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アメリカでの留学から帰ってきた後輩に
「アメリカという国ははっきり意見を言うことを貴ぶ。そして自分の意見を言うと、これに対する反論もすごいけれども、必ず強力に支持してくれる人が現れる」
と聞いて、それがアメリカ合衆国という国の懐の深さなのだなあと感じたものです。
現在のアメリカ大統領はあの差別主義者のトランプ氏。かつてはブッシュ大統領のような右翼で無能な大統領もいた。
しかし、バーニー・サンダースのような大統領候補も出てくるのがアメリカです。
4年前の大統領選で、当ブログが押しに推したバーニーが戻ってきました!
米大統領選挙の民主党候補を選ぶ予備選3戦目、2020年2月23日に行われたネバダ州の選挙でも圧倒的に勝利して、これで2連勝。
完全に候補者選びレースでトップに立ったのです!
米大統領選 民主社会主義者サンダースがクリントンを猛追!FOXの全米世論調査ではついに逆転!!
バーニー・サンダース上院議員断言。「トランプ大統領たちはエスタブリッシュ(支配層)側の人間だ」。
今回の選挙で、日本が採用しているような国民皆保険を公約に掲げるなど、社会主義者・最左派と呼ばれるバーニー。
かつて、ご紹介した4年前の選挙戦でのバーニーの言葉をもう一度紹介させてください。詳しくは元ブログ記事をぜひ。
「いま我々がとり組まなくてはならない課題のひとつ、それはこうだ。
全国に多くの優れた良き人々がいる。
しかし、状況は絶望的だ、企業の資金力には負ける、大富豪には勝てない、諦める。
そう思ってしまったら、まさに彼らの思うつぼ。
皆さんに伏してお願いする。
どうかそんな絶望の世界には足を踏み入れないでくれ」
私の愛するバーニー・サンダース米大統領候補の逸話と言葉。「どうか絶望の世界には足を踏み入れないで」
実は、前回の大統領選挙予備選で、ヒラリー・クリントン氏にバーニーが敗れた時、私はもうバーニーが大統領選挙に戻ってくることはないと思っていたんです。
だって、当時74歳のバーニーは、今78歳ですよ!
いくら、トランプ大統領も高齢だといっても73歳。78歳の人があの過酷な長期戦にもう一度チャレンジするだなんて思ってもみませんでした。
さすがバーニー、私ごときの想像の範疇に収まる人ではありません。
既成の政治家の典型のような存在だったヒラリーでは、トランプには勝てなかった。
ワシントン・ポストとABCニュースが、民主党および同党寄りの登録有権者を対象に2月14日から17日にかけて実施した世論調査の結果によれば、サンダース氏の支持率は32%と、1月から9ポイント支持を伸ばしたということです。
ちなみに、他の有力候補は、バイデン前副大統領が16%、マイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長が14%、エリザベス・ウォーレン上院議員が12%ということで、バーニーは全国でも他の候補の倍以上の支持を受けています。
安倍政権の、無知・無能・無秩序・無節操ぶりを毎日毎日見せつけられていると、バーニー・サンダースという選択肢を持っているアメリカ人が本当にうらやましくなります。
バーニーは、ネバダ州でのヒスパニック系の住民の支持を得ての勝利について
「トランプ政権は、肌の色や生まれたところなどで人々を分断し、選挙に勝とうとしている。我々は正反対のやり方で勝利を得ている」
と語りました。
バーニーが民主党候補になるのはトランプ大統領に有利で、トランプ押しのロシアがサンダースを陰で支援しようとしているという話さえありますが、この勢いで、バーニーにはトランプ大統領との高齢者対決にぜひ勝利してもらいたいものです!
格差是正を公約に掲げるバーニーが78歳であるにもかかわらず、若者たちの圧倒的な支持を得ているというのが本当にすごいです。
20歳以上若い私もバーニーを見習って頑張らないとなあ!
