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弁護士・元ロースクール教授宮武嶺の社会派リベラルブログです。

【#萩生田百合子】小池百合子都知事が自民党衆院議員の萩生田光一東京都連会長と、都知事選と同時に行われる都議補選で選挙協力を「直接調整」するという文書発覚!神宮外苑再開発は森元首相と萩生田百合子の合作!

2024年07月02日 | 女帝小池百合子を3度も東京都知事にするな

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 7月7日投開票の東京都知事選に立候補したけれども、支援を受けているのにそれを見えないようにするステルス支援を自民党から全面的に受けている小池百合子氏。

 自民党の関係を隠ぺいしているだけではなく、蓮舫候補から求められているテレビ討論会には断固出席を拒否して逃亡。

 それどころか、東京都民の前にもなかなか姿を現さず、都電プロレスに行ったり、江東区では船上から演説したり、要はフリーの記者からの質問を受けたり、都民からヤジを飛ばされたりする機会を極力減らして逃げ回ることで逃げ切りを図っているのが小池百合子という政治家です。

 都電プロレスで小池氏がチョップをしてみせた鈴木みのるの大師匠にあたるアントニオ猪木は

「誰の挑戦でも受ける」

と言い切っていたんですが、蓮舫氏からの挑戦から逃げる小池氏は、蓮舫候補だけではなく、都民との対話を避け、背を向けているのです。

【#東京都知事選】蓮舫候補が、神宮外苑再開発「住民投票」実施の追加公約。「気候変動の時代に100年育ってきたこの緑を壊していいのか。都民の声を聞きたい」。再開発事業者と癒着する小池都知事との違い鮮明!

 

 

 そんな小池氏は裏では自民党東京都連会長の萩生田光一氏の手を握っていまして、自民党衆院議員の萩生田光一東京都連会長と小池百合子都知事が、都知事選と同時に行われる都議補選で選挙協力を「直接調整」していると記した都議会自民党名の文書をフリージャーナリストの田中龍作氏が入手し、しんぶん赤旗が報じました。

 この6月19日付けの自民党所属議員に宛てた文書では、冒頭で都議補選の「全員勝利」と、都知事選の支援において

「組織の総力を結集し、勝利を目指します」

としています。

 そのうえで「【都議補選】選挙協力について」として、

「現在、萩生田都連会長と小池知事が直接調整しております」

「つきましては、個別の要請活動はお控えください」

と明記されているのです。

都議補選/萩生田都連会長と小池知事 「選挙協力で直接調整」/都議会自民が文書 田中龍作氏入手

【#萩生田百合子】東京都知事選挙への出馬を表明した小池百合子都知事が自民党の支援方針について「自民党の議員が支援する動きは大変心強い」。小池氏と自民党の癒着はいくらステルス応援にしようとしても丸見えだ

 

 

 なぜ、萩生田氏と小池氏がここまでずぶずぶの関係かというと、実はこれが東京オリンピックに話は遡り、これまた内部文書があるんです。

 石原都政時代の2012年2月28日、当時は落選して浪人中だった萩生田氏と都の都市整備局幹部が国立競技場の建て替えについて話し合った記録が東京都庁に保管されています。

 それによれば、萩生田氏は旧競技場を所管する文科省とNAASH(現JSC=日本スポーツ振興センター)と東京都を引き合いに出し、

「森元首相から

『競技場施設そのものは国。しかし都が一生懸命汗をかいてくれないと困る。君が、文科省、NAASH、都を横断的に調整してくれ』

と言われている」

「いまの機会しかここの整備はできない」

とハッパをかけていて、翌2013年に都は神宮外苑地区の建物の高さ制限を15メートルから最大80メートルにまで緩和し、さらに2015年には都とJSCなどの関係権利者が「神宮外苑地区まちづくりに係る基本覚書」を締結しました。

