表した。当初は増山氏を除名、岸口氏を離党勧告とする方針だったが、岸口氏は当時は県議会の議員団長で調査特別委員会(百条委)の副委員長を務めるなど責任のある立場だったとして、党紀委員会の意見から処分を見直した。
兵庫維新の会は、神戸市で24日に党紀委員会を開き、2人から非公開で聞き取りを実施。25日の執行役員会で処分を協議した。情報提供を意図して立花氏に電話で接触した白井孝明県議(41)については、引き続き処分を検討する。
維新の調査結果などによると、増山氏は非公開で実施した百条委の議事を自ら録音したデータと、疑惑を告発した元県西播磨県民局長(2024年7月に死亡)の私的情報に触れた自作のメモを、24年10月31日に立花氏へ提供した。
百条委の録音データは、片山安孝元副知事の証人尋問でのやり取りが記録されていた。10月25日の百条委は、斎藤氏の失職に伴う知事選(11月17日)への影響を避けるため、非公開で実施されていた。
増山氏は23日の記者会見で「議会のルールを破った。私の行為は重い」として離党届を提出したことを明らかにしている。
岸口氏は11月1日、民間人とともに立花氏と面会し、真偽不明の文書を渡す場に立ち会った。この文書は、百条委の委員だった竹内英明元県議(25年1月に死亡)を「黒幕」と名指しする内容だった。
これを根拠に、立花氏がSNS(ネット交流サービス)などで発信し、竹内氏らが中傷される一因となった。
岸口氏は百条委の副委員長、増山氏は委員を務めていたが、問題発覚後に辞職している。【栗田亨】
橋下徹氏、「めざまし8」で「維新」兵庫県議「情報漏えい問題」謝罪…「維新をつくった責任を感じてます…有権者のみなさんには申し訳なく思っています」
フジテレビ系「めざまし8」(月曜~金曜・午前8時)は24日、斎藤元彦兵庫県知事の疑惑告発文書問題で昨年の知事選期間中に文書作成者の私的情報を政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志氏に提供するなどした日本維新の会所属の岸口実県議、増山誠県議、白井孝明県議が23日、神戸市内で記者会見したことを報じた。
岸口氏は文書問題調査特別委員会(百条委)の元副委員長。増山氏は元委員。3人とも漏えいを事実上認めて謝罪し、情報が事実か分からないまま文書で渡したと説明した。岸口氏は昨年11月1日、告発者の私的情報文書を立花氏に渡す場に同席。文書には今年1月に亡くなった竹内英明元県議らが文書問題の「黒幕」だと批判する内容も含まれていた。斎藤氏を応援する目的で11月の知事選に立候補した立花氏は、受け取った情報をネット上で公開した。
増山氏は23日の会見で、離党届を提出したと説明。議員辞職は「有権者の声を聞いて判断したい」とした。他2人は今後判断するとした。
MCで俳優の谷原章介に「維新を立ち上げたお立場として」と今回の問題への見解を聞かれたコメンテーターを務める元大阪府知事の橋下徹氏は「10年前に維新を辞めてボクは党員でも何でもないんですが、ただ15年前に維新をつくったという意味では、責任を感じてます。こういう集団になってしまった、と。本当に残念だし有権者のみなさんには申し訳なく思っています」と謝罪した。橋下氏は2010年4月に「大阪維新の会」を結成。12年9月に国政政党「日本維新の会」をたちあげた。
その上で今回の問題に「秘密のものを出したということに限らず自分たちの利益のためにやったところが一番の問題です」などと解説していた。
維新・吉村代表 橋下徹氏の「兵庫の維新は解散すべき」発言に「それくらい重たいこと」
日本維新の会の吉村洋文代表(49、大阪府知事)が25日、府庁での囲み会見で、兵庫県の斎藤元彦知事の告発文書問題をめぐり、同党の兵庫県議3人が告発者の私的情報が書かれた文書や秘密会で行われた百条委員会の音声データなどを政治団体・NHKから国民を守る党の立花孝志党首に提供するなどしたことを認めたことについて言及した。
維新創設者の橋下徹氏(55)が19日、X(旧ツイッター)で維新の兵庫県議団について「こんなルール違反集団はもう解散したらどうや」とポスト。23日放送のテレビ番組でも「兵庫県議会の維新は解散すべきだと思っています」と断罪した。