日本はまず自分の頭で考え、自分の意見を堂々と述べることを大切にする、というところから教育を見直すべきですね。
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サンダース氏連勝宣言 「世代や人種超えた支持」 米民主候補者争い・第3戦ネバダ州
毎日新聞2020年2月23日 18時33分(最終更新 2月23日 18時33分)
支持者を前に勝利宣言するバーニー・サンダース上院議員=米南部テキサス州サンアントニオで2020年2月22日、ロイター
11月の米大統領選に向けた野党・民主党候補の指名争いの第3戦・西部ネバダ州党員集会が22日、行われた。急進左派のバーニー・サンダース上院議員(78)が2位に大差をつけ勝利を確実にした。11日の東部ニューハンプシャー州予備選に続く連勝となった。
従来の支持層の若年層だけでなく、中南米系の支持も得たサンダース氏は南部テキサス州で「ネバダで世代や人種を超えた支持を集めることができた。全米での勝利につながる」と勝利宣言。初戦の中西部アイオワ州党員集会は暫定結果で僅差の2位で、現段階で「フロントランナー」であることを印象付けた。
米CNNテレビによると集計率50%での代議員獲得比率は、サンダース氏が46・6%。2位以下は、穏健派のジョー・バイデン前副大統領(77)の19・2%▽ピート・ブティジェッジ前サウスベンド市長(38)の15・4%▽エリザベス・ウォーレン上院議員(70)の10・3%▽エイミー・クロブシャー上院議員(59)の4・5%――の順。
ネバダ州の人口の約3割を占める中南米系は民主党の有力な支持層で、米メディアの入り口調査によると、サンダース氏がその過半数の支持を得た模様。中南米系の割合が比較的高く大票田の西部カリフォルニア州やテキサス州などの予備選がある3月3日のスーパーチューズデーに向け、弾みがついたことになる。
2位・バイデン氏"瀬戸際"
一方、2位に踏みとどまったバイデン氏は、支持層の黒人が多い南部サウスカロライナ州の29日の予備選で勝利することが、浮上への事実上の最後の機会となりそうだ。勝てなかった場合は選挙の資金繰りが滞り、レース継続が難しくなるとみられている。
ブティジェッジ氏はネバダでの集会にも大勢の人が訪れ、序盤2州の健闘ぶりで注目度が上がったことを裏付けた。ウォーレン、クロブシャー両氏はサウスカロライナでの苦戦が予想されており、選挙戦の立て直しを迫られることになる。
指名争いへの出馬表明が遅れたマイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長(78)はネバダ党員集会には参加していない。また、ネバダ州共和党はトランプ大統領の支持を決め、党員集会の開催は見送った。【ラスベガス(西部ネバダ州)古本陽荘、福永方人】
米メディア ネバダ州“サンダース氏 勝利確実” 集計率50%
2020年2月23日 19時17分 NHK
ことし秋のアメリカ大統領選挙でトランプ大統領に対抗する野党・民主党の候補者選びは、第3戦となる西部ネバダ州の党員集会で左派のサンダース上院議員が勝利を確実にし、最有力候補に躍り出ました。一方、サンダース氏の躍進を警戒する中道派は混戦模様が続いています。
ことし11月のアメリカ大統領選挙に向けて、政権奪還を目指す民主党の候補者選びは、第3戦となる西部ネバダ州の党員集会が日本時間の23日の朝、行われました。
AP通信によりますと、日本時間の午後6時50分現在、集計率50%で、
▽サンダース上院議員が46.6%、
▽バイデン前副大統領が19.2%、
▽ブティジェッジ前サウスベンド市長が15.4%、
▽ウォーレン上院議員が10.3%、
▽クロブシャー上院議員が4.5%で、
AP通信はサンダース氏が勝利を確実にしたと伝えました。
サンダース氏は民主党左派の代表格で、格差の拡大を批判して国民皆保険や公立大学の無償化などを公約に掲げ、若者を中心に支持を広げて全米の世論調査で支持率トップに立っています。
第2戦のニューハンプシャー州に続く連勝で、サンダース氏は民主党の指名争いに名乗りを上げる8人のなかで最有力候補に躍り出ました。