 このJSCが明治神宮、三井不動産、伊藤忠と並ぶ外苑再開発の4つの事業主体の1つであり、この高さ制限の緩和のおかげで外苑前の伊藤忠のビルは建て替えされるんです。

小池百合子都知事候補は政治資金パーティ継続を明言。神宮外苑の再開発では天下りで癒着の三井不動産に樹木保護策について再質問せず。電通救済の48億円プロジェクションマッピングも継続。まさに自民党政治家だ

 

 

 また、しんぶん赤旗は6月15日に、 外苑再開発を担う三井不動産のグループ2者に、都庁幹部OB14人が天下りし、うち8人が再開発事業を所管する都市整備局出身で、局長級は「特任参与」、部課長級は「参与」「参事」などの役職で厚遇されているとスクープしました。

 三井不動産グループは小池都知事が推しに推した東京五輪を呼び水に、 外苑再開発や選手村(現・晴海フラッグ)の整備を主導しました。

 小池氏が知事になった直後に、東京都は広大な都有地を近隣地価の9割引きで売り、晴海フラッグは今や投機マンションと化しています。

 ほかにも、三井不動産は築地市場跡地や日比谷公園など都心の大型再開発プロジェクトを相次いで受注しています。

 これらはいずれも小池肝いり事業で、この「東京大改革」で大いに潤う利害関係企業に、所管部局の元幹部が天下りさせているわけで、自民党都政のブラックボックスを払いのけるとして発足した小池都政8年で、むしろ利権と癒着は加速しているのです。

小池百合子氏が蓮舫候補からの「まさか外苑の再開発の事業者から都知事はパーティー券の購入とか受けてませんよね」との質問に「様々な方にご協力いただいております」と半落ち。まさに自民党の利権誘導政治だ。

 

 

 そして、何百年という樹齢の木々を切る外苑再開発については、5月28日に国連人権理事会の「ビジネスと人権」作業部会再開発問題が

「人権に悪影響を及ぼす可能性がある」

との懸念を表明しています。

 しかし、森喜朗元首相の手先になって東京オリパラを口実に外苑再開発を進めた萩生田光一氏とすれば、自分たちの利権の温床である外苑再開発について立ち止まって見直す・都民投票をするという蓮舫氏の当選は絶対にストップしないといけないのです。

 小池氏を選ぶか、蓮舫氏を選ぶか。

 これは、統一教会の親族と言われ、安倍派が森派だったころから続く裏金問題で最近5年間だけでも2700万円以上せしめていた萩生田光一氏と結託する利権誘導政治のままでいいのか。

 それとも既得権益や利権にメスを入れて都政を刷新し、新しい東京へ進むのかという選択なのです。

 

統一教会の「親族」と言われ、統一教会の解散に反対している萩生田光一自民党政調会長が、山際大志郎前大臣を新型コロナ対策本部長に横滑りさせ、統一教会被害者救済法を任されているという岸田自民党の現実。

 

 

電通が「主犯」の東京五輪汚職で多数の関係者が逮捕されていますが、東京オリンピックを利用した利権と癒着の問題としては、この外苑再開発問題が桁違い、超ド級のカネが動いた疑惑です。

その震源地はまたも森喜朗元首相であり、それを受け継いだのが安倍派出身の萩生田氏と小池氏、つまり「萩生田百合子」です。

この政治とカネの問題は、蓮舫氏が東京都知事選で勝った後はもちろん、もし小池氏が勝っても、ずっと暴いていなかければいけない問題です。

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2024年6月29日(土) しんぶん赤旗

都議補選

萩生田都連会長と小池知事 「選挙協力で直接調整」

都議会自民が文書 田中龍作氏入手

写真

(写真)都議会自民党が都知事選、都議補選で所属議員にあてたとされる文書(田中龍作氏提供)

 自民党衆院議員の萩生田光一東京都連会長と小池百合子都知事が、都知事選と同時に行われる都議補選(28日告示、7月7日投開票)で選挙協力を「直接調整」していると記した都議会自民党名の文書を27日までに、本紙は確認しました。文書はジャーナリストの田中龍作氏が入手しました。

