晴れ、ときどき虹。

yaplog!から移行しました。

知覧にて

2015-08-10 23:30:01 | 旅行記


車は、枕崎市から南九州市の知覧へ。
道中、名産品の「知覧茶」の茶畑が視界に広がる。
もう見事としか言いようばないほどで、写真は車内から撮影したが、降りてちゃんと撮ればよかった。
地元にはない光景なので、珍しいと言ってしまえばそれまでだが、やっぱりこういった風景は大事にしたいし、美しいと思う自分自身の気持ちもちゃんと持っていたいと思う。



知覧と言えば、知覧特攻平和会館や武家屋敷が有名だが、過去に何度も訪れているので、今回はホタル館冨屋食堂へ。



「特攻の母」と言われた鳥濱 トメさんが経営していた冨屋食堂だが、現在は資料館になっている。





戦争に関する資料館は、絶対に涙するのがわかっているので、自分自身がきついのも了解のもと、ここに来た。
それでも、この時代だからこそ、行かねば、見ておかねばという、虫の知らせではないが、自分の気持ちに従うことにした。

「日本は負けるよ」といった特攻隊員。
彼も出撃し、命を落とした。
息子が、彼らに近い年齢になっている。
私自身も年を重ね、自分と同世代だった彼らが、時の流れとともに子供と同世代になり、私は母親の立場になった。
イタリアのファシズム、ドイツのナチズムは必ず敗北する。
彼はそう言った。
今の時代と照らし合わせ、70年が経ってもなお、同じような轍を踏もうとしているのではないか。
人は過去から学ばない、そんなに愚かな生き物なのか。
朝鮮人だった別の特攻隊員は、アリランを歌った。
遠い祖国から別の地に、そして飛び立っていった。

誰もが戦争を起こすことを避けたいと願っている。
そのために、どうあるべきか、どのように進んでいこうか、それぞれの立場で考えて行動している。

ただ、命をないがしろにする行為は、私は許せない。
それは、自分自身や家族、友人知人、のみならず、ほかの国の人の命もだ。

平和について考える時間は必要だ。
日々、忙しく流されるままだと、自分の生活が脅かされる。
武器を持って命を奪い合うことに「戦う」自分たちではありたくない。
ただ、生活を脅かすものについては「闘う」ことは忘れない。

しっかりと世間を見つめ、ぶれない自分でありたいと思う。


指宿枕崎線その2

2015-08-10 23:20:02 | 旅行記


西大山駅は、JR最南端の駅だけあって、観光客でにぎわっていたのは確かだが、なにしろローカル路線故、実はここで車両が停まっているのを見たことがない。


それでも、幸せの鐘を鳴らす観光客や、開聞岳を背に写真を撮る人も多かった。
ちょうど花が終わったばかりだが、ここはあたり一面ヒマワリが咲いているらしい。
遅かった・・・残念。





枕崎駅も、新駅舎になって初めて行った。








元々、枕崎は、鰹節で有名。
ちなみに、我が家の鰹節も枕崎産だった。

8月12日記


指宿枕崎線にて

2015-08-10 23:16:09 | 旅行記
今日は、指宿市から頴娃町を抜け、枕崎市~南九州市(知覧)のコース。

現在、指宿枕崎線を走っている車両は、その昔、福北ゆたか線を走っていた「赤い快速」。
現在は黄色い車両になり、指宿枕崎線その他を走っている。



開聞岳を臨む、JR最南端駅の西大山駅。
過去に数回足を運んだが、今日は観光客も多く、のどかな場所が賑わっていた。



黄色いポスト。
もちろん、現役なので郵便物を出すことができる。



開聞岳。


その後、枕崎市に。


枕崎駅は、指宿枕崎線の始発・終着駅で、2013年に現在の駅舎ができた。






別に「鉄ちゃん」ではないが、好きなんだろうね。


鹿児島から帰着

2014-08-12 23:39:00 | 旅行記

天文館通から鹿児島を後にし、九州自動車道へ。
桜島SAより、桜島をパチリ

ここ数年は、まったりとした鹿児島旅行になっているが、見慣れた桜島も家族で見るのは、もしかしたら今年が最後かもしれない。



夕方、福岡に戻る。
荷物を出して洗濯するが、あまりいい天気ではないから、けっこう片付けるのが大変だろう。

夕食は、丸亀製麺でごぼう天うどんとかしわめし。

我が家の外食は、大半がうどんだが、この組み合わせが一番多い。



夕食前に、預けていた猫を引き取りに行った。
旅行で一番心配なのが、やっぱり猫なのだ。

入れてあるケージから出ようともせず、びくびくしていた。

「ちまちゃん、ちまちゃん」と、何度も名前を呼び、やっと抱きかかえた。
若干痩せていたっけ。

自宅では、恐る恐る様子をみていたが、ようやく自分の家に帰ってきたんだとわかったようで、定位置でホッとした様子だった。

それを見て、私もホッとした。

明日は、祖父の初盆。



懐かしい味~鹿児島にて

2014-08-12 20:21:00 | 旅行記


霧島神宮から垂水市内に入り、桜島へ。
「道の駅 桜島」にて休憩。



ここの名物である「桜島小みかんソフトクリーム」

数年前にも、ここで同じソフトクリームを食べたんだっけ。

小学生だった息子は、高校生になったが、ソフトクリームを手渡すと、幼い頃の顔そのままに「にこっ」と笑う。

娘は、ソフトクリーム片手にとても嬉しそう。

やっぱりいいね。

こんな時間って大事だね。