ビール紀行~旨いビールを求めて~

旨いビールを求めて国内外のビール醸造所や直営ビアパブへ旅をします

種類豊富に 穂高ビール(最終回)

2021-07-18 19:11:28 | ビール紀行(甲信越)
前回の「穂高ビール」の続きです。


次に頂いたのはペールエールです。

     

     

先ほどとはグラスが変わりました。イギリス系の柑橘系のフラワリーなホップの香り。ケントゴールディングかな。モルトの旨味は中程度で、イギリス系のホップ独特の後から苦味がじわじわと効いてきます。旨い!バランスのとれた非常に貴重な伝統的なイングリッシュペールエールです。これは大発見です。今流行りのビールとは一線を画すぜ絶滅危惧種です。

     

     

注文していた「お肉のサラダ」が到着。安曇野産牛肉のローストビーフ、ハーブ風味の蒸し鶏、自家製ハムがのっています。驚愕のボリュームです。ビール紀行史上最大。ほんとにお肉がどっさりです。パンはお代わり自由だそうですが、メインだけで十分です。野菜の種類・量が豊富で、虫のように頂きます。フレンチドレッシングが美味ですね。野菜も超フレッシュ。

     

     

続いてはヴァイツェンです。こちらは瓶での提供。やや軽めのフェノール香。モルトの旨味は控えめで、ヴァイツェンらしい酸味がしっかり効く。旨い。厚い季節に頂きたいライトボディのさっぱりヴァイツェンです。もっとフレッシュな状態だと、もっと旨いかもしれません。

     

     

最後はアルトで締め。カラメルモルトの豊潤な香り。モルトの旨味はしっかりで、ボディを引き締める適度なホップの苦味。カラメルモルトの香りのフィニッシュ。旨い!カラメルモルトの香りが素敵な、非常に良くバランスしているアルトです。こんなレベルの高いアルトは久しぶりです。

今回はこれにて終了。こちらのビール、全体的に伝統的なスタイルに寄り添いながら、エステル香が素敵な、バランスのとれたビール。今流行りのビールとは真逆の個性ながら、穂高ビールワールドをしっかり作り上げている印象。数年前以来の訪問ですが、その進化をすごく感じられます。さらなる進化が楽しみです。レストランも昔から来ていますが、お客さんが多く、地元の方のファンが定着しているようです。次は一般的なランチにしてみたいです。

     

     

     

店内は売店があり、瓶ビールの販売もあります。現在はこの4種が定番でしょうか。地元のホップを一部使用しているようです。

     

     

勢いでこちらの醸造所も訪ねてみましたが、フラれました。残念。



ラトリエ・デ・サンス
長野県安曇野市穂高北穂高2845-7
地ビール穂高ブルワリー・ツインオークス内
TEL:0263-88-2757

◆ランキングに参加しています。よろしければ応援をお願いします。◆
     
あああ
◆「ニッポンごはん旅」の公認ライターです◆
こちらの記事も是非ご覧ください 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 種類豊富に 穂高ビール(そ... | トップ | フードが魅力的に 反射炉ビ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ビール紀行(甲信越)」カテゴリの最新記事