 この文書は19日付で、都議会自民党幹事長が所属議員に宛てた形になっています。冒頭で都議補選の「全員勝利」と、都知事選の支援で「組織の総力を結集し、勝利を目指します」としています。

 そのうえで「【都議補選】選挙協力について」として、「現在、萩生田都連会長と小池知事が直接調整しております」「つきましては、個別の要請活動はお控えください」と説明しています。

 自民党都連と小池知事が特別顧問を務める都民ファーストの会(都民ファ)のホームページによると、都議補選で、萩生田氏の地元である八王子市をはじめ、品川区、足立区、江東区、府中市では自民党が公認候補を擁立し、都民ファは候補をたてていません。他方、中野区、板橋区、北区では公認候補が競合しています。

 都知事選では自民党都連が小池都知事の支援を決定しています。この文書は知事選の選挙はがきについて「各議員500枚のご協力をお願い」と要請。確認団体ビラも各議員500枚を配布するよう求めています。ただ選挙はがきについては「候補者陣営の要望もあり紹介者欄はございません」とするなど、小池知事側が自民党の積極的な支援を隠したがっている様子がうかがえます。

 この文書を作成したかどうか都議会自民党事務局に質問したところ、「事務局では分からない」との回答がありました。

 

 

「#萩生田百合子」がSNSで猛拡散!外苑再開発めぐるズブズブ癒着と利権が都知事選の一大争点に

公開日:2024/06/19 06:00 更新日:2024/06/19 14:50

「#萩生田百合子」──。「立憲共産党」よりもインパクト大のパワーワードが連日のトレンド入りだ。東京都知事選(7月7日投開票)の告示まで、あと1日。ステルス支援で政党色を薄めても、現職の小池百合子知事のバックには自民党、ひいては裏金2728万円の萩生田光一都連会長が控える。SNSでは〈小池を選ぶと、もれなく萩生田が付いてきます!〉などとハッシュタグ運動が吹き荒れ、倒錯タッグの是非が争点に浮上してきた。

  ◇  ◇  ◇

 よほど学歴詐称疑惑を追及するフリー記者を「排除」したいのか、小池知事は18日午前、異例のオンライン会見で公約を発表。「保育料無償化の拡大」「無痛分娩への助成」など出産・子育て支援の「チルドレンファースト」を掲げた。

 一方、蓮舫参院議員も同じ日に公約発表をブツけた。少子化対策は「貧困家庭の支援拡充」を強調するなど小池知事とは対照的で「7つの約束」を打ち出した。8年前の初当選時に小池知事が公約に掲げ、ほぼ達成ゼロの「7つのゼロ」を意識したもので、大量の樹木伐採が批判を浴びる 明治神宮外苑 神宮外苑 外苑再開発については「立ち止まる」と明記した。

 故・坂本龍一さんら著名人や専門家から反対の声が広がる 外苑再開発こそ小池・自民接近の象徴であり、「萩生田百合子」の最大の弱み。その見直しは古い癒着・利権政治に切り込む「一丁目一番地」となる。

 追い風も吹いている。しんぶん赤旗は15日、 外苑再開発を担う三井不動産のグループ2社に、都庁幹部OB14人が天下りしていると1面で報道。うち8人が再開発事業を所管する都市整備局出身で、局長級は「特任参与」、部課長級は「参与」「参事」などの役職で厚遇されているという。

 三井不動産Gは東京五輪を呼び水に、 外苑再開発や選手村(現・晴海フラッグ)の整備を主導。都は広大な都有地を近隣地価の9割引きで叩き売り、晴海フラッグは今や投機マンションと化す。いわくつきの売買契約を締結したのは、就任直後の小池知事だった。

 ほかにも三井不動産は築地市場跡地や日比谷公園など都心の大型再開発プロジェクトを相次いで受注。いずれも小池肝いり事業で「東京大改革」ならぬ「東京大開発」で大いに潤う利害関係企業に、所管部局の元幹部が天下り。小池都政8年で癒着の横行は加速した。

