「甲府歴史ものがたり塾」の第7回を開催しました。

2019-09-24 16:51:04 | イベント
こうふ開府500年記念誌『甲府歴史ものがたり』を市役所で学ぶ教室です。10回シリーズの7回目は、山梨郷土研究会理事の石川博先生を講師に、「まなぶ~教育と文芸~」をテーマに開催しました。
石川先生は、慶応義塾大学を卒業後、長く駿台甲府高校で国語科の先生としてご活躍されました。この記念誌の発行では、編集委員長として、編集方針の策定から執筆、全体の組み立て等、いろいろとお力添えをいただきました。
幕末の寺子屋本『百姓往来』や『峡算須知(こうさんすち)』などを教材に、わかりやすく説明していただきました。武家の子どもたちにも稲作等の技術を絵図で伝えたそうです。写真は、図形を使った和算の学習です。相似?対称角?なつかしい計算式です。
歴史から民俗、七言絶句、和歌など、江戸時代の甲府を学ぶ機会となりました。終了後は、石川先生が所有されている実物の寺子屋本を全員で手に取り、読むことができました。
次回(第8回)は、9月25日(水)、午後6時から7時まで、甲府市役所1階の市民活動室で開催します。
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「信玄ミュージアムで開府500年記念誌を学ぶ教室」がオープンしました。

2019-09-24 09:38:32 | イベント
開府500年を記念して発行した『こうふ開府500年記念誌~甲府歴史ものがたり~』を信玄ミュージアムの学習室(旧堀田古城園母屋)で学ぶ教室です。秋の風が爽やかな日、第1章が始まりました。
10章全ての講師は、甲府市教育委員会歴史文化財課の金子誠司さんです。金子さんはこの記念誌の事務局兼執筆者です。取材の裏話も入れながら、わかりやすくお伝えします。
第1章は、昇仙峡の「発見」についてです。昇仙峡は新しい名前で、もとは「御嶽」(みたけ)と言われていたそうです。馬車が観光客を乗せて歩いていた頃も紹介されました。「へー、ここに石碑があるんだー」という参加者の声が多く聞かれました。

この教室は、各章を午前と午後に開催します。定員各回30人。席にまだ余裕がありますので、電話でお申し込みください。(055-223-7324歴史文化財課)
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