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2017年10月22日に投開票が行われた衆議院総選挙。
小池百合子東京都知事による希望の党結党が、「結果的に」安倍政権を利することになったことは、小池氏自身が開票の時に「逃げて」行ったパリで認めています。
「(自身の言動が)結果的に安倍政権を利したというのはその通りだ」
それはそうでしょう。
希望の党が「排除の論理」を振りかざし、傲慢にも改憲賛成などを民進党から合流しようとする議員たちに踏み絵にして課して作られたのですから、野党共闘の受け皿になれるわけがありません。
朝日新聞によると、野党が統一して小選挙区を闘っていれば、小選挙区のうち与党候補が勝った183選挙区のうちの約3割に当たる63選挙区で野党が逆転して勝利していたというのですから、野党でなくてユ党どころかほとんど与党の日本維新の会に続いて野党分裂をさらにひどくした希望の党の罪悪は非難してもしきれないものがあります。
彼らは建前上は安倍政権に対抗すると言っていたのですから、その言行不一致は目に余ると言えるでしょう。
そして、小池氏は「結果として」安倍政権を利したと言っていますが、もちろん、小池希望の党は安倍自民党の別動隊であり、小池氏自身が自民党との連立にも言及していたように、そもそも野党と呼べる存在ではありませんでした。
となると、維新も希望も野党に数えて、野党統一の場合には63選挙区で逆転できたのに、と計算する朝日の記事自体は実はナンセンスだということにもなりますが。
さあ、ここからなんですが。
私は、相手方の安倍政権や自民党、維新、希望のことはこっぴどく批判しても、広い意味で共闘の可能性のある野党や市民に対する批判はできるだけ差し控えてきました。
それは、保守よりもリベラルや左派を批判するのにむしろ熱心なように見えるラディカルや、一応中道やリベラルと言える人々がまるで近親憎悪のようにお互いに批判する姿を見ていて、無駄というか、不毛というか、批判する矛先が違うでしょ、と思ってきたからです。
しかし、今回、希望の党を支持した、あえて言うと自称「リベラル」の人々の体たらくは批判しないではいられません。
かつて、東京都知事選挙に宇都宮健児氏が出馬しているのに、脱原発で、なおかつ勝ち目があるからといってあの小泉純一郎氏が後ろ盾になっている細川護熙氏を支持するリベラル・左派が雨後のタケノコのように現れた時にも、相当びっくりして呆れました。
結果として、細川氏は都知事に程遠い投票しか得られなかったのはもちろん、宇都宮氏にも完全に負けたのですが、その反省が中道・リベラル・左派の一部の人にはないようです。
小泉氏が支持している段階で、細川氏が都知事になったらとんでもないことになるのは目に見えていたと思うのですが、まあ、細川氏を中道だとして支持したのは百歩も千歩も譲っていいとすることにします(全然良くないけど)。
しかし、今回の、小池百合子氏が代表を務める希望の党を支持するに至っては、リベラル・左派はもちろん、中道の人だとしても信じられない政治行動です。
もともと、小池氏は改憲派で、幸福実現党と一緒に選挙運動をしたことさえあり、核武装論者で、日本最大の極右団体である日本会議国会議員懇談会の副会長だった人です。
そして、彼女が作った希望の党も案の定、右翼的人士を集め、民進党からも右寄りの人ばかり集めて、しかも改憲賛成を踏み絵にしているのです。
このどこに、中道・リベラル・左派が期待できる要素があったでしょうか。
いわく、「安倍政権を倒すための戦略的投票行動が必要だ」。
戦略的投票行動というマジックワードが盛んに使われるのですが、希望の党の結党自体が、安倍自民党の戦略だってなぜわからないのか。
そこまで言わなくても、改憲を前面に掲げた希望の党が、安倍首相の改憲発議に反対できるわけがありません。むしろ、もろ手を挙げて賛成するでしょう。
小池氏が排除の論理に言及して、国民全体が白けてしまった後も、まだなお、立憲民主党・共産党・社民党の候補者がいない選挙区もあるのだから、希望の党に投票するのが戦略的投票行動だと言い募った「リベラル」もいました。
あのね、どうしても入れる人がいなかったら棄権か、白紙の投票をすればいいの。希望に入れるなんて維新に入れるのと全く同じでしょ?