天敵の森元首相まで連なる「ブラックボックス」

 小池知事は外苑再開発に反対する都民・国民の声には聞く耳なし。逆に「ネガティブキャンペーン、プロパガンダ」だと非難したこともある。萩生田氏も暗躍し、落選中の2012年に都市整備局幹部と面会。都の内部文書には「森元首相から『調整してくれ』と言われている」「いまの機会しかここの整備はできない」と森元首相の手先となり、外苑再開発を猛プッシュした会談記録が残されている。

「萩生田百合子」の先には森元首相の姿も浮かび上がる。外苑再開発の利権を巡り、小池知事は間接的に天敵同士の森元首相と手を握ったも同然だ。

「萩生田百合子」の名付け親である淑徳大大学院客員教授の金子勝氏(財政学)が言う。

「大手メディアは、小池知事が自民の抱きつきに困惑しているように報じますが、実情は一心同体。利害関係は完全に一致しています。8年前に小池知事は自民党都連を『ブラックボックス』と批判しましたが、旧統一教会とはズブズブ、裏金問題で役職停止中なのに都連会長の継続を許された萩生田氏こそ『歩くブラックボックス』です。『萩生田百合子』の利権構造こそが、都知事選の一大争点です」

 小池知事は「AIゆりこ」の相方に「AIこういち」を出演させるべきだ。

 

 

明治神宮外苑が大規模再開発の波にさらされている。
先人たちが厳しい規制をかけて、100年近く守ってきた都心の緑。誰が何のために、開発への封印を解いたのか。再開発に至った経緯をひもとく。(敬称略)



連載③【密談】2012年~
2012年5月、衆院第2議員会館301号室。東京都副知事の佐藤広と、再開発を担当する都市整備局幹部の安井順一が、森喜朗元首相を訪ねた。
「神宮外苑の再整備について、東京都として考えているイメージをご説明にあがりました」

◆「外苑再開発とセットで」至れり尽くせり

五輪までに国立競技場を建て替えて、五輪後には神宮球場と秩父宮ラグビー場の場所を入れ替える──。「取扱注意」と書かれた資料には、2024年の今、外苑で進む再開発の原案がイラスト入りで描かれていた。
2012年5月、東京都幹部が森喜朗元首相に示した外苑再開発の構想図

2012年5月、東京都幹部が森喜朗元首相に示した外苑再開発の構想図

一通り説明を聞いた森は、満足そうに答えた。「すばらしい案じゃないか。長生きしないと」
スポーツ施設の更新を目的に外苑の再開発を訴えていたという森。当時、もう一つ気にかけていたことがあった。
かつて自身が会長を務めた日本体育協会(現・日本スポーツ協会)をはじめ競技団体の事務所が入居し、「スポーツの総本山」と呼ばれた岸記念体育会館(東京・渋谷)の老朽化だ。
現地建て替えも検討されたが、代々木公園に隣接しており厳しい建築規制があった。
外苑移転前の岸記念体育会館=2019年1月、東京都渋谷区で

外苑移転前の岸記念体育会館=2019年1月、東京都渋谷区で

五輪を機に一体開発を見込む外苑に移転すれば、全てが丸く収まる。「(森との面会は)都の方から『外苑の再開発とセットでやれば』と提案するためだった」。経緯を知る元都幹部は、そう証言する。

◆もし五輪招致がダメでも本命は…

当時、都の内部では、岸記念体育会館の外苑移転を見込んで検討を進めていた。都知事だった石原慎太郎の周辺は「どうすれば建築規制の厳しい 外苑地区で体育会館を高層化できるか、森さん側と調整を重ねていた」と明かす。高層化できれば余ったフロアを貸したり売ったりして建設費と相殺できるなどのメリットがあるからだ。
後に安井は、都の聞き取りに「(外苑移転は)森氏から石原知事に相談があったのだと思う」と証言している。
森と都幹部の面会では 、「本命はやはり五輪よりも外苑の再開発」だと、うかがわせるようなやりとりも交わされていた。
「すばらしい案じゃないか」。森喜朗元首相は東京都幹部との会談で再開発計画を称賛した。

