「狂った果実」石原慎太郎をまだなんとかできないか、東京都民

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「狂った果実」左から津川雅彦、北原三枝、石原裕次郎。北原三枝はスター女優だったが、石原裕次郎と結婚し、引退した。



　オリンピックの東京招致を日本で一番望んでいるのは、石原慎太郎東京都知事に間違いなかろう。

　老後の勲章がほしいのだ。

　こういうのを私利私欲という。

　日本人は福岡が立候補してればもっと応援しますよ。東京でなぜ二度目のオリンピックをやらねばならないか、必然性がない。
　東京でまたやるくらいなら、南米初のリオ・デ・ジャネイロなどを選ぶのがＩＯＣの良識というものでしょう。

　石原がまたぞろこういうことを言い出した（非常にキライな人物なので呼び捨て御免）


「役人が言うことすら間違い」石原知事が東宮大夫発言に反発
2009.6.20 20:23
　東京都の石原慎太郎知事は２０日、２０１６年の夏季五輪の開催都市を決める１０月の国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）総会への皇太子ご夫妻の出席に、宮内庁の野村一成東宮大夫が否定的な見解を述べたことについて「役人がそういうことを言うことすら間違い」と反発した
　ＩＯＣ委員へのプレゼンテーションのため、スイス・ローザンヌから帰国した際、成田空港で記者団の取材に応じた。　
　そのうえで石原知事は「どこの国だって皇室が踏み込んでいる」と指摘し、「国民が熱望している大きなイベントのために、皇太子殿下が日本の代表として説明に行っていただきたい」と改めて訴えた。
　野村東宮大夫は１９日の定例記者会見で「慎重な対応が求められる」と述べていた。


　石原という人物は曲がりなりにも天皇崇拝を持って自認する右翼政治家だろう。それが皇室の行動を云々するのは片腹痛い。彼らの用語で言えば、「不敬」であろう。欲に目がくらんで自分の哲学がないことを露呈した。


　皇太子さんとこの雅子さんはまだあんまり調子よくないんだろ？東宮太夫はそういうことを言外に言っているのである。弱ってる人には配慮してやれや。


　石原慎太郎は、芥川賞を獲ったデビュー作、「太陽の季節」は弟の石原裕次郎がモデル。一番売れた本が「弟」（う～ん、恥ずかしい題名だ）。
　スーパースターの弟にコンプレックス丸出しで、都知事選に出馬したときの第一声が「裕次郎の兄でございます」
　選挙では必ず石原軍団が応援に立つ。
　
　弟が亡くなってもずっとオンブに抱っこ。

　今度は皇太子夫妻に頼る。

　人に頼ってばかりいないで、自分の力で、何かを勝ち取ってみたらどうかね。


　東京に１５年暮らしていただけに、こんな知事に何選も許してしまうほど、首都の民度は低かったか、と切なくなる。