これからのリベラルが真にリベラルたりうるために、今回は厳しいことを書きました。
ご意見、お待ち申し上げます。
もう一つ言えば、自由党もひどかったですね。
小沢氏が前原誠司氏に指南して、民進党解党、希望の党への合流を促したのは明らかだと思います。
小池氏を批判できない小沢氏はもちろん、希望の党に対してモゴモゴとした論評しかできない山本たろうちゃんも男を下げました。
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毎日新聞2017年10月22日 23時37分(最終更新 10月23日 07時34分)
希望の党は「政権交代」を掲げ、衆院定数の過半数ライン(233議席)を上回る235人を擁立したが、公示前勢力の57議席も維持できなかった。小池百合子代表の「排除」発言をきっかけに足並みの乱れが表面化。野党の分裂を招いて自民党を利する構図を作り、有権者の失望をかった。小池氏は22日、当面代表を続ける意向を表明したが、党内でも小池氏への批判は強く、今後の混乱は避けられない。
小池氏は22日、訪問先のパリで記者団に「これまでの言動などで不快な思いを抱かせたことは申し訳ない。私自身にもおごりがあった。慢心もあった。真摯(しんし)に反省したい」と語り、陳謝した。TBS番組では「完敗だ」と述べた。
希望は誤算の連続だった。民進党との合流を打ち出し、安倍政権に代わりうる勢力として、政権批判の受け皿となることを目指した。しかし、小池氏は安全保障政策などを踏み絵に民進党出身議員を選別。立憲民主党の結党につながった。
野党が分裂した結果、177選挙区で与党1人に対して希望、立憲など野党2人が競合する三つどもえの構図になり、野党同士で票を食い合うことになった。
小池氏は22日、野党の分裂について記者団に問われ「(自身の言動が)結果的に安倍政権を利したというのはその通りだ」と認めざるを得なかった。
もう一つの誤算は、選挙後の政権構想についてあいまいさが目立ち、党の基本的な立場に疑問を持たれたことだ。
安倍政権との対立軸を示すとしながら、自民党との連立の可能性を否定しなかった。選挙後の首相指名での対応も明らかにせず、政権交代を目指すとした主張と整合性を欠いた。
足元の東京都内でも小選挙区では1勝しかできなかった。小池氏の発信力が頼りだっただけに、小池氏の言動で失速すると、候補の「小池離れ」も加速した。
小池氏と一緒に写った選挙ポスターを本人中心のデザインに作り直した候補もいた。楠田大蔵氏(福岡5区)は自身のフェイスブックに「小池氏がこのまま代表を続けるならば離党も辞さない」と記した。
民進党出身の前職の一人は「投開票日に海外というのはありえない。小池氏という重しをつけられて海に放り込まれ、必死になって当選した」と述べ、選挙後は小池氏の意向を尊重する必要はないと話す。結党メンバーも多くが落選し、当選者の大半は民進党出身者が占めるため、小池氏の党内での位置は微妙なものになりそうだ。
希望は25日に両院議員懇談会を開き、首相指名や、幹事長を含む党幹部の人事について協議する。
一方、民進党の前原誠司代表は23日未明の記者会見で「辞任して投げ出すことが私の責任ではない」として即時の辞任は否定。そのうえで「今後の党の方向性を決めた段階で責任を取る。一定のスパンを決めたうえで辞任するのは当然だ」と述べ、参院議員や地方組織の扱いを決着させたうえで代表を辞任する意向を表明した。希望への合流方針については「選挙結果が出たので見直さなければならない」と述べた。【松井豊、パリ円谷美晶】
希望、敗北に動揺 前原民進代表、辞任へ
毎日新聞2017年10月23日 11時25分(最終更新 10月23日 13時01分)
希望の党は公示前勢力の57議席を維持できず敗北したことで、党内が動揺している。結党メンバーも多くが落選し、立て直しは難航が必至だ。小池百合子代表への不満も相次ぎ、混迷は深まっている。希望との合流を決断した民進党の前原誠司代表は辞任する意向を示した。
当選者の大半は民進党から合流した前職や元職で、小池氏側近の若狭勝氏も落選した。小池氏の求心力は急激に低下している。当選した民進党出身の前職は「小池氏の責任を問う。代表を辞任し、顧問などに下がるべきだ」と語った。