「すばらしい案じゃないか」。森喜朗元首相は東京都幹部との会談で再開発計画を称賛した。

東京開催が決まるのは、翌年の9月。この時は、まだ招致レースの真っただ中だった。
森「不吉なことを言うようで悪いけど、もしこっち(五輪招致)が×になったらどうする?」
佐藤「神宮外苑全体の再整備は進める」
面会を終えると、森は再び声を上げた。「すばらしいよ」。時間にして、わずか15分間の密談だった。

◆3時間後、次は「都議会のドン」詣で

森との面会から3時間後、安井は都庁にとんぼ返りし、自民党で「都議会のドン」と呼ばれた内田茂(故人)にも同じ再開発案を説明している。
内田は中央政界にも影響力を発揮していた実力者。当時、都議落選中の身でありながら自民党都連幹事長の座にとどまり、威光は衰えていなかった。都政では都幹部が内田にお伺いを立てる「内田詣で」が日常茶飯事だった。
説明を聞いた内田は、安井らに自民会派内の重鎮2人までに話をとどめるよう口止めした。外苑再開発の構想は秘中の秘だった。
当時の都の幹部は「外苑の再開発は、森と近い内田、安井が話し合って決めた」とする。岸記念体育会館の移転話も内田が森に持ち掛けたと、都の内部文書には記されている。
自民党都連幹事長も務めた内田茂都議(当時)=2017年2月

自民党都連幹事長も務めた内田茂都議(当時)=2017年2月

内田と外苑再開発との関わりは古い。
2003年、明治神宮の依頼で専門家らが外苑再開発の構想をまとめた際、内田の下にも、その一端が伝えられていた。持ち込んだのは内田と旧知の仲だったというゼネコン関係者。内田は「俺が働かないといけない時は言ってくれよ」と関心を示したという。

◆会談の当事者たちは本紙の取材に…

内田の家族は「(外苑再開発について)森先生と話をしたことは聞いている。再開発の議論の中でオリンピック誘致の話も出たとのことだった」と説明。2003年の構想は「承知していない。他の案件も含め、ゼネコン絡みの話を聞いたことは全くありません」と答えた。
都は、都議会で森との面会の事実を認めている。
本紙は改めて、森や内田と面会していた安井に取材を申し込んだが、返答はなかった。佐藤は「お答えすることはない」とのことだった。
2012年の森との面会から3年後、安井は都の技術職トップ「技監」の地位にまで上り詰めた。佐藤は副知事退任後、招致が決まった東京五輪の大会組織委員会副事務総長に就き、会長となった森を支えた。
森は本紙の取材に、弁護士を通じて「秩父宮ラグビー場の場所の入れ替えについて、もともと森喜朗氏に意見はなかったが、説明を受け、新しく建設されるのであれば、当時ラグビーのW杯開催を控えていた日本ラグビー協会としても、ありがたいことだと思い、そのように返事した」と回答した。

◆2012年の外苑再開発を巡る水面下の交渉

(都の開示文書から、肩書きは当時)

国立競技場建て替えで萩生田光一元衆院議員と都幹部が情報交換

国立競技場建て替えを巡り、当時衆院議員落選中の萩生田光一と、東京都都市整備局幹部だった安井順一との面会記録。森元首相から「競技場施設そのものは国。しかし都が一生懸命汗をかいてくれないと困る。君が調整してくれ」と言われたという萩生田の発言が記されている。

国立競技場建て替えを巡り、当時衆院議員落選中の萩生田光一と、東京都都市整備局幹部だった安井順一との面会記録。森元首相から「競技場施設そのものは国。しかし都が一生懸命汗をかいてくれないと困る。君が調整してくれ」と言われたという萩生田の発言が記されている。

「内田元都議が森元首相に岸記念体育会館の外苑移転を提案」と報告

副知事ら都幹部らの打ち合わせメモ。当時都議落選中だった内田茂から森元首相に「岸記念体育会館も国立競技場の建て替えに合わせて移転した方がいい」という発言があったと記されている。5月15日以降、副知事が森元首相との面会を調整する方針も示されている。

