人間のなかに、同じ人間の苦しみと血の滲むような闘いを侮辱して、一欠片の想像力もなく嘲笑することのできる者がいるのだ、という驚きを改めていだく。
— 佐藤 梓 (@azusa_sato1) October 3, 2022
「確信犯的」と言えばそうだが、笑うということの暴力性がこんなに明白になる瞬間もなかなか珍しいな。 https://t.co/NcJISRvHSW
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世の中には裏切り体質というべき人格の人がいるんですよ。
慎重なわたくし(笑)でも騙されたのが、司法試験受験生のころは小林よしのり。
当時、巣鴨の下宿の壁に薬害エイズ訴訟の弁護団のインタビュー記事を貼って、砂を嚙むような法律の勉強をしていた私は、ＳＰＡに連載されていた小林よしのりの「ゴーマニズム宣言」が薬害エイズの悪党どもを斬りまくるのが大好きでした。
結果、小林よしのりは途中から弁護団の悪口を書き始め、「左翼」批判を始めて完全な極右に転身。今や新型コロナ陰謀論で金を稼ぐトンデモ漫画家・扇動家になり果てました。
沖縄の基地問題についてもめちゃくちゃ描いてたなあ。
沖縄復帰５０年。米軍基地関連収入は県民所得の５％。それに対して基地騒音・公害・事故・犯罪、米軍基地が攻撃の目標になる危険。米軍基地があっても沖縄は何もいいことはないことを知っていますか。
このブログを始めてからベテラン弁護士なのにまだ騙されたのが菅野志桜里弁護士（元山尾志桜里議員）。
保育士の待遇問題を告発した「日本 死ね」ブログを国会で取り上げるなど切れ味鋭く安倍首相らを追及する姿勢は本物だ！と思って、民主党だったか民進党だったかはこの人を代表だか幹事長だかにしろと書いたことさえあるのですが、その後、改憲主義者だという本性をさらし、国民民主党に移ったけど次の選挙では勝ち目がないので政界引退して、今ではテレビコメンテーターか政府の委員を虎視眈々と狙う存在。
その菅野志桜里氏が極右の日本会議のイベントにも出るわ、小林よしのりのゴーマニズム道場だかなんだかに出るようになったのを見て、むべなるかなと思わないではいられませんでした。
河野太郎デジタル担当大臣が召集した消費者庁の「霊感商法等の悪質商法への対策検討会」にちゃっかり菅野志桜里弁護士が紀藤弁護士と一緒に入っていて頭が痛くなった。
さて、ひろゆきです。
愚かにも騙されたわたくし的な黒歴史から始めたのは、ひろゆきに騙されたと感じている人は多いようなのですが、ひろゆきとかホリエモンとか橋下徹とか三浦瑠麗とか、初めから性格も考え方も悪いことがミエミエで、騙されることないやん！？ということがいいたかったからなのです(笑)。
２ちゃんねる創始者で、あそこでの名誉毀損・プライバシー侵害等の書き込みを放置していた管理責任を追及された裁判をことごとく欠席して、累積３０億円ともいわれる損害賠償金が積みあがる中、その支払い義務をバックレてフランスに逃げた人ですよ？！
こんな人が表社会で堂々と生きている事さえ驚きで、まして最近ではテレビのコメンテーターとして活躍しているという現状が信じがたい光景です。
さて、なので以下の辺野古新基地阻止闘争に対する愚劣な言動こそがひろゆきそのもので、彼の通常運転なのですが、ひろゆき氏が１０月３・４の両日に名護市辺野古のキャンプ・シュワブゲート前を訪れ、
「新基地断念まで 座り込み抗議 ３０１１日」
と記す掲示板の横で満面の笑みをたたえた自分の写真と共に、座り込んでいる人がその時いなかったので
「０日にした方がよくない？」
などとツイートして、心ある市民やジャーナリストから猛反発を受けたのに、まだそれに対して論破王のメンツを保つべく、わけのわかんない反論をしている問題。
それだけならうちのブログで取り上げることもなかったのですが、それに対して何十万といういいね！がついているという、日本の市民社会のお寒い現状は捨て置けません。
座り込み抗議が誰も居なかったので、0日にした方がよくない？ pic.twitter.com/w6oTCQO94t
— ひろゆき (@hirox246) October 3, 2022
