経年劣化によるのかかなり重たい洗濯物?を掛けていたのか分かりませんが
空き部屋の物干し竿掛けのグラつきを修理してみました。
このマンションはコンクリートではなくてALC板の建物です。
物干し竿掛けを壁に取り付ける為のアンカーを入れるため
ドリルで穴を空けたところで壁の厚みは50㎜でした。
茶色のダブルXアンカーも長さ50mmで丁度良い寸法でした。
購入後に分かったのですがこのダブルXアンカーは内装用でした。
が、迷わず使ってみました。
同じ壁面に過去にも修理したボルトの位置が履歴として2か所程ありました。
早速ドリルで下穴を空けて茶色の内装用アンカーを打ち込んでいきます。
ALCは壁内が気泡が混じる作りでアンカーやボルト類がコンクリートと比べ柔いのが難点です。
重量物のエアコン室外機や風にあおられる看板など施工不良だと事故につながります。
なのでアンカー選びに苦労します。
ネジをアンカーにねじ込み目止めコーキングをして物干し竿掛けをナットで固定しました。
内装用ALCアンカーを打ち込んで今回は終了しましたが
これから入居者が使って何年固定が維持できるか今後の検証が楽しみです。
目止めコーキングは塗料が乗る様に変成シリコンコークを使いました。
ちなみに右側の古くガタついていたアンカーもALC用ですが50mmの壁内で空回りしていました。
ガタついていたアンカーです。このまま放置しておくと隙間から雨水が入り込み雨漏りの原因や洗濯物が落下したりして大家さんの賠償責任にも繋がります。
左奥のアンカーはコンクリート用の物でALC用ではありません。
真ん中の白い縦長のボカシは初期の物干し竿掛けの設置の後の目隠しです。
手前が今回の修理箇所です。
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