上下ともクリックしてくださると大変うれしいです。
自民党総裁選で有力候補となっている小泉進次郎氏については、当ブログでは総裁選最有力候補をみなし、内閣総理大臣になった最初の選挙では大勝するだろうが、来年7月の参院選挙までには化けの皮がはがれて、自民党はすぐに凋落するだろうと書いたわけです。
しかし、すでに総裁選での討論会や演説会での発言の頼りなさがあげつらわれており、特に出馬表明の会見では質疑応答を除く演説部分約35分で657回もカンペを見た、9月12日の総裁選告示の日の討論会で10分の持ち時間で221回も原稿をチラ見した、ということで
「カンペ進次郎」
というありがたくない新たなあだ名がつけられている始末(笑)。
でもこの人の間抜けさに惑わされてはいけません。
進次郎氏の悪の本質は、新自由主義の権化である竹中(抜き)平蔵氏譲りの解雇規制緩和を主要政策のいの一番に持ってくる邪悪さにあります。
小泉進次郎氏が自民党総裁選出馬表明で「人生の選択肢の拡大」という猛毒ポエムを多用して、河野太郎氏よりさらにひどい竹中平蔵・菅義偉氏ら直伝の弱肉強食の新自由主義の極致「解雇規制の緩和」を全面的に主張した
さて、いったん話は変わって安倍晋三元首相が2013年6月という政権奪回後初の国政選挙であった参院選の前に、自民党総裁室に統一教会会長などの幹部らを招き入れて、元産経新聞記者の北村経夫氏を比例区で当選させる相談をしていたという9月17日の朝日新聞のスクープの話。
朝日新聞が安倍晋三首相が自民党総裁室での統一教会会長ら幹部との面談をスクープ。2013年参院選で元産経新聞記者の北村経夫氏への応援を依頼。自民党総裁候補9人は教団と党の関係を再調査するかどうか答えろ。
【#安倍晋三が諸悪の根源】統一教会の政界支援の対象は「安倍さんの一存だった」。恩恵を受けた安倍晋三元首相の子飼い議員の名は元産経新聞記者の北村経夫参院議員。
リテラによると、この北村氏の統一教会疑惑については、すでに鈴木エイト氏が指摘していました。
『そして、統一教会問題を追及してきたジャーナリスト・鈴木エイト氏の『自民党の統一教会汚染 追跡3000日』(小学館)によると、2013年の参院選直前に全国の教団支部や関連施設にある文書がFAXで一斉送信された。その内部通達文書には、こう記述されていたという。
〈全国区の北村さんは、山口出身の政治家。天照皇大神宮教(『踊る宗教』とも)の北村サヨ教祖のお孫さんです。首相からじきじきこの方を後援してほしいとの依頼があり、当落は上記の『踊る宗教』と当グループの組織票頼みですが、まだCランクで当選には遠い状況です。参院選後に当グループを国会で追求する運動が起こるとの情報があり、それを守ってもらうためにも、今選挙で北村候補を当選させることができるかどうか、組織の「死活問題」です。〉
安倍氏が直接、統一教会に北村氏の後援を依頼した──。ようするに、この内部文書の記述は、今回の朝日のスクープとぴったり符号するものなのだ。安倍氏の銃撃事件以降、自民党と統一教会の関係について取り沙汰されるなか、ネット上ではこの内部文書を「怪文書だ」と決めつける連中が湧いていたが、もはや信憑性を疑う余地はないだろう。』
自民党の統一教会汚染 追跡3000日
ところが、朝日のスクープが報道された同じ17日夜に放送されたTBS系「news23」(月~金曜午後11時)に、自民党総裁選に出馬している9人の候補者が出演したので、報じられた自民党と旧統一教会をめぐる報道について、キャスターを務める小川彩佳さんが9人に対し、
「新しい報道がでているという中で、ご自身が総裁になった場合、教団との関係について何らかの再調査を行うという方がいらっしゃったら挙手をお願いいたします」
と問いかけたのですが、挙手する候補は皆無。
誰が自民党総裁になっても、自民党の刷新なんてする気もないし、できるわけもないことが明らかになりました。
自他ともに認める「安倍後継」である高市早苗候補にとっても、統一教会問題は最大のアキレス腱のはず。
自民党総裁選で安倍晋三元首相の後継者を自認する高市早苗候補の推薦人20人中10人が壺議員。信者がSNSで「高市早苗さん一択」と大応援。教団の世界日報には5回登場して「夫婦別姓。私は大反対」。
この部分は収録だったので、生放送に戻ると、小川キャスターは
「時間の制約がある中、語っていただきましたが、もっとカメラの向こうに国民がいるんだということを意識した言葉というものを、もっとうかがいたかったなと思います」