沖縄の本土復帰から５０年。「土人発言」に象徴される本土の人間の沖縄差別意識が、日本の０・６％の面積しかない沖縄に７０％の米軍基地を押し付け、本当の意味での「本土並み復帰」を妨げている。
沖縄返還から５０年。コロナ禍についても米軍の横暴に翻弄される沖縄。日本入国の際にＰＣＲ検査をしなかった米軍部隊からオミクロン株クラスターが発生し、沖縄は東京の倍の感染者。前週比８倍の２２５人に！
沖縄タイムスから引用します。
『ひろゆき氏はユーチューバーとしても活動し、影響力のある著名人として知られる。３日に辺野古を訪れ、「誰も居なかった」と投稿した。訪問は、抗議行動が終わった夕方だったとみられる。
座り込みは辞書で「座り込んで動かない」という意味で、市民がいない時間帯があるから、３０１１日の表記は事実でないという独自の論理を展開した。
４日は抗議の市民がいる時間帯に再び訪問した。抗議行動の現場を取材する仁尾淳史さんが撮影した動画によると、ひろゆき氏は「座り込みの意味を理解していない」などと市民に説き、逆に「２４時間でないと座り込みは成立しないのか」と反論されていた。
直接言葉を交わしたオール沖縄会議現地闘争部長の山城博治さんは「自分が来た時に座り込みをしていないからゼロ日にしろ、とは何様か。あっけにとられて怒りもない」と振り返る。』
ひろゆきが「座り込み」と言うならば、人が絶えず常駐して座っていないといけないと言い募る屁理屈は、「年中無休」と書いてあるお店に来て、夜中に開いていないと文句をつけ、年中無休なんだから１日２４時間１年３６５日営業していないといけないとゴネている客と同じで、この人の方が無知で非常識でしょう。
【非暴力抵抗運動の人】沖縄平和運動センターの山城博治議長、不当勾留４カ月からの釈放を求める【悪性リンパ腫】
辺野古で政府が護岸工事を強行。このまま進めば自然破壊は取り返しがつかない。知事は基地建設承認の「撤回」を！
最近とみに「のして」きたひろゆき氏に対して、２０２２年５月３１日の
コロナ死者全国最多の吉村大阪府知事が鳴り物入りで作った「大規模医療・療養センター」が今日で閉鎖。利用率は驚異の0・3％。血税の損害額は60億円。「必要がなかった」のは吉村府知事と維新の会だ。
という記事ではこう書きました。
『このところ、コメンテーターのひろゆき氏が橋下・松井・吉村氏らと維新の会を必死で弁護していて、維新の会から選挙にでも出るのかという勢いです(笑)。
ひろゆき氏は、この大規模療養センターについても、「人命救助のためのやりすぎは許容しないと」「結果論で語るのは間違い」とツイートしているそうなんですが、人命救助のために保健所・保健師を確保するとか、病院や病床を手当てするとか、真っ当な努力を怠ってパフォーマンスだけしている吉村・松井維新の会を弁護する言葉としては全くナンセンスですよね。
人命救助のためにやり過ぎどころか、全くの努力不足なんですから。
こんな非論理的なポジショントークをしている人が論破王とか言われているんですから、日本のネット・テレビ言論の質が下がるわけです。』
世界では１０年で３割も米軍基地が減ったのに日本で減ったのはたった３個（ドイツは７４削減！）。しかも海外にある米海兵隊基地２３個中２２個が集中する日本！１３個がある沖縄！
沖縄ヘイト番組東京MXテレビの「ニュース女子」を制作したDHCシアターが見解を発表。「基地反対派の言い分を聞く必要はないと考えます」（呆れ）
また、８月２９日の記事ではとうとう、「小賢しいの一言」というキャプションをつけたうえで、あの気色悪い顔をトップ画像にして、こう警告もしました。
『ちなみに、ひろゆきって厳しく統一教会問題を批判しているということで評価されていますが、国葬に賛成するように統一教会との癒着の親玉だった安倍氏に対してはまったく批判していません。
ひろゆきは、自民党に匹敵するくらい統一教会と癒着している維新のことも一言も批判せず、むしろ調査が早いとべた褒め(笑)。
世界日報に国会議員で一番登場したという馬場新代表のことは、「ロイホで働いていた人が代表になるのは夢がある」ｗｗｗと手放しで褒め上げています。
ひろゆきは河野太郎デジタル相のことも絶賛していますね。
要は、自分の金儲けを野放しにしてくれる新自由主義政党と政治家が大好きなんです。
