意外!?甲府のお雛さまはとってもキュート❤

2022-03-03 16:00:42 | イベント
3月3日はいわずと知れたひな祭り。
ここ山梨では、現在も旧暦の3月3日、つまり4月3日に桃の節句のお祝いをしますが・・・
信玄ミュージアムでは、今年も全国基準で本日からひな祭り開催です。
休館でとっても静かなひな祭りですが、展示期間は、山梨ルール適用で
4月上旬までは見られるように展示いたします。

旧堀田古城園では、今年も甲州ならではのひな人形を南の和室に飾りました。
中央でセンターに抜擢されたのが横沢雛の売り子さん。
横沢雛は、江戸時代の終わり頃から、現在の甲府、横沢通りエリアで作られたお雛さま。
『山梨の民俗』という本の中には、「みそっかすのように寂しい存在」とか、
「晴れやかな雛壇の中では、片隅に追いやられて泣きべそをかいているような風情」とか、
散々な言われようですが、
実際には、横沢雛のそんな「いばらないやさしさ」が人々の心をとらえ、親しまれたそうです。
お雛さまも、いわゆるお内裏さまとお雛さまに3人官女~
などにこだわらず、縁起の良い七福神なども一緒に作られたとか。

例えば、こちらはどなただと思いますか。
なんと洋装!かわいい帽子に、個性的なワンピース!
聞いてびっくり!こちらは「弁財天」?はたまた「お多福」?
お顔を見ると、確かにほっぺがふっくら。愛嬌のあるお顔😊 
どの女神さまに見立てられたのかは、残念ながらわかりませんが、
雛人形が、人々の幸福を願って作られたことがわかる好例です。

明治36年に中央線が開通すると、東京の浅草あたりの華やかな雛人形が
甲府でも手に入るようになり、横沢雛は徐々に姿を消していきます。
でも、種類もいろいろ。贈りものとしても好んで選ばれたそうで、それもうなずけます。

・・・
信玄ミュージアムに、横沢雛が準備万端整えられた旧堀田古城園も、いまだ臨時休館中。
一日も早く雨戸も開け放ち、かわいい横沢雛をみなさまにご覧いただきたいです。

風は強いですが、朝からひなたぼっこができるくらい暖かな陽気なんですから(ΦωΦ)

パトロールをさぼって、雨戸が引き出されて空いたポケットで休憩中。
近づいても気づかないほど深い眠り。
ポカポカ陽気のひだまりでぐっすりおやすみなさい。
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信玄公生誕500年甲府歴史講座~甲府を学ぶ~第6回を開催しました。

2022-03-03 15:56:13 | イベント
2月28日(月)甲府歴史講座令和3年度下半期の第6回を開催しました。



「勝山と周辺の城館跡〜城が語る中道往還〜」をテーマに
甲府市歴史文化財課 山下孝司さんが講演しました。




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穴ボコにもワケがある!?

2022-03-03 13:10:23 | 紹介
先日、このあたりも雨が降りました。
「なんだか面白いもの、庭で見つけたよ〜」と教えてもらったのが、こちらの穴ぼこたち。
こんなにたくさんの穴ボコを作ったのは誰?
このあたりを自在に出入りするとすれば、猫さんたち以外に思いつかないから、やっぱり猫の足跡🐾?
先日ご紹介した足跡と違って、爪痕のない、まんまるなのですが・・・
土がふわっふわで、雨も降ったし、こんな感じにもなるのかもしれません。


それにしたって数が多い!
まんまる穴ボコは、庭の入り口からひし形のお茶室まで続き・・・

金木犀の足元にも・・・!

金木犀+猫
旧堀田古城園の話題としては、ちょっと心がざわつく組み合わせ。
というのも、どうやらこの金木犀にキジバトが再び来ているようなんです。
1、2年前、キジバト夫妻がこの木に巣を作り、ヒナも何羽かいたことがありました。
でも、ある時から巣はもぬけの殻。その後のことはわかりません。

姿は見えなくても、気配の名残でもあったのでしょうか。
かつて鳩が作ったちょっといい加減な(!)巣の下をぐるぐる回ったような!?
それとも、今はだれもやってこない旧堀田古城園の庭は静かで、単純に居心地が良くて
楽しくてぐるぐる回った!?

いずれにしても、この界隈でボス猫然とした黒猫も、どういうワケか足を踏み入れない場所。
ここはちょっとしたシェルターで、それもみんなのシェルターだったら良いのですが・・・
野良の世界にだって、野良の道理がきっとあるから、そうもいきません。
あの穴ボコにも、やっぱりちゃんとしたワケがあるんでしょうね。

・・・

どこからか飛んできた菜の花も咲き始めました。
もう、3月、弥生です。
この「弥生」は「木草弥や生ひ茂る月(きくさいやおひづき)」が短くなったものだそう。
弥生はかつて「いやおい」と読まれ、「弥」(=ますます、いよいよ)+「生」という意味。
もともと旧暦の3月を表す言葉で、時期は多少ズレはするのですが・・。
とはいえ、いよいよ草木が生い茂りだす季節到来。
高止まり傾向が続く感染者数ですが、そろそろ自然の摂理(?)にしたがって、減ってくれるといいですね。
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