日本には様々な記念日がありますね。
国民の祝日になっています、天皇誕生日や先月あった勤労感謝の日、あるいは信玄公の
お誕生日の文化の日も国が定めた記念日となっています。
そのほかにも、語呂合わせや企業・商品宣伝の商業的記念日、そして、結婚記念日など
個人的なものまで入れると、実に様々な記念日が世に溢れております。
中には、えっ、そんな記念日もあったの?というものもありますが、ちなみに本日11日を
ウィキペディアで記念日一覧検索をしますと、
タンゴの日、胃腸の日だそうです。
知っていましたか?
そうしたところで、12月20日は「こうふ開府の日」であります。
どちらかと言えば、立場上大きな声では言えませんが、地方自治体(甲府市)で定めた
記念日で、今はまだマイナー記念日の分類になるのかもしれません。
では、なぜ12月20日、となりますが、以前にも何度かこの時期にブログでご紹介していますとおり、
信玄公の父、信虎公が現在武田神社が鎮座する躑躅が崎の地に館を築き、引っ越して来た記念日であります。

信虎公は、館の造営とともに、その周囲に家臣らを集めて、甲斐国の首都となる新たな甲斐府中(甲府)を開きました。
それが現在の山梨県の県庁所在地、甲府の起源です。
令和元年が永正16年(1519)から数えてちょうど500年記念だったということで、
甲府市では開府500年で盛大にお祝いをしたところですが、それから12月20日が記念日となりました。
今年の「こうふ開府の日」は、信虎公の銅像の建つ甲府駅北口で様々な催し物が開催されます。
ぜひ、ご参加ください。

※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます