迎え盆

そして13日はお墓に御先祖様をお迎えに。

焼け付くような日差しで墓石にお水をあげてもすぐからからになる。
じりじり‥じりじり‥

ええい！いっそのことみんな涼しくしてあげるわ。
前日の女王様気分のまま、ワタクシはのべつまくなし他家の墓石にもお水をかけた。
ウチとかヨソとか関係ないわ、どうせ皆一斉にお盆なのよ、さあさあいらっしゃい。
じゃぶじゃぶと墓に水かけまくる私を見て最初は驚いていた姑だが、
「みんなに感謝されてきっといいことあるかもねえ」

墓参りも博愛の精神で。これだ。

墓からウチに戻ってきたら、前日の醤油のOくんから留守電入ってた。
「あのお、きのうはお醤油かけてすみませんでした」

いいのよいいのよ、間違いは誰にでもあることです。

そして14日は湿気むんむんの中テニスしながら、
「コートに立ってるだけでもう充分スポーツよ！」
「首は寝違えて上向けないからサーブ入んないしい」
「汗でべとべとしてしっかり握れないわよ」

内面が弱過ぎて女王失格です‥‥
やっぱ所詮平民、じみちに行くしかないか。

お盆

皆さんこんばんは。
そしてあの世から一時帰還してる皆さんこんばんは。
この夏の暑さですっかりヤルキナシのレミです。
そんなワタクシが生命力を取り戻したのが12日F中学の同窓会。

会といっても、集合かかったのが前日。それでも11名集まりました。男子6名女子5名。
姿形は全くおっさんおばはんですが気持ちはがっつり10代にリターン。
今回久しぶりに会ったKS君を「えぐちくん」と間違えたりしましたが。楽しく時間は過ぎて行きました。
そして突然ワタクシの裸足を生暖かい黒い液体が襲ってきた。

なに？？

醤油でした。

足の爪の間に染み渡る日本伝統の風味。

新鮮でした！

うっかり醤油差しひっくり返して慌てふためくO君と、おしぼり持っててきぱき拭いてくれたFちゃんを見ながら、醤油って以外ととろっとして臭うんだなとレミは醤油ワールドに身を委ねておりました。

そして。
その後当然のようにO君は私の下僕となった。
「O君、飲み物頼んで！」「おつまみも」
みんなそれが当然だと納得してるみたいだし、私は女王になりきることにした。
心の中では「ごめんね、失敗は誰にでもあることなのに」と思いながらも女王役がしっくりくるのは相当ワタクシSなんでしょうか。