希望は小池氏が帰国する25日に両院議員懇談会を開き、党人事や首相指名などを協議する。懇談会で小池氏への批判が噴出するのは確実だ。
前原氏は23日午前、連合本部を訪れ、神津里季生(りきお)会長と会談した。会談で前原氏は「結果が伴わなかった」と陳謝。「一定の方向性を定めた後は自らの出処進退について考える」と述べ、選挙結果の責任を取り、代表を辞任する考えを伝えた。前原氏は当面は希望の会派に所属し、最終的には希望に加わる方針だ。
一方、立憲民主党の枝野幸男代表も連合本部で神津氏と会談し、今後の連携を確認した。神津氏は枝野氏に「国民の声を受け止めて良い結果を出した」と伝えた。立憲は23日昼、東京都内で執行役員会を開き、今後の党運営について協議した。【松本晃、梅田啓祐】
希望の命運を決めた決定的な瞬間と指摘されているのが、9月29日の会見での小池百合子東京都知事の〝排除発言〟だ。
民進党からの合流組の一部を「排除いたします」と笑顔で言い切った姿がテレビで繰り返し報じられると、小池氏や希望の党のイメージは一気に悪化してしまった。
小池氏から「排除」発言を引き出す質問をしたのは、『検証・小池都政』(緑風出版)などの著書があるフリージャーナリストの横田一(はじめ)氏だ。
当日のやり取りをこう振り返る。
「いつも厳しい質問をするためか、会見で手を挙げても小池氏に指名してもらえなくなっていましたが、なぜか半年ぶりに当てられたのがあの日でした。民進党から希望への公認申請者は排除されないという前原誠司代表の話と小池氏の話が食い違っていたので、素朴な疑問をぶつけた。『排除』発言を聞いた時は、ああ、本性が出たなと。『寛容な保守』をうたいながら、なんと愚かな発言をするんだと思いました」
小池氏からの発表を聞いた後、記者との質疑応答が行われるが、その日は挙手した記者たちの中から横田氏が指名された。
小池氏:「すみません。横田さん。そのご質問は、この後、ちょっと場所を転換して、お答えをさせていただいた方が良いのではないかと思いますし、独特の言語を使っておられるなと今思ったところでございます。(中略)私は今、都知事としての会見をやっているわけですから、ちょっと待ってくださいね」
小池氏は定例会見では都知事の立場で受け答えをするため、都民ファーストの会特別顧問や希望の党代表としての質問は受け付けないルールになっている。
このため、会見後に非公式の取材というかたちで政党関係の質問を受けることになっている。
定例会見と違って都のホームページでのネット中継もされず、議事録にも掲載されないという違いはあるが、同じ取材陣が同じ会見室の同じ席から質問をするため、実質は同じようなものだ。
ともあれ、このような理由で小池氏は回答を一旦、保留。
その数分後に非公式取材に転んじると、小池氏は待ち構えていたかのように最初に横田氏を「逆指名」した。
横田氏:「繰り返しになりますが、前原代表が昨日発言した『公認申請すれば排除されない』ということについて(中略)前原代表をダマしたのでしょうか。共謀して、リベラル派大量虐殺とも言われているんですが……」
ここで小池氏が「音声入ってないの?」と質問を遮った。
横田氏のテーブルに備え付けられたマイクが作動していなかったためだ。
小池氏も上機嫌で笑っていた。
小池氏が〝運命の一言〟を放ったのは、まさにこの瞬間だった。
小池氏:「わかりました、お答えします。前原代表がどういう表現をされたか承知をいたしておりませんけれども、排除をされないということは、ございませんで、排除いたします」
横田氏がこう振り返る。
「小池氏には、会見場は自分のフィールドだという油断があったのかもしれませんね。結果的に小池氏のホンネが早い段階でハッキリしたことで、枝野幸男氏らの立憲民主党の結党が公示前に間に合ったのは良かったのかもしれません」
メディア戦術に長けた勝負師が見せた、一瞬の油断だった。(本誌・小泉耕平)
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>と全く同じでしょ?