副知事ら都幹部らの打ち合わせメモ。当時都議落選中だった内田茂から森元首相に「岸記念体育会館も国立競技場の建て替えに合わせて移転した方がいい」という発言があったと記されている。5月15日以降、副知事が森元首相との面会を調整する方針も示されている。

外苑再開発案について都幹部が森元首相に説明

森元首相と安井ら都幹部との面会記録。イメージ図を添えて、都が考えている外苑再開発の構想を説明。このとき既に秩父宮ラグビー場と神宮球場を入れ替えて建て替える計画になっていた。

森元首相と安井ら都幹部との面会記録。イメージ図を添えて、都が考えている外苑再開発の構想を説明。このとき既に秩父宮ラグビー場と神宮球場を入れ替えて建て替える計画になっていた。

外苑再開発案について都幹部が内田元都議に説明

内田元都議と安井ら都幹部との面会記録。森元首相との面会から3時間後、都幹部は同様に、再開発の構想を説明している。内田元都議は、現時点では自民会派の重鎮2人までに情報をとどめるよう口止めしたと記されている。

内田元都議と安井ら都幹部との面会記録。森元首相との面会から3時間後、都幹部は同様に、再開発の構想を説明している。内田元都議は、現時点では自民会派の重鎮2人までに情報をとどめるよう口止めしたと記されている。


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④【布石】2012年~ 緑あふれる神宮外苑に巨大ビルを建てるため…国立競技場の建て替え騒動の裏で着々と打たれた「布石」


【関連年表】
2011年7月 東京都の石原慎太郎知事が2020年五輪招致を正式表明
2012年3月 国立競技場の将来構想を考える有識者会議発足。石原知事や森喜朗元首相もメンバーに
   5月 外苑再開発について森元首相と都幹部が面会
   7月 建て替える国立のデザイン募集
   10月 石原知事が辞意表明
   11月 建て替える国立のデザインをザハ・ハディド案に決定
   12月 猪瀬直樹が都知事に就任
2013年9月 2020年五輪の東京招致決定
2014年1月 東京五輪の大会組織委員会発足、会長に森元首相
2019年4月 岸記念体育会館の新ビルが外苑内に完成
 
 

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5 コメント

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Unknown (暗黒大将軍)
2024-07-03 22:07:34
≪男塾シリーズ≫

明石剛次「乾杯だユリコ
     お前の<逃げる力>に」
返信する
もう元ネタがわからないんですがw (raymiyatake)
2024-07-03 22:11:17
明石剛次って2年生筆頭の、長いの背中に差してる人ですよね。

これ、実際には誰に行った言葉っすか?w

そして暗黒大将軍先輩は、どうやってこんな細かいセリフを覚えておられるでありますか!?(田沢 慎一郎風)
返信する
無題 (村野瀬玲奈)
2024-07-03 22:24:22
2024年7月7日には

「完敗だユリコ
お前の逃げる政治力では」

といきたいものです。
返信する
恐縮です (暗黒大将軍)
2024-07-04 00:15:08
まさかお二人からレスが貰えるとは(笑)

赤石の元のセリフは「乾杯だ、お前の確実な死に」で、天挑五輪大武会で敵チーム「宝竜黒蓮珠(ぽーろんこくれんじゅ)」の一人フー・チンに言ったものです

昭和オッサンの同級生がコミックスを20巻ほどもってたり、ネットでも「名言集」と纏めてるものもあるので重宝します

でもちょっと「強引に変えすぎた」と反省してます
次からはセリフどおりに引用できたらな、と思います(まだやるんかい)
返信する
>暗黒大将軍さん (村野瀬玲奈)
2024-07-06 16:56:10
よろしければ人気マンガの元ネタなんてほとんど知らない私でも反応できる引用でよろしくお願いします

2024年7月7日、「乾杯だ、お前の確実な落選に」と小池百合子に言ってやりたいものです。
返信する

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