彼ほどステルス自己宣伝戦略に長けている人物は珍しいので、注意してくださいませ。』
反カルト（セクト）法のあるフランスのマクロン大統領はやはり安倍晋三氏の国葬への参列を見送り。主要国の首脳で参加するのは岸田首相が５兆円の援助を発表したインドだけ？このどこがコスパがいいのか！(笑)
かつて小林よしのりと山尾志桜里に騙された苦い経験のあるわたくしから、一言だけゴーマンかましてよかですか？
「ひろゆきが統一教会問題でいいこと言っているように見えても、絶対裏切られるから信用したらいかんぜよ！」
最後は高知弁になってしまいましたが(笑)、真面目に統一教会を追及してきた鈴木エイト氏や有田芳生氏らは、ひろゆきほどのインフルエンサーが統一教会問題を追及する陣営に加わってくれて喜んでおられますが、それは統一教会を駆逐するという大義があるから。
だからと言って、我々市民がひろゆきを毛ほども信用していいことにはなりません。
参考記事 村野瀬玲奈の秘書課広報室さんより この膨大な市民の声は必見
闘う沖縄の人々を闘わないひろゆき（西村博之）が嗤っている。だけど、冷笑に負けない。人道主義の誇りをかかげてファイト！
こういうやつやん。
「座り込み」の定義を勝手に始めるに至っては、ネット上にゴミのように散らかっている「それって、あなたの感想ですよね」そのもの。https://t.co/ntdpcohmZa
— 渡辺輝人 🇺🇦連帯 (@nabeteru1Q78) October 4, 2022
辺野古入門 (ちくま新書)
『それこそ、このブログで初めて扱う木っ端「研究者」の三浦瑠麗氏なのですが、彼女が非常勤講師をやっている青山学院大学の教授陣（本物の学者の先生方）から
「あの人は本当に国際政治学者なんですか？そもそも、どこから学者？学者っていうのはどうしたら名乗れるんですか」
と何度も言われているので、一度だけ触れておきます。』
等と冒頭に書いたのですが、すでに飛ぶ鳥を落とす勢いですからね、三浦氏。
ひろゆき氏はすでに人気絶頂なのですが、こんな人を記事で取り上げること自体がブログが汚れる、みたいな意識がいまだにあります。
でも、あのツイートに３０万近いいいねがついている現状では、また何度も取り上げざるを得ないであろう嫌な悪寒がします。。。。
ひろゆき氏、「2ちゃんねる」の賠償金“30億円”踏み倒しは「全く悪いと思ってない。悪いのは法律」
[ 2022年6月22日 15:19 ] スポニチ
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実業家の「ひろゆき」こと西村博之氏（45）が22日、自身のYouTubeチャンネルを更新。自身が管理していた掲示板「2ちゃんねる」をめぐる裁判について、語る場面があった。
ひろゆき氏は、17年5月に放送されたAbemaTV「エゴサーチTV」に出演した際に「2ちゃんねる」の書き込み削除をめぐり、多くの裁判を経験したことを告白。また、賠償請求額については「30億円くらいいったと思う」と発言している。
この件について、視聴者から問われると「あれは悪いと全く思ってなくて、法が悪いと思ってたんですよ」と、持論を展開する。「今の日本だとプロバイダ責任（制限）法ってのがあって。ツイッターでもフェイスブックでもいいんですけど、何かしらの名誉棄損的行為が起きましたと。そのとき、サイトの管理者がそのことを知らなかったら、一切責任はないんですね。僕が『2ちゃんねる』やってたときは、その法案が無かったんですよ。なので、誰かが『死ね』って書き込んで、そのことを訴えられたら、僕が100％負けてたんですよ」と、説明。
「さすがにまずいってことで法律が変わって、管理者が知らない場合は問題なくて、知ってから対応すれば、責任は取られないってことになったんですよ」といい、「それまでは、お金払ってくださいっていう判決が出てたんですけど、お金を払わないといけないという法律もなかったんですよ。“どんな変な法律でも従うべきである”のだとしたら、僕がお金を払わないのもアリなんですよね」と、自身が賠償金を払わなかった理由について語った。