これに対し、中道派はサンダース氏では主張が偏りすぎ、トランプ大統領には勝てないとして躍進を警戒していますが、依然、候補者が乱立し、混戦模様が続いています。
初戦で首位となっているブティジェッジ氏は、今回はこれまで程の勢いは見られず、マイノリティー層に支持を広げられていないという課題が浮き彫りになったほか、バイデン前副大統領は一定の黒人票を獲得して上位に食い込んだものの、巻き返しには至っていません。
来月3日に全米14の州で一斉に予備選挙が行われるスーパーチューズデーからは、独自の戦いで支持率を伸ばすブルームバーグ前ニューヨーク市長も参戦し、中道派の本命候補争いは一層激しくなることが予想され、勢いを増すサンダース氏に対抗できる候補者が現れるかどうかが今後の焦点となりそうです。
サンダース氏「アメリカ全土で勝利する」
サンダース氏はネバダ州の党員集会での勝利が確実になったことを受けて、来月3日のスーパーチューズデーで予備選挙が行われるテキサス州で演説し、「ネバダの人々の支援に感謝する。ネバダ州ではどこの陣営にもみあたらない年代や人種を超えた草の根の活動で勝利できた。この活動が広がり、テキサスでも勝ち、アメリカ全土で勝利する」と述べました。
またサンダース氏の陣営は声明を発表し、「われわれはネバダで大勝利をおさめた」と勝利を宣言しました。そして「われわれを止めようと他の陣営が躍起になり巨額な資金を投入したが、ボランティアの熱意や記録的な寄付金のおかげで勝利した」と支持者に謝意を表しました。
そのうえで「第4戦のサウスカロライナや来月3日のスーパーチューズデーに向けて既存の政治勢力や経済エリートたちはわれわれを打ち負かそうと動きをさらに加速させるだろう」と警戒心を示し、支持者にさらなる協力を訴えました。
バイデン氏「前に向けて進むときだ」
アメリカメディアがネバダ州の党員集会でサンダース氏の勝利を伝える中、サンダース氏に次ぐ2位につけているバイデン前副大統領は、州内最大の都市ラスベガスで支持者を集めた集会を開き「前に向けて進むときだ。われわれは次のサウスカロライナの予備選挙で勝ち、スーパーチューズデーでも勝つ」と述べ、10日後のスーパーチューズデーに向けて活動を加速させる考えを示しました。
そのうえで、バイデン氏は「私は社会主義者でも金権主義者でもない。私こそが民主党員だ」と述べ、左派のサンダース氏やウォーレン氏、それに、選挙戦に巨額の資金を投じているブルームバーグ氏をやゆし、引き続き支持を呼びかけました。
バイデン氏は、候補者選びの初戦のアイオワ州と2戦目のニューハンプシャー州で低迷したあと、全米の支持率でも首位の座をサンダース氏に明け渡していて、ネバダ州で上位に食い込み、巻き返しに向けた足がかりを作れるかが注目されます。
ブティジェッジ氏「アメリカの未来のため団結しよう」
ネバダ州の党員集会でアメリカのメディアがサンダース氏の勝利を伝える中、ブティジェッジ前サウスベンド市長は州内最大の都市ラスベガスで集会を開き、「サンダース氏を祝福したい」と述べ、敗北を認めました。
そのうえで、「私は党派を超えて国民の統合を実現する大統領になる。これはほかの誰でもなく、あなたたち一人一人の戦いだ。アメリカの未来のために団結しよう」と呼びかけ、指名獲得に向け改めて意欲を示しました。
ブティジェッジ氏は、初戦のアイオワ州と続くニューハンプシャー州で躍進し注目の候補者となりましたが、サンダース氏やバイデン氏と比べ、ヒスパニック系や黒人などマイノリティー層からの支持が伸び悩んでいると指摘されています。
10日後のスーパーチューズデーでも、マイノリティー層が多い大票田のカリフォルニア州などで予備選挙が行われるため、ブティジェッジ氏にとってはこうした有権者たちにも支持基盤を広げていけるかが課題となります。
トランプ大統領「サンダース氏が好調」
ネバダ州で民主党の党員集会の集計作業が続くなか、トランプ大統領はツイッターに「偉大な州、ネバダで、クレイジーなバーニー・サンダース氏が好調なようだ。バイデン前副大統領や他の候補者たちは弱く見える。おめでとうバーニー」などと書き込みました。
サンダース氏 勝因は…
アメリカの主要メディアは、ネバダ州の党員集会の参加者を対象に共同で調査を行いました。