と意見を述べたそうなんですが、裏金問題についてはさらなる調査や処分を示唆する候補もいるわけですよ。
しかし、統一教会に関してはゼロ。
カメラの向こうに国民がいようが党員がいようが、人気取りのためでも統一教会との関係の再調査だけは口にできないという時点で、かえって統一教会と自民党の関係の闇を感じさせました。
統一教会との関係を再調査するかについて誰一人手を上げず黙殺。#自民党は変わらない。これが今回の自民党総裁選を象徴するシーンだった。
【#自民党は平気で嘘をつく】自民党総裁選になって急に選択的夫婦別姓(小石河)、保険証廃止見直し(林)、防衛増税ゼロ(茂木)など聞こえのいいことを言い出したが、誰が総理総裁になっても絶対に実行しない。
そして、最有力候補の1人である小泉進次郎氏は、本日9月21日に東京都内で記者団の(たぶん朝日新聞の記者からの)質問に答え、上記の朝日の報道に関し、自身が総裁に就任した場合の再調査について
「考えていない。関係は実際に断ち切っている」
と明言しました。
それもそのはず、小泉氏の背後には菅義偉元首相がいるのは公知の事実ですが、菅氏には安倍氏が統一教会に選挙運動をお願いした北村経夫氏に関する重大な疑惑が以前から指摘されているからです。
この件は実は11年前、2013年8月16日に朝日新聞朝刊3面で守真弓記者が書いた記事『参院選で自民候補を支援 宗教団体、靖国参拝に賛否』の「自民党比例区当選者の得票と支援した宗教団体」一覧表にある。自民党本部の資料から転載されたものだ。
— 鈴木エイト ジャーナリスト/作家 (@cult_and_fraud) September 21, 2024
朝日新聞の記事でも“答え合わせ”がなされていく…
『やや日刊カルト新聞』(2013.8.16)
— 鈴木エイト ジャーナリスト/作家 (@cult_and_fraud) September 21, 2024
朝日新聞が自民党比例区当選者を支援した宗教団体一覧を掲載 本紙追及の北村経夫参議院議員を支援していたのは、やはり統一教会系のあの団体https://t.co/DrjyxdE3rT#朝日新聞 #統一教会 #北村経夫 #世界平和連合 #自民党 #安倍晋三 #菅義偉 #参院選2013 https://t.co/1NHdMqrk6s pic.twitter.com/Si1ZhMl0ZS
リテラ記事の該当部分をそのまま引用しますと
『そして、今回のスクープによって北村氏への組織的な支援の事実が明らかになったいま、あらためて検証が必要なのは、菅義偉・前首相と統一教会の関係についてだ。
というのも、2013年参院選で北村氏が統一教会の全面支援を受けていた問題をめぐっては、同議員の元選挙スタッフである近藤将勝氏が「北村氏の後援会名簿に多数の旧統一教会系の方々の名前、統一教会系団体の肩書が載っていた」「統一教会系の団体から派遣されていた女性がいた」「選挙期間中に統一教会から送られてきたFAXに北村氏が教会で遊説する日程が書かれていた」などと具体的に証言。2022年7月26日に放送された『news23』(TBS)では、さらにこうも証言していた。
「事務局長があるとき、私たちにふと漏らされたのが、この世界平和連合(教団の関連団体)との関係は、当時の菅官房長官が、北村候補に選挙支援として差配したと、支援団体としてつけたと」
さらに、有田芳生氏の『誰も書かなかった統一教会』(集英社新書)では、こんな官邸最高幹部のコメントが掲載されている。
「北村候補の福岡の選挙事務所には東京から女性信者が派遣されました。福岡事務所の責任者が上京した時、総理の日程が合わなかったので菅官房長官が対応したこともあります」
菅事務所は『news23』の取材に対して「差配した事実は一切ありません」と回答を寄せているが、菅氏は安倍首相が取り付けた統一教会の協力の調整や対応をおこなっていた可能性があるのだ。』
誰も書かなかった統一教会 (集英社新書)
自民党は組織として統一教会の支援を受けてきた。
— 有田芳生 (@aritayoshifu) September 20, 2024
2013年、16年は北村経夫候補だが、2004年、2010年には山谷えり子候補が支援を受けていたことが教団の内部文書で明らかだ。岸田文雄総理や自民党執行部の「組織的関係はない」という言い訳は、いまさらだが、通用しない。 pic.twitter.com/BxITyQACyz