「裁判が2000年から2005年くらいにあって。時効が10年なので、ほぼ全ては時効になってるんです。“ひろゆきは日本に住めない”っていう話があるんですけど、僕は2015年くらいまでは日本にいたので。全部時効になってからフランスに行ったので、何の問題もないんですよね」とも、話していた。
ひろゆき氏から謝罪と撤回について返信なし 座り込み「０日にした方がよくない？」投稿に市民反発
インターネット掲示板「２ちゃんねる」開設者のひろゆき（西村博之）氏が３、４の両日、名護市辺野古のキャンプ・シュワブゲート前を訪れた。「新基地断念まで 座り込み抗議 ３０１１日」と記す掲示板を「０日にした方がよくない？」などとツイートし、市民が反発している。（編集委員・阿部岳）
「０日にした方がよくない？」と記すひろゆき氏のツイート
ひろゆき氏はユーチューバーとしても活動し、影響力のある著名人として知られる。３日に辺野古を訪れ、「誰も居なかった」と投稿した。訪問は、抗議行動が終わった夕方だったとみられる。
座り込みは辞書で「座り込んで動かない」という意味で、市民がいない時間帯があるから、３０１１日の表記は事実でないという独自の論理を展開した。
４日は抗議の市民がいる時間帯に再び訪問した。抗議行動の現場を取材する仁尾淳史さんが撮影した動画によると、ひろゆき氏は「座り込みの意味を理解していない」などと市民に説き、逆に「２４時間でないと座り込みは成立しないのか」と反論されていた。
直接言葉を交わしたオール沖縄会議現地闘争部長の山城博治さんは「自分が来た時に座り込みをしていないからゼロ日にしろ、とは何様か。あっけにとられて怒りもない」と振り返る。
ひろゆき氏の投稿は「いいね」とリツイートを合わせて３０万件を超える。山城さんは「沖縄に犠牲を押し付けながら何の自省もない、倫理観の底が抜けた日本の現状を表している。こうしたソフトな形の侮辱が、直接的な暴力を扇動することを懸念する」と語った。
本紙は５日、ひろゆき氏にツイッター上で取材を申し込んだ。謝罪と撤回の考えがあるかを尋ねたが、返信はなかった。ジャーナリストの大袈裟（おおげさ）太郎さんが４日にインタビューした動画では、ひろゆき氏は認識を改めるつもりがないと回答している。インターネット番組の収録のため訪問したという。
ひろゆき氏が返答「名護市で基地容認派の市長が勝ってるのをご存知ない？」→実際は賛否を明言せず
【ファクトチェック】
ひろゆき氏が「基地容認派の市長が勝ってる」と記したツイート
インターネット掲示板「２ちゃんねる」開設者のひろゆき（西村博之）氏が６日、「２０２２年の名護市長選挙では、基地容認派の市長が勝ってるのをご存知（ぞんじ）ないのですか？」とツイッターに投稿した。しかし、当選した渡具知武豊市長は辺野古新基地に賛否を明言せず「見守る」立場で、ツイートは「誤り」だ。（編集委員・阿部岳）
本紙記者が５日にツイッター上で取材を申し込み、「沖縄の人々が民主主義に則（のっと）って何度反対を示しても、日本政府がそれを踏みにじって」と記したのに対して６日に返答があった。この返答のツイートは１万７千件以上、「いいね」やリツイートされた。
ひろゆき氏は「もう少し、勉強された方がよろしいかと思います。それとも名護市民の民意は踏み躙（にじ）っても良いのですか？」とも書いた。本紙記者が尋ねた謝罪や撤回には言及しなかった。
渡具知市長は１８年と今年の２回の市長選で、国と県の係争を「注視する」「見守る」と公約して当選した。今年１月の当選翌日、報道各社のインタビューでは「基地に反対しているが私に票を投じた人がかなりいた」との認識を示した。
ひろゆき氏は３、４両日、米軍キャンプ・シュワブゲート前を訪ね、新基地建設に抗議する座り込みが３０１１日に達したことを示す掲示板について「０日にした方がよくない？」などと投稿した。座り込みという言葉の独自解釈を基にしたといい、居合わせた市民から「２４時間でないと座り込みは成立しないのか」などと反論されていた。
ひろゆき氏の名護市長選に関するツイートは、本紙がＮＰＯ「ファクトチェック・イニシアティブ」（ＦＩＪ）のガイドラインを参照してファクトチェックした。