この調査結果を踏まえ、ABCテレビはサンダース氏の勝因をヒスパニック、若者、そしてリベラル層の支持を獲得したことだと分析しました。
まず、調査の回答者を人種ごとに見ると、白人が65%、ヒスパニックが19%、黒人が11%と、白人の占める割合がともにおよそ90%だった第1戦のアイオワ州と第2戦のニューハンプシャー州に比べてマイノリティー層の割合が増えました。
このうち、サンダース氏はヒスパニックの51%の支持を獲得したことが勝利につながった一方、黒人の支持は最も高かったバイデン氏の39%に対して27%にとどまり、今月29日のサウスカロライナ州の予備選挙に向けた課題だと指摘しています。
年代別では、サンダース氏が45歳未満の若い世代から57%と圧倒的な支持を集めた一方、45歳以上の世代ではバイデン氏が29%、クロブシャー氏が19%の支持を得たのに対し、サンダース氏は11%の支持しか得られませんでした。
また、参加者のうちみずからの考え方が「非常にリベラル」だとする人が30%を占め、サンダース氏はこうした有権者のおよそ半分の支持を集めたということです。
そして、候補者を選ぶ際に重視する政策を尋ねたところ、「医療保険制度」を挙げた人が44%と最も多く、サンダース氏はこうした人たちの38%から支持され、さらに国民皆保険制度の導入に賛成する人からは48%の支持を集めました。
このほか、調査では「政策に賛同できるかどうかより、トランプ大統領に勝てる候補者を選ぶ」と回答した人が全体の66%を占め、このうち23%がサンダース氏、21%がバイデン氏、17%がブティジェッジ氏を支持しました。
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これこそが、第一次で、彼奴がまっ先に潰した教育なんだと思いますよ。
自分が小学生だった頃は、まず生徒に考えさせて、各々グループで討議して発表、先生もその内容を理解しようとしながら、実際の答えと合わせていくってやり方でしたね。
円の面積は、二重に概算しか計算されていないこと、液体の膨張率より気体の膨張率が大きいこと、液体は圧力かけても体積がほとんど縮まないこと、地球が太陽をどの様に廻って四季が生まれること等、日常にも役立つ考え方を学べてました。
しかし、平成生まれの甥姪に、上の事に類する質問しても答えられない、答えを聞いても、それ以外にないかとの突っ込んだ会話にならないので、驚いたものです。
日常の身の回りのことを考える、理科や社会の科目は粗雑に扱われ、実験なんかほとんどして無いようでした。
そんな風に、考える能力を伸ばす教育は、ドンドン削られているので、あまり期待はできませんね。
唯一、甥っ子の一人は、そんな中でも考え方が違うのですが、学校から異端扱いされて、教師不審、社会不審の諦念感を持ってしまったようです。
彼奴の第一次から、根腐れの種は仕込まれていたのです。こういった才能の方向には長けていることを、油断なく考えて対応しないと、底無し沼に沈まされてしまいそうです。
相手が、ヒラリー・クリントンだったからです。
アメリカ合衆国の支配者たちとは違いのあるトランプなら、世界を奈落の底に落としてしまうことはないのでは、と考えたからです。確かにひどかったこの4年。でも、そのおかげで「格差是正」を叫ぶバーニー・サンダースへの支持がより大きくなりました。
大きくジャンプするときには、小さく屈みます。
それがこの4年間だったように思います。
バーニー・サンダースが勝利すれば、安倍のような人物はアメリカから相手にされなくなるのでは。
過大な期待かもしれません。しかし、日本の惨状を見れば、外国のことでもすがりたくなってしまいます。
日本でサンダース的な人物に当たる候補と言えば、個人的に宇都宮健児さんか亀石倫子さんだと思います。まだ議員に当選していない人物を挙げていいのかはともかく(汗)。
議員に限るなら山本太郎さんも一時期、彼が総理大臣になればと希望していた時期はありましたが(今でも全くその希望が消えてるわけではありません)、彼はオバマやオランドのような政治路線を歩むのではないかと、年々彼を見て危惧しています。
無論自民党政権を再起不能に追い込めるなら、山本総理大臣でも歓迎ですが。