旧堀田古城園、山梨県建築文化奨励賞受賞!

2020-03-07 17:03:07 | イベント

信玄ミュージアム内
昭和初期の割烹料亭「旧堀田古城園」が
令和元年度の山梨県建築文化奨励賞を
昨年末に受賞いたしました!

つい先日、「旧堀田古城園」の入口に
受賞記念のプレートが設置されました。

設置中✨

こちらがそのプレート
「旧堀田古城園」側の木戸門の手前です。

この建築文化賞の部門は
住宅、一般建物、町並の景観に一役買っているものなど。

その中で、「旧堀田古城園」は
【公共建築物などの部門】で奨励賞です!

ご評価いただいた点✨
☆彡文化の再発見ができる場所
昭和初期の和風近代建築の特徴として
壁紙、ガラスなど、残されたものを
可能な限り、再利用して復元している点。
ちなみに、なぜ「近代」かというと、
基礎がコンクリートだから。
関東大震災以降、普及し始めたそうです。


更紗多色刷りの襖紙
アールデコ風🎶
「旧堀田古城園」玄関からのぞけます。


金唐革紙(きんからかわし)
江戸末期、欧米の金唐革から発想を得て
和紙に金属箔をのせ、
木をあてて打ち出した凹凸文様に
彩色した高級壁紙
もはや金はほとんど見えませんが・・・
時代を経て残った実物です。
旧堀田古城園の離れでご見学いただけます。

☆彡見学施設+もう一つの使い方
当時の面影を残しながら
現代建築に不可欠な耐震機能などを考慮し改修。
その建物を
歴史講座やイベント会場など
ミュージアム内の施設としても活用している点。
いかに保存するか、だけでなく
いかに使うか!?も大切なんですね。

建物もそうですが、
いつも見慣れたものを
別の角度から見てみるのも
新鮮です😊 












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