10月3日にTwitterで沖縄の米軍基地建設に対する“座り込み抗議”を揶揄するような投稿を行い、物議を醸している「ひろゆき」こと西村博之氏（45）。その冷笑的な態度を非難する声が後を絶たない。
フランス在住のひろゆきだが、一時帰国している様子。3日、Twitterに「新基地断念まで座り込み抗議 不屈3011日」と書かれた看板の隣で、満面の笑みを浮かべてピースする自身の写真をアップ。そして《座り込み抗議が誰も居なかったので、0日にした方がよくない？》とツイートした。
ひろゆきの“ピース写真”は現在27万以上の“いいね”を記録し、《すごいいい笑顔！！！！》《この笑顔を守りたい》との声もある。
しかし、《人間のなかに、同じ人間の苦しみと血の滲むような闘いを侮辱して、一欠片の想像力もなく嘲笑することのできる者がいるのだ、という驚きを改めていだく》《悔しくて涙が出る。ここに座り込み続ける人たちを嘲笑うようなことがなぜできるのか》と怒りの声も上がっている。
「名護市辺野古の米軍新基地建設に反対する座り込みの抗議行動は、’14年7月にスタートしました。日時を決めて行い、今年9月22日に3000日を迎えたばかり。参加者には『基地建設を止めるまで抗議し続ける』と話す人もいます」（全国紙記者）
沖縄県は国土面積の約0.6％。しかし、全国の米軍専用施設面積の約7割が集まっている。
「米軍基地がある影響で、沖縄の人たちはこれまで多くの“苦しみ”を抱えてきました。例えば’95年、米兵の少女暴行事件がありました。また戦闘機や軍用ヘリコプターの墜落事故も発生しています。基地が辺野古に作られることで、ジュゴンなどの生き物にも影響が出るとされており、沖縄を愛する熱い思いから抗議は行われています。
そして、今年は沖縄が本土に復帰して50年という節目の年です。沖縄の歴史を改めて考える年に、自分が訪れた時に抗議活動をする人たちがいなかっただけで揶揄するような投稿を行うのは、軽率ではないでしょうか」（前出・全国紙記者）
■「統一教会問題で、マトモな事を言っていたのにね」
ひろゆきの“ピース写真”の波紋は広がり、「沖縄大学学生自治会」のアカウントが《辺野古の座り込み行動は、工事のための車両が来る9時、12時、15時に合わせて行われます。なので、次の日も座り込みをするために、夕暮れごろには誰もいないということはよくあります》とリプライ。続けて《辺野古のことを真面目に考え、報道する姿勢がある人なら、こんな無責任な発言はできません》とも指摘した。
ところが、ひろゆきの返信は《「9時、12時、15時しか居ません」と書いてくれないと、わからないですよ。誤解する人が増えないように、書き足しておいて貰ってもいいですか？》というものだった。
さらに5日、沖縄県の玉城デニー知事（62）は会見でひろゆきの投稿に対して「現場で3000日余り抗議を続けてきた多くの方々に対する敬意は感じられない。残念だ」とコメント。そして「投稿は見識の違いだと理解している。ただ投稿に対する波及は、日頃ネットメディアを使っている方なら十分考えられたのではないか」と語った。
しかし、ひろゆきはTwitterで玉城知事のニュースを引用し、《事実陳列罪で怒られました》とだけ綴った。
ひろゆきは、これまで旧統一教会に対する猛批判が注目を集めてきた。例えば7月12日、Twitterに《統一教会は非課税なのに、庶民は消費税やインボイス制で税金。支持する自民党員はアホなの？》と投稿。
同月17日にも《カルト宗教がのさばる状況を変えるべきです。庶民は納税義務があるのに、カルト宗教に非課税の特権を与え続けてる政府の思惑が理解できないおいらです》と記し、賛同する声が相次いでいた。
ところが、今回の座り込みに対する揶揄に失望する人たちも。ネットでは、こんな声が上がっている。
《統一教会に対しては割とまともな考えっぽかったけど、沖縄の件、やっぱ私が知ってるひろゆきだわって感想》
《彼は一体コレで何を言いたかったんだろうか。折角統一教会問題で、マトモな事を言っていたのにね》
《ひろゆきさんが統一教会と同じように沖縄の現状にもむきあってくれるといいな》
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＞直接言葉を交わしたオール沖縄会議現地闘争部長の山城博治さんは「自分が来た時に座り込みをしていないからゼロ日にしろ、とは何様か。あっけにとられて怒りもない」と振り返る。