記者団から、橋下氏への発言の受け止めを問われた吉村氏は「いったん、ぜんぶやり直すべきだというご意見だと思う。それくらい重たいこと。一連の課題を洗い出して、ガバナンスを強化することが重要だと思います」と述べ、兵庫維新の会のガバナンス(統治)のあり方を調査する調査委員会を立ち上げるとした。
橋下徹氏、維新の3県議は「自分たちの利益のためにやったのが一番の問題」
元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が24日、フジテレビ系「めざまし8」で、前日に行われた日本維新の会の兵庫県議の会見について言及した。
会見は百条委の元副委員長の岸口実氏、元委員の増山誠氏、県議の白井孝明氏が出席。昨年の知事選期間中に、斎藤知事の疑惑告発文書の文書作成者の私的情報を立花孝志氏に提供したことを、3人は事実上認め、謝罪した。
維新の会を立ち上げた橋下氏は、すでに維新の党員ではないが「10年前に作ったという意味では責任を感じています。こういう集団になってしまったのは残念だし、有権者の皆様には申し訳なく思っています」と謝罪した。
ただ橋下氏は、秘密にしておくべきことが漏れたという点においては「大手マスメディアも本来は秘密であることを報じているのはたくさんある。捜査情報なんて、絶対捜査機関は出してはいけない。でも報じている。公共的、公益性と言うこと。マスメディアは情報源は守る。情報源を立花さんが明かしてしまったのでこういう批判をされているが」ともコメント。「秘密を全部報じたらダメとなると報道は成り立たない」とも語った。
吉村代表は、兵庫県議会の維新に所属する増山誠県議が、「非公開の音声データを立花氏に提供したこと」について、「『百条委員会で行われてる事実を伝えたい』という気持ちはわかる」という見解だったと述べ、「ルールに反するからやったらだめです」と話した。
日本維新の会 吉村代表:(「思いはわかる」と言ったのは)知事選挙前に、『兵庫県民に対して、マスメディアやあるいは百条委員会で伝えないけれども重要だと思う事実』を伝えたいという思いです。
ただそれは秘密会としてやるというふうに決めた以上はですね、出しちゃいけないことだし、ルール違反はしてはいけないこと。だから許されないことだというふうに私は思います。
…ということを言ってるんですけど、そこのところだけ、なんかどんどん切り取って言われますが、僕の本心は、本意で思うところはそういうところです。正当化されるものではないと思います。
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街宣で「僕が(知事に)なったら千葉県は一気に変わっていきますよ」とほざいたそうですが、確かに変わるでしょう「ヤクザの県」に。
立花のヤクザ仲間の橋下徹が「秘密会なんだからプライバシーを理由に発言を遮ってはダメ」と言っていますが、秘密会であっても記録は残すわけですから「人権」に配慮するのは当然のこと。こんな人権を踏みにじる人間でも弁護士になれるんですね。
そうでした、吉村洋文も弁護士、統一教会という反社お抱えの弁護士もいますから。弁護士の肩書に騙されてはいけないということでしょう。
橋下徹は「あそこで片山副知事が告発者のクーデターの話やプライバシーの話を持ち出したら、それらが内部告発として扱うことに影響しないことをしっかりと議論すればよかった。」ともっともらしく言っていますが、公用パソコンの中のデータであっても、個人のことに関しては委員会での検証の対象にしないことは百条委員会ですでに確認済みでした。
橋下徹は、維新の議員らの悪事を批判している風に見せかけて、実際はその悪事を正当化しているだけ。常に反社の側に立って発言をしているということです。
岸口と増山のどちらが悪質か、と善人ぶっている橋下徹が一番の悪人です。
冒頭の画像の悪人たちこそが刑事罰を受けるべきなのに
大崎事件、再審を、最高裁が棄却してしまいました(怒)
それに、反対意見をした宇賀さん…
かつての団藤さん等、本当の良識を持ってはるのは、法曹の手垢に塗れていない方なのか、と…
私は、次の最高裁判事は弁護士の鴨志田さんを推したいです!!(私には権限ないけど(^^;)
「最高裁判事」「指名」の透明性も・こそ必要ではないでしょうか