北村経夫氏の選挙事務局長が
「事務局長があるとき、私たちにふと漏らされたのが、この世界平和連合(教団の関連団体)との関係は、当時の菅官房長官が、北村候補に選挙支援として差配したと、支援団体としてつけたと」
という話は、鈴木エイト氏も指摘しており、同氏は統一教会と自民党の癒着の最大の焦点は実は菅義偉元首相だと何度も言及してきました。
安倍首相が自民党総裁室で統一教会幹部と会ったのも菅氏の差配による可能性が濃厚なのです。
だからこそ、菅氏に「キング」にしてもらおうという小泉進次郎氏にとって、統一教会との関係再調査は最大のタブーというわけです。
進次郎氏のアホみたいな発言をあげつらうのもいいのですが、彼は「間抜けだけどいい人」ではなく、菅義偉氏の新自由主義と統一教会問題を背負った邪悪な「ザ・自民党の悪人」だということを忘れないようにしないといけません。
小泉進次郎氏が自説の解雇規制緩和=首切り自由論に、既に日本はG7の中でも解雇しやすい国と突っ込まれて「解雇の自由化なんて全く考えていません」と反論し、自分が何を主張しているかもわかっていないことが判明
安倍晋三元首相の国会事務所とみられる場所で記念写真に納まる安倍氏(中央)。向かって右隣は旧統一教会の小山田秀生元会長、その隣は現在「国際勝共連合」の会長を務める梶栗正義氏=2010年8月3日撮影、鈴木エイト氏・文芸春秋digital提供(画像の一部を加工しています)
毎日新聞『文鮮明氏、安倍元首相就任直後「秘書室長と面会を」 発言録で判明』より
上記のように、安倍晋三元首相が2006年に第1次政権の首相に就任した1週間後、統一教会創始者の文鮮明氏(2012年に死去)が、安倍氏の「秘書室長」と面会するよう信者に指示していたことが、文氏の発言録を詳細に検討した毎日新聞の記事ですでに2年前に判明しています。
安倍晋三氏の祖父である岸信介元首相と文鮮明氏との間で半世紀以上前から始まった自民党と統一教会の関係が、もちろん両者の組織ぐるみであることは明らかです。
自民党という権力と結びついていたからこその統一教会の霊感商法であり、二世信者問題なのです。
この問題を放置したまま、日本の政治はよくできません。
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2024-09-21 11:16政治
自民党総裁選候補の小泉進次郎元環境相は21日、安倍晋三首相(当時)と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)幹部が2013年に面談したとみられるとの朝日新聞の報道に関し、自身が総裁に就任した場合の再調査を否定した。「考えていない。関係は実際に断ち切っている」と語った。東京都内で記者団の質問に答えた。
[時事通信社]
安倍首相が統一教会に選挙支援依頼の証拠を朝日がスクープ! 進次郎のバックにいる菅義偉や萩生田光一もあらためて追及せよ
リテラ
2024年09月18日(水)08:00
メディアは自民党総裁選一色になっているが、そんななか、今朝の朝日新聞が超弩級のスクープを放った。2013年の参院選直前に、当時の安倍晋三首相が旧統一教会の会長をはじめとする最高幹部らと自民党本部の総裁応接室で面談していたとみられることを、証拠となる複数の写真とともに掲載したのだ。
さらに、この面談には、当時、自民党総裁特別補佐だった萩生田光一・前政調会長と、安倍氏の実弟である岸信夫・元防衛相も出席。統一教会幹部らと安倍元首相が並んだ写真にも、ふたりの姿がばっちりと写っている。
朝日の記事によると、この面談がおこなわれたとみられるのは参院選の公示4日前にあたる2013年6月30日。安倍首相や萩生田氏らと面談したのは、当時の教団会長である徳野英治氏と、統一教会の関連団体である「全国祝福家庭総連合会」総会長でのちに教団世界会長に就いた宋龍天氏、「国際勝共連合」会長の太田洪量氏ら。
そして、複数の関係者は、この面談について「4日後に公示を控えた参院選で、自民党比例区候補の北村経夫・現参院議員を教団側が全国組織を生かして支援することを確認する場だった」と証言しているのだ。
これまで自民党は「党として教団との組織的な関係はない」と繰り返し、今回のスクープを受けて岸田文雄首相は「統一教会との関係については、これまでも国会運営などで再三説明させていただいた通りだ」とコメントを避けた。だが、自民党本部の総裁応接室で、総裁であり総理大臣だった安倍氏自らが旧統一教会の最高幹部らと面談をおこなっていたのだ。これが「組織的な関係」でなくて、一体何だと言うのだ。