西村氏はずっと座り続けているものだと認識していたが、座り込みは一定の時間帯に行われている事実を知った。
その後、その旨を表示してもらわないとわからないではないかと言っている。
確かに、知らなかったことだから謝る必要はない。
しかし、人を傷つけたり不快にさせたのは事実なのだ。
一言だけでも相手に共感する言葉を発するのが大人ではないか。
宮武先生は、大阪の方とか、自称政治学者とか、こんな人よりもっともっと汚いものを沢山取り上げてきてくださっているので、御心配には及ばないと存じます！ただ、それらとは違う、たまにまとも（らしい）なことを言うことで大衆の心の隙間に忍び込んでくるような気持の悪さがあるとは感じます。
村野瀬様の広報室にとんで来ました。いつもながら切れ味鋭い記事に感服いたしましたが、
「闘う君の歌を 闘わない奴らが嗤うだろう」
という中島の詞に、複雑な思いがします。筆者は長年この歌を愛して来ましたが、先日、テレビCMでこの歌が流れたことに衝撃を受けたのです。爽やかな若者の歌声に乗って流れる、吹奏楽高校生や、ゴルフを練習するメタボ男性の映像。生命保険のCMだったと思います。
世の中で痛めつけられる、蔑まれる人々の胸えぐられる日々と、彼らに対する熱い支持を歌ったこの曲が、そんな楽しい趣味の応援に使われることへの強烈な違和感、そしてそれを許可した作者自身への幻滅となって、今では苦い思いなしに『ファイト！』を聴くことができません。
上のは狸子です。署名忘れて、失礼致しました m(__)m
中島みゆきと聞くと、いつも、コイツを思い出してしまう私です。
久しぶりに彼女の名前を聞いたので、お暇な方はどうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=TVBxCIpFf8Y
若い方は、この場面を知らないでしょうね。
本当は全編を紹介したいところです。
なぜなら、心への迫り方が違う場面だと思うからです。
それはさておき、
馬鹿だチョンだと邪魔者扱いされ続けてきた側の爆発。
もちろん、爆発に至る過程も爆発の仕方にも、いろいろな批判が飛びかった場面に流れるこちら、
世の中はとても臆病な猫だから、他愛のない嘘をいつもついている
包帯のような嘘を見破ることで、学者は世間を見たような気になる
シュプレヒコールの波 通り過ぎてゆく 変わらない夢を流れに求めて
時の流れを止めて 変わらない夢を見たがる者たちと戦うため
がファイトより先に発表された中島さんの思いです。
虐げられ続けた者たちの戦いを、馬鹿にするのも、笑いものにするのも簡単だけど、
喝采中毒に侵される人たちを増やした張本人の一人にその自覚はないのか・・・、
なんて偉そうに言える私ではありませんが、いつも、この様な機会をいただき、恐悦至極に存じます。
中島みゆきが変わっちまったのか、については判断保留にさせてください。
森川なんて、辻元清美さんや山本太郎ちゃんが国会議員になったのさえ裏切り者扱いですからね笑笑
リアルでよく知ってたそうで。
太郎ちゃんのことは弁護もしたらしいですよ。
しかし、生命保険会社の、そしてそれを許可した作者の『ファイト！』には心底同意できません。あれは、職を得られず震える手で手紙を書く少女や、村人から罵倒され飼い殺しにされる若者の煩悶を愚弄し、さらには『嗤う』ものだと思えるからです。
私がそれほど厳密に倫理的に生きているかと言えば全くそのようなことはありません。むしろ、日々の糧を得るために自らの主義を曲げることは日常茶飯事です。
しかし、楽しく趣味の練習をする幸せな人々に向かって「ファイト！」と歌うことは、それとは全く違う次元の冒涜的なものに思えてたまらないのです。政治的な立場を超越して、人間の、最低限のモラルを逸脱したもののように。
中島もかつて、「光るのははがれた鱗が揺れるから」と絶唱した。私たちも、鱗をはがされる痛みと、はがすものに対する怒りを忘れずにいようではありませんか。
だけど、「僕も村野瀬さんが中島みゆきさんのファイトをここに持って来たのに舌を巻き」という宮武嶺さんにはちょっと同意できませんw
