離れを覗いて、料亭の夜を想う

2020-04-07 12:16:21 | 紹介
昭和初期の割烹料亭「旧堀田古城園」には
離れが3つあります。
 
北側から
・(株)桔梗屋さんの土産物処
・控室
・ひし形の茶室
 
可能な限り
昭和初期の姿を尊重して修理されているのが
2番目の離れです。


離れの扉を開けると、飾り棚付きの前室

奥の座敷には床の間があって・・・
当時の料亭の様子が
なんとなく思い浮かびませんか?

漆喰の壁の色もなかなかすてきなんです。
ふすまも2色
金唐革紙まであります。

金唐革紙(きんからかわし)
明治期の高級壁紙で、主に海外に輸出されていました。
展示中のふすま戸には金属箔や彩色は
ほとんど確認できませんが、保管中の別棟のふすま戸には
当時の彩色が部分的に残るものもありました。
絵柄のパターンが珍しく、ほかにはない模様のようです。
当時の製造方法がうかがえる
貴重な資料でもあります。

現在の旧堀田古城園は、
開館時間の関係で
私たちが見れるのは「昼の顔」
でも、料亭時代は夜こそが活況の時🌔
照明で照らされた室内はどんな様子だったのでしょう。
壁紙の表情も違っていたはず。
そんな離れに入って、
当時の料亭を想像するのも・・・
いいかも!?


こちらの離れ
自由に見学することはもちろん
また、お問い合わせいただければ
授乳室としても
ご使用いただけます😊 
再開の際は、ぜひお立ち寄りください。
コメント
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