管理人さんには申し訳ありませんが、これ、とんでも無い暴言ですよ!撤回して下さい。
選挙では有権者にとって最善の選択肢が提示される=支持政党の候補者が必ず現れる訳では無いのです。
最悪、自民候補か希望候補かの究極の選択になるような選挙区も有り得たのです。その場合は、少しでも
「ましな」候補者に投票するべきなのです。
管理人さんは弁護士であり、如何なる理由が有っても白票や投票棄権をしないように呼び掛ける立場に
有ると言ってもいいと思います。いくら例えであっても言って良い事と悪い事が有ります。
この当方の意見に言い訳を並べるのであれば、管理人さんに対する考え方を変えざるを得ません。
最後にもう一度。クズが言う意見としか言いようの一言。
ごめんなさい。
現実には誰かに一票投じるより白票の方がいい場合があると思います。
ちなみに、わたしは最高裁判事には全員バツをつけました。
何れにしても本記事の主旨はそこではありません。
はっきりいって小池支持のリベラル、左派は安部自民支持者と同じ、救いようのないクズ、もしくはクズ予備軍です! 良くいってもファシストでしかない!
ここ最近、私が今まで並々ならぬ敬意をはらっていたリベラル、左派の人達が次々と右派に足並みを揃えるような発言をしだして(厳罰化路線しかり、事実上の人質(安田さん)見殺ししかり、東京都知事選における宇都宮さんバッシングしかり、スキーバス事故被害者学生バッシングしかり)、すっかり自信をなくしていましたが、宮武さんの記事で少し元気がでました!
ありがとうございます!
そして
小池と鳥越➡絶対、鳥越(笑)
これが私の投票判断だった。
細川は侵略戦争と認めるところ等もありまだ自民党よりましなところもあったが、それでもこの国に『改革』というマジックワードを広めた
典型的な政治家である。そのプロットを仕切っていたのが政界のネズミ小僧と、ここでラストにピシャリと批判されている小沢一郎(怒)。
あれが現在の選挙制度を作ったのだ。
そして前原自身が繰返し『よく飯を食って話していた』と告白する通り、小沢一郎が一枚も二枚もかんでいたのはまず間違いない。
ところがそこに誤算があったようで(笑)、テレビの印象ファーストなリセットおばさんは小沢一郎も含めて選別しなさった。
もしかしたらかつて志位さんに諭したこともある小沢一郎のことだ。自発的に排除され役をかってきたのかもしれない。
自由党が解党状態なのもイカニモ小沢一郎らしい戦略である。彼は政権とりが『ゴール』な
だけの人物なので、自由でも仲間たちでも政党なんてどうでもよい。『どの⚪とも寝る』発言こそは彼のモットーなのだ!
だから小沢一郎には野党共闘という点では民進めの右翼議員よりは『アクティブ』なだけあてにもなりそうだが、決して本質を忘れてはならない劇薬、危険人物として常に対峙しておかねばならないキャラである。
緊張関係のない共闘はしっぺ返しを食らうという典型である。
それでもあえて私は批判を手控えていた。
野党共闘そのものにぶつけていても戦略的によくはないと思い、私は野党右翼二党派に批判の力点を置いていた。自由党自体のケシ粒のようなの支持率などと、小池百合子や維新のリアルな実害を天秤にかけたわけだ。
先鋭的に落ちぶれた小沢を批判するキャロリーがあれば、遥かに一般大衆のハートを惹き付ける小池百合子や大阪のあの団体の方を叩くことが合理的な判断だと見たのだ。
現実問題としても森ゆう子や宮武さんが男を下げたとチクリと批判した山本太郎なんてのは、
野党三党派を纏める側としてそれなりの発進力を有していたし汗もかいていた。
集票という観点からは小沢一郎とは同じ会派とはいえども、前原と結託して民進潰しという方向性としてとは真逆であった。
私は小沢一郎憎しという意味でも筋金入りなのだろうが(笑)、森や山本も小沢一郎の手先でこれすなわち悪党なりとなじりまくるのも愚かだと思っている。新潟の一連の野党共闘なり、たとえ泡沫でも共産党などに支援をおくるところなどは、やはり分けて見るべきではないか?
希望や維新と単純に同一視するところとまではいかない『少々厄介な存在』という意識を常に持っていれば、変な投票にはならないだろう。
その点での宮武さんの批判は(松井維新代表風に言えば)『野党共闘派をピリッとさせる』ための激励だと思った。
次に感じたこととして。
総保守票としかカウントできぬ維新と希望をさも野党だと宣伝したマスコミの罪について。
さも小池百合子を救世主アイドルのように扱い
彼女の闇は極力報道しない。
橋下徹の時は『劇場型政治は問題あり』とも断り程度ながらコメントをつけていたテレビメディアも、小池百合子の時はそれすらも言わなくなっていた。
百合子が本性をむき出しにして石原慎太郎ですら出していた朝鮮人虐殺追悼文を『自らの判断でパスした』ことを真面目に批判したのはつい最近である。それもほんの僅かでおしまいだ。
小池百合子という商品でビジネスすることが優先されているからこそである。
これがたいていの有権者の判断を常に曇らせるのだ。
保守系野党ってなんだよ?
新自由クラブくらいしか私にはピンとこない。
河野洋平たちのあれと比較しても、維新や希望というのはかなりの右翼政党だろう。
こころに至っては石原慎太郎の残骸、単なる愛国極右団体である。
こうした扱いをするから、かつてなら当たり前に右翼ですねと流せた奴らが市民権を持って有権者をたぶからせるようになる。
個々の政治家への批判も当然必要だが、メディアのおかしな線引き、報じ方にも私たちはより注意しなくてはダメだろう。
最後に『戦略的投票』について。
宮武さんのご説明に同意する。
戦略的というのはこの場合は野党に利するための本心を控えた『よりましな選択』である。
私も過日、選挙とは…と述べさせて頂いた。
要するにメディアが言う野党の位置付けが酷いのだ。額面だけの野党にアクセントをつけて保守系野党と銘打って、かつ、安倍晋三のライバルは(さんざん都議会選挙公示直前まで自民党ブランドをひけらかしていた)小池百合子なのだとさんざん印象操作してきたこと。
これがナンセンスなのだ。
好き嫌いは別にして維新も希望もバリバリの保守である。
保守野党というのは理屈としては分からなくもないが、この選挙戦の場合、八割方は自民党と同じ主義主張の勢力を野党、野党と押し立てるような報道はおかしいだろう。
おかしいだろうついでにもうひとつ。
私はヤフーで投票後でマッチングをしてみたが
大笑いさせられた。
自民党や公明党とは10%で社共とは90%という
相性なのは理解できるが、どうしてどうしてなぜなぜ維新や希望と50%も一致してしまうのだろうか?
これも事細かく理屈をこねればそれなりの説明がつくのかもだが、おそらくは原発の存否などが大きな%を占めていたからではなかろうか?
私みたいな左派でもこんなことになるのなら、
気楽に投票『占い』する人たちには相当な判断基準になっていたりして(笑)。
そこに何となく野党とカテゴリーされているみたいだからというのが『戦略的投票』として小池百合子に誓紙と大金を渡した候補者を支援することになったとしたら…。
とりあえずここまで。
立憲と共産党だって反自民、反安倍でしか一致できないんだから、反自民、反安倍なら一致できる前原さん達をあえて切れるほど余裕はないと思うんですけどねぇ。
もちろん小池さんに乗っかったことを持って能力を疑うのは理解できますが、それを言うなら自称リベラルだって宇都宮さんを切って鳥越さんを担いでたんですから似たり寄ったり同士相手のミスだけを叩くのはそれこそ不毛ですよ。
前原さんは今回の結果を持って代表を降りることになるでしょうけど、選挙結果を見る限り前原さんのやり方で元民進党の議員を100人以上当選したと言えなくもないのですから、多少は評価してあげても良いんじゃないかな?