なぜなら、私が集めた多くの人のツイートの中にもあるように、このひろゆきの振る舞いを見て中島みゆきの「ファイト！」を思い出した人が複数いたので、私も記事のタイトルに使おうと思ったからです。何よりも、私自身への励ましとして、「ファイト」という言葉をタイトルに使いたかったからです。
あと、私は中島みゆきについては、後追いで知ったいくつかの歌しか知りません。いくつかの歌は好きですが、ファンとまでは言えません。何が何のコマーシャルに使われている、というのも狸子さんのご指摘で初めて知りました。たしかに、コマーシャルソングとしての使用料などなくても生活できるであろう中島みゆきが、渾身の自作曲であるはずのこれをそのようなコマーシャルに使うことにOKを出してほしくはなかったと思います。狸子さんのファンとしての複雑な心境は良く理解できます。それでもこの歌は傑作さと思いますが、それとは別に中島みゆきにとってはちょっとした汚点と言われても仕方がないとも思います。「仕事」なのだから中島みゆきを必要以上に批判もしませんが、中島みゆきを弁護しようとも思いません。
コマーシャルソングとしてヒット曲を使いたいという広告主からの申し出を有名ミュージシャンが断った例としては、海外のロックアーティストですが、アイルランドのU2の例があります。彼らは大ヒット曲 "Where the streets have no name" をコマーシャルに使いたいという申し出に対して、人々の心の中でU2にとってもファンにとってもとても大切なその曲とその宣伝対象の商品が結び付いてほしくないという理由で断ったという旨、U2のインタビュー記事で読んだ記憶があります。カッコいいと思いましたね。
あるトピックについて良い発言をしているのに別のトピックでダメな姿をさらす人の扱いについて
です。
私もブログやツイッターをやりながら、他人の意見を肯定的に紹介しようとする時に気をつけるようになりました。ツイッターを始めたばかりの時に、肯定できる意見をリツイートして、「その人物はこれこれのひどいことを言っているのになぜリツイートするのか」というような反応が何度かあったからです。とりあえず、肯定できる意見であっても、発言者が多くの面で信用できる人かどうかを確認してみることは重要だという意識を持つようになりました。
ひろゆきは世界平和統一家庭連合（旧統一教会）の件についてはたまたままともかもしれませんが、それ以外の件ではひどいことが多いなら、世界平和統一家庭連合（旧統一教会）批判のためにひろゆきは必要ない、と割り切ることは大切だと思います。
あるトピックについて良い発言をしているのに別のトピックでダメな姿をさらす人の扱いについて
です。
私もブログやツイッターをやりながら、他人の意見を肯定的に紹介しようとする時に気をつけるようになりました。ツイッターを始めたばかりの時に、肯定できる意見をリツイートして、「その人物はこれこれのひどいことを言っているのになぜリツイートするのか」というような反応が何度かあったからです。とりあえず、肯定できる意見であっても、発言者が多くの面で信用できる人かどうかを確認してみることは重要だという意識を持つようになりました。
ひろゆきは世界平和統一家庭連合（旧統一教会）の件についてはたまたままともかもしれませんが、それ以外の件ではひどいことが多いなら、世界平和統一家庭連合（旧統一教会）批判のためにひろゆきは必要ない、と割り切ることは大切だと思います。
この世情という曲はアルバムの中の一曲として発表された数年後、金八先生のあの場面で使われたことによって、世の多くの人々の心に届くことになったのですが、シングルカットされ、再び世に問い直される曲とはなりませんでした。
実は、この時、中島は、世情が金八先生に使われること、そして、それを知るのは数年後という具合に、金八先生のあの場面どころか、あのドラマを見てもいなかった、という話も私についてまわる思い出の一つです。
ファイトも、実は世情同様、アルバムの一曲として発表され、しかし、こちらが世情と違ったところは、その11年後にCMタイアップによって息を吹き返し、新たにシングルカットし直して発表された曲で、発表当時は、特段、素晴らしいと評価をされた曲ではないという記憶があります。
