大家業を長年していると単身入居者の孤独死に遭遇します。
残念ながら私は2回経験しています。
単身入居者を孤独死に遭わせない為には大家を始め隣近所の
方々とのコミュニケーションがとても大切です。
高齢になると外出が億劫になってきたりして外出の機会が減ってきます。
ご近所の方々との交際も途絶えがちになってきます。
大家としても孤独死だけは避けたいものです。
私の場合には面倒でも月に3〜4回程のコミュニケーションをとっています。
それでも孤独死にあってしまいます。
つい先日まで元気だった方が亡くなっていたと言う事になります。
同じアパートの入居者からの連絡で合鍵を使い安否を確認すると亡くなっていました。
この方は新聞が3日分溜まっていた為に私の所へ入居者から連絡が有りました。
と言う事は死後3日位だったことになります。
先ずは落ち着いて合掌してから警察と救急へ連絡を入れました。
ご遺体の搬送は事件性を含めて警察で引き取り身寄りの捜索になりますが
結果は警察では判明出来ませんでした。
残された遺品から血縁関係者を探し出したり役所へ願い戸籍などを取り
ご遺族を探すのが大家の仕事です。
残念ながらこの方は身寄りが居ないので保証人が居なく保証会社経由での入居者でした。
6年間程遅滞なく家賃を入金してくれていて大家としては良い入居者でしたが残念でした。
家財類の遺品整理を始める前にお仏壇にはご先祖の遺影も有り焼香と合掌をしました。
単身者でも生活雑貨や寝具衣類そしてコレクションや思い出の品等沢山あります。
それらを一つ一つ確認しながら廃棄や保存等選別していきます。
合掌。
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