まぁラベルが変わったことを持って、今まで曲がりなりにもいっしょにやってきた人達が共闘も出来なくなったというのは自民党にとって有利なのか不利なのか私にはわかりませんので、そのへんは自称リベラルの人達が考えて選択することなのでお任せします。
そんな事は百も承知です。こちらも本筋の事には全く言及していないのは明白ですよね?
>棄権や白票は絶対悪ではないと思います。
>現実には誰かに一票投じるより白票の方がいい場合>があると思います。
聞いて呆れる弁明ですね。では問いますが、白票や棄権が結果として希望の党や日本維新の会よりも
酷い党(=自民党とほぼ同義)を利する結果となる現実はどのように説明されるのですか?希望の党や
日本維新の会が最も酷い党とでも言うのですか?
リベラルなブログという看板に偽りありですね。クズも甚だしい弁明ですね。何度も書きますが、
選挙は限られた選択肢から少しでも「ましな」選択肢を選ぶものです。選挙拒否は、行政に無条件に従うという意思表示です。
これでもまだ言い訳するようでしたら弁護士辞めて下さい。他の常識的な弁護士の迷惑になりますから。
三つのどれかの候補者に投票したら、比例でもその党を利することになるからです。
このブログがお気に召さないようですから、もういらっしゃらなくて結構ですよ。
それほどの罵倒に耐える義務は私にはありません。
一国民さん、長い間ありがとうございました。
コストが掛かっているのです。それを一部有権者だけの一方的な理屈のみでドブに捨てる、と結果的に
同じ意味になる事は当然分かっているのでしょうから、悪質極まりないのです。
多分、当方の辛辣な批判にカチンと来たのでしょう。でも、いくら「それなりな」理由が有っても
棄権や白票も有り、とする暴論には全く賛同出来ません。
とら猫イーチさんがここを去った気持ちが今になってやっと分かった気がします。
さようなら。
手短に付記しておく(笑)
野党に➡野党『三党派』に
ってことね。
立憲民主党、日本共産党、社民党こそが
先日の総選挙に於ける野党である。
そこの内でしか安倍晋三に対抗する選択肢はなかった。
維新が長年何をしてきたか?
小池百合子率いる希望とこれに馳せ参じた民進の主だった有力者たちがどんな政治履歴の人たちか?
だから私はこれらを野党右翼と断じている。
純粋に自民に反対票の人達が投票していたとしたら突き放すのですか?
私はおかしいと思い、このブログにたどり着きました。
それまでは嫌韓、嫌中、ロシア最低!
尖閣諸島を武力で取り返せ!の石原すら信用してしまっていました。
でも、自分なりにブログを始める事になり、全く違うと気が付いたんですよね。
レイさんのブログも検索から読ませて頂いていました。
結局は戦争はマーケットと資源の略奪と、戦争屋で景気の良い国があると気が付いたのです。新聞で(東京中日新聞)を熱心に読み、読者の声投稿欄なども読み、気が付いたのです。
今、日本の世論ではメディアを信用するなと自公も、野党支持者からも同じ事を言い出しています。
そんな中、何かの情報を見て、分からないなりに自民党以外を選んだ人は仲間に迎え入れた方が良いのではないですか?
みんなが、このブログ主やコメント主ほど世間を知らなくて、良い情報にたどり着いていなくて、自民党以外に投票したのだと思いますよ。
希望の党の政権公約読んでますよね?アレには欺されますよ。良いことばかり書いてたもん。 同じレベルの人ばかりじゃ無いから、劣っている人に優しく手を伸ばしてやって欲しいと思います。このブログは分かり易く駄目な事が分かります。
どうか、少し未熟な人を責めずに、こっちへおいでとレイさんには法律を勉強している生徒と同じ様に手招きして欲しいです。
希望に入れた人は確信犯なのか?欺されてるだけでは無いでしょうか?
間違いなく反自公が目立った選挙だと思いますよ。
ほんの少し気付き始めた人に手招きしてあげて下さい。