昨年末の20日にこうふ開府の日の祝典を開いてご報告したばかりですが、今年も新年6日は
武田信虎公の生誕日です。
生まれた年は、明応3年(1494)と明応7年(1498)の二説ありまして、明応3年が通説化していました。
しかし、当時の記録などの多くは明応7年と記されていますので、近年の研究では
明応7年説が採用されることも増えています。
明応7年は、9月20日に明応地震と呼ばれる巨大地震が発生した年で、山梨県内でも
大きな揺れがあり、金山などが崩れて大きな被害が出たことが記録されています。
能登半島地震もあったばかりですので、東海地域も要注意ですね。
さて、ここ10年近くでの歴史研究は大きく進展し、武田氏研究も様々な見直しが行われました。
特に信虎公の研究は、従来の評価を覆すほど人物像も再評価されています。
そして、令和元年(2019)には甲府開府500年を迎え、その事績も再評価されたことは記憶に新しいところです。
県庁所在地が甲府市に置かれているのも信虎公のおかげでもありますので、
評価はともあれ、甲府にとっては大恩人です。
明日から再び三連休の方も多いと思います。
最近の初詣は分散型で、この連休も大勢の方が武田神社参拝にいらっしゃると思いますので、
くれぐれも時間に余裕を持ってお越しください。
そして、令和6年の新年もお世話になっています、躑躅ヶ崎歴史案内隊の皆様の活動が
スタートします。
一週間先の予定ですが、初詣と合わせて史跡散策もぜひ。
しばらくお天気は安定予報ですが、微妙な場合はXの公式サイトからお問い合わせください。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます