梨汁ブシャー

先日、ピンポンが鳴って宅急便が来た。七色がオン　ウオン、ワオン とどす黒い声で３回吠え、←　どんな声なんだ？

隊長が、「　うるさいっ！　」　と怒りながら腰痛ベルトをはずして玄関に向かうと、

れれボンが誰よりも早く玄関に到着。宅急便のお兄さん風おじさんを歓迎し、

荷物を置いた手をなめる。

荷物を送り主は、スタバはないけど砂場はある。で有名になった砂場地方に住む里ママさん。



　「　里ママさん　あんがとなっしー　梨が１１個で　いい　なっし～　」　　　　　れれ　「　おらも感謝　感激　梨汁　ブッシャーだど　」
　

ほんとに梨汁ブッシャーのジューシーな２０世紀梨と、体も脳も老化の一途をたどっている隊長を心配し、アンチエイジングに効くという高級はちみつを送ってくれた。・・・・なんてお優しい　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　「　さあ、その矢でななタンの頭の梨を打ちぬきなっしー。世にも恐ろしい　梨汁ぶっシャワーをお見せするなっしー　」　・・・・見たくもね～わ　




友人が遊びに来て、梨汁ブッシャーのこの梨を出したら、

七色、ぶっ飛んでって友人の足の下に滑り込む。


　「　隊長。怒っちゃやーよ。怒るのなっしー。」



おらも、梨。梨。梨とリンゴはおらの心の二大フルーツだど。・・・・どうでもいいわ。

　　　　　　　



七色の頭の上に、れれボンのヨダ汁が落ち、頭がテカテカになる。



れれ　「　こんぬつわ。梨のカス、まだだべか？　」　←　のれんをくぐる　れれボン。

　　　　「　じいさん、お金がないなら店の裏口にまわっておくれ　」　←　お前は誰だ？　



はい。あげました。友人が親指ほどの実をあげようとするので、ダメダメ調子に乗るからほんのちょっと爪サイズでいいの。
特にれれボンは、梨をもらうまでずっと立ったまま動かない。
欲しいならおすわりするとか、足元で待つとか、お行儀よくすりゃあいいのに、立ち食いすることしか頭にないれれボン。そういえば私もぎっくり腰になった時は立ってるのが１番楽だった。お座りや伏せなんてしたら辛くて立てやしない。れれボンの気持ちもわかる。・・・・そういうことなのか？
ここ数日、北斗晶さんが乳がんの手術をしたり、川島なお美さんが亡くなったり、２人共、隊長と同世代なのでショック。
そして先日、射殺された紀州犬の事件もショック。

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