そもそも、自民党と統一教会との関係は、安倍氏の祖父である岸信介・元首相から綿々とつづいてきたものであり、教団の最高幹部との面談に信介の孫である晋三と信夫が雁首を揃えていることはいかにも象徴的だ。しかし、同時に問題なのは、この面談に前政調会長の萩生田氏も同席していたことだろう。
萩生田氏といえば、周知のとおり、2022年夏の参院選公示前に生稲晃子氏とともに八王子の教会施設を訪問していたことをはじめ、「萩生田さんは教祖のことを“ご父母様”と言っていた」「“一緒に日本を神様の国にしましょう”と話していた」といった証言が続出。自民党のなかでも、もっとも統一教会との関係が深い議員のひとりだ。
だが、萩生田氏は「反省している」と口にしただけで何のお咎めも受けなかった。
ところが、萩生田氏は地元・八王子での付き合いにとどまらず、なんと最高幹部らとの面談にまで安倍首相らとともに参加していたのである。しかも、萩生田氏は朝日の取材に対し、写真に写っているのは自分であることを認めている。萩生田氏をめぐっては、各メディアの番記者を通じて統一教会報道に圧力をかけたとも言われているが、躍起になって報道潰しをおこなったのは、自民党と統一教会の関係の深さを知り尽くす立場にあったからではないのか。
しかも、今回のスクープで重要なのは、面談の目的が「参院選において北村経夫氏を統一教会が支援することを確認する場」であったことだ。
本サイトでも繰り返し言及してきたが、安倍氏と統一教会の密接な関係を疑わせる証拠のひとつとして挙げられてきたのが、2013年参院選に初出馬した北村氏をめぐる内部文書だ。
北村氏は元産経新聞政治部長で、「踊る宗教」と呼ばれた天照皇大神宮教の教祖・北村サヨの孫にあたる。サヨは安倍氏の祖父である岸信介・元首相との関係が深かったとされ、「プレジデント」2015年5月4日号には「安倍首相は、以前から、踊る宗教のサヨに感心して“あの人はすごい人だ”と、よく話しています」との安倍氏周辺のコメントが掲載されている。
そして、統一教会問題を追及してきたジャーナリスト・鈴木エイト氏の『自民党の統一教会汚染 追跡3000日』(小学館)によると、2013年の参院選直前に全国の教団支部や関連施設にある文書がFAXで一斉送信された。その内部通達文書には、こう記述されていたという。
〈全国区の北村さんは、山口出身の政治家。天照皇大神宮教(『踊る宗教』とも)の北村サヨ教祖のお孫さんです。
首相からじきじきこの方を後援してほしいとの依頼があり、当落は上記の『踊る宗教』と当グループの組織票頼みですが、まだCランクで当選には遠い状況です。参院選後に当グループを国会で追求する運動が起こるとの情報があり、それを守ってもらうためにも、今選挙で北村候補を当選させることができるかどうか、組織の「死活問題」です。〉
安倍氏が直接、統一教会に北村氏の後援を依頼した──。ようするに、この内部文書の記述は、今回の朝日のスクープとぴったり符号するものなのだ。安倍氏の銃撃事件以降、自民党と統一教会の関係について取り沙汰されるなか、ネット上ではこの内部文書を「怪文書だ」と決めつける連中が湧いていたが、もはや信憑性を疑う余地はないだろう。
そして、今回のスクープによって北村氏への組織的な支援の事実が明らかになったいま、あらためて検証が必要なのは、菅義偉・前首相と統一教会の関係についてだ。
というのも、2013年参院選で北村氏が統一教会の全面支援を受けていた問題をめぐっては、同議員の元選挙スタッフである近藤将勝氏が「北村氏の後援会名簿に多数の旧統一教会系の方々の名前、統一教会系団体の肩書が載っていた」「統一教会系の団体から派遣されていた女性がいた」「選挙期間中に統一教会から送られてきたFAXに北村氏が教会で遊説する日程が書かれていた」などと具体的に証言。2022年7月26日に放送された『news23』(TBS)では、さらにこうも証言していた。
「事務局長があるとき、私たちにふと漏らされたのが、この世界平和連合(教団の関連団体)との関係は、当時の菅官房長官が、北村候補に選挙支援として差配したと、支援団体としてつけたと」
さらに、有田芳生氏の『誰も書かなかった統一教会』(集英社新書)では、こんな官邸最高幹部のコメントが掲載されている。