大ヒット曲がCMに採用されたのではなく、CMの投入歌として採用されたから大ヒットへと生き返った曲ということです。
また、オールナイトニッポンでDJをやっていた時に届いた手紙からインスパイアーされ出来た曲ということと、この手紙の送り主へ中島なりの返事が番組放送中になされていたことは、ファイトがCMタイアップによって大ヒットした後、知りました。
ファイトの最初に出てくる「中卒」の部分が手紙のそれということですが、対する中島の返事は、確か、
「手紙に書いてあったような嫌な経験は皆もしていると思いますので、その経験から、あなたが何を学び、それを今後にどのように活かして生きて行くのかが重要なことだと私は思います」
というような内容の話で手紙の主にエールを送っていたと解説された物を読んだ記憶があり、その約一年後にアルバムの一曲として収録された曲ということです。
その中島の発言から思うに、歌詞に出てくる、
「私の敵は私」
「ふるえながらのぼっていけ」
というところが、中島の一番の思いなのかなあ、
とそんなことがあったことを知った当時の私はそのような評価をしていた曲でした。
中島は、ファイト、という題名に、
頑張れ、という意味を込めたのか、それとも、闘え、という意味で使ったのか、それとも、その両方か。
そして、CMを作った人は、そのどちらの思いを込めてつくったのか、中島は、どちらの意味でCM制作を了解したと思うのかは、それぞれに任せます。
余談ですが、コチラなどは、帽子をかぶり直す牧瀬さんの姿を見て多くの男性の心を鷲掴みにした、もしかすると、宮武さんもその一人ではなかったかなあｗ、と思える懐かしのCMで、このCMに採用されたおかげで、発表当時は鳴かず飛ばずの曲に新たな息吹が吹き込まれることになったと言うのは大げさですが、山下は、この曲は地味すぎてウケないだろうと思っていた曲が、今や、自分の代表曲となったと言っていた記憶もある思い出曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=w6i8PB4ibRo
クリスマスイブは発表から5年後、ファイトは11年後、そんな時代の波の新たな息吹で生き返った曲となったと言えるかもしれませんは、私の思いです。
ブログもそうだと思いますが、まずは、誰かの耳目に引っかかるのが大事。
その後、問うたものが、どのように受け取られるか、が物事の順序だと思います。
誰の耳目にも止まらなければ、何を書いても、何を歌ってもどうにもなりません。
ただ、その時、耳目を集めるためなら何でもアリではなくて、最低限度、このくらいは、というハードルの高さは、違法ではない、常識の範疇ならば、アーチスト、タレントなど人それぞれではないかと思います。
中島も山下も、どの様な基準でOKを出したのかはわかりませんが、今回はそんなことも感じてしまいました。
ただ、中島に関しては、一つだけ、面白い噂を聞いていて、
この人、出来上がった曲の出来不出来の落差がとても激しい人らしいんですね。
どういうことかというと、出来がった曲がいつも世に問えるレベルに達している作家と、そうではない作家がいて、
制作会議などで、前者レベルだと、出来上がった曲が今、作品とし世に出せるのか、という議論から始まるらしいのですが、
前者だと、まず、この曲をプロとして発表できるレベルまで書き直しという作業から始まるらしいんですね。
ですから、後者らしい中島は、前者の人より、発表できた曲への愛情というか、思い入れは強いのかもしれないと考えると、
世に問い直すハードルの高さは、他者と比べて、どれくらい違うのだろう、とも感じさせますね。
まっ、この話は、あくまで、噂ですからね、その辺は、どうぞ、忘れないように願います。ｗ
中島みゆきを、このように書いて来て最後に思い出したことは、気持ちはどうあれ、ボブ・ディラン同様、あっさりとそれもかなり機嫌よく、上の方の人から、確か、紫綬褒章ってやつを受け取ってしまいましたからね。
過去のそういう人たちの中に、同列にされては構わないという人物がいないのかなあ、
と評するもしないもは、また、人それぞれ。