「北村候補の福岡の選挙事務所には東京から女性信者が派遣されました。福岡事務所の責任者が上京した時、総理の日程が合わなかったので菅官房長官が対応したこともあります」
菅事務所は『news23』の取材に対して「差配した事実は一切ありません」と回答を寄せているが、菅氏は安倍首相が取り付けた統一教会の協力の調整や対応をおこなっていた可能性があるのだ。
実際、鈴木エイト氏も、前掲書『自民党の統一教会汚染』のなかで、統一教会と安倍政権の「共存共栄関係におけるバイプレーヤー」は菅氏であると指摘。
また、自民党の「点検」結果でも、菅氏が牛耳る神奈川の自民党議員9人が統一教会と関係があったことが判明し、菅氏の子飼いである山本“マザームーン”朋広・衆院議員や山際大志郎・元経済再生担当相がとびきり濃厚な関係を持っていたこともわかっている。
現在、菅氏は自民党総裁選で小泉進次郎氏の支持にまわり、キングメーカーとして復権を虎視眈々と狙っているが、統一教会との関係について徹底した検証や追及が必要なのは言うまでもない。
いや、統一教会との関係の検証・追及が必要なのは、菅氏だけではない。総裁選に出馬した候補者全員であるはずだ。
総裁選では、候補者たちは手ぬるいとはいえ裏金事件についての追及は受けているものの、統一教会問題については厳しい追及がほとんどおこなわれていない。
しかし、統一教会の関連イベントに来賓として参加したり祝電を送ったりするなどの関係が明らかになっている“壺ホーク”こと小林鷹之氏をはじめ、石破茂氏や加藤勝信氏、林芳正氏も関係を持っていた。高市早苗氏にいたっては、世界日報のインタビューに複数応じていたにもかかわらず「統一教会と関わりがあるとは知らなかった」などと白々しい言い訳を口にしていた。
さらに、候補者たちの推薦人を見ると、いずれも統一教会との関係が確認されている“壺議員”ばかり。とくに、高市氏と小林氏の推薦人はほとんどが壺議員で埋め尽くされている。
しかも、高市氏にかんしては、鈴木エイト氏が「熱心な信者たちが『高市早苗さん一択』などと、X(旧ツイッター)に盛んに投稿しています」「自民党との長く深い関係から相当数の党員を抱えていて、高市推しで動いているとみています」と指摘(日刊ゲンダイDIGITAL17日付)。鈴木氏は「高市陣営は教団関係者からの直接アプローチは遮断しているとも聞く」とも述べているが、高市氏が事実上の“統一教会が推す候補者”であるようだ。
また、前述したように、小泉進次郎氏の地元・神奈川はとくに統一教会汚染が激しい選挙区だ。
しかも、菅氏と結託した萩生田氏が進次郎氏の支援に動いていると言われている。つまり、進次郎氏が総裁・首相となった場合、統一教会と自民党をつなぐ重要人物である菅氏と萩生田氏という二大巨頭による傀儡政権が誕生することになるのだ。
自民党は統一教会問題などなかったことのように振る舞っているが、安倍首相が自民党を代表して統一教会とズブズブな関係を築いていたことが決定的証拠とともに明らかになったいま、総裁選でも統一教会問題の徹底追及がおこなわれなくてはならない。だが、候補者たちは統一教会に汚染された議員ばかり──。そもそも、総裁選に立つ資格などない連中であることが、あらためてはっきりしたと言えるだろう。
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小泉S氏―菅氏―統一教会…って直接つながってなけりゃあ良いってもんでも
小泉S氏―安倍三世氏―統一教会…って間の方が亡くなったから良いってもんでもないと思います。
後の白黒写真の一枚は、USA大統領の前で本当にホラを吹いた方ですね。
トランスフォーマーでシカゴが出てきた時の、悪の本拠地はトランプビルのあたり。
銃撃を受けた際、曲がりなりにもトランプ氏はすぐにかがみました…。
『中日新聞』9/22朝刊経済欄で
東京商工リサーチ名古屋支店調べで、ジミン次期総裁は誰がいいか、を東海三県(愛知・岐阜・三重)の企業にアンケートを行ったところ
高市 26.7%
該当者なし15.4%
石破 14.9%
という記事がありました
「財界」って利益の為なら、どれだけ、誰もかれも「ちょび髭」なんだよ!…と
利益は自分たちに、責任は他者に(by 東電)…
(呆…否、憤怒!)
意外に「該当者なし」が多かったことには、少しの期待が…(←それが甘いんだよ!!)
誤:『中日新聞』9/22朝刊経済欄で
正:『中日新聞』9/21朝刊経済欄で
申し訳ありません…
どう見ても右の人物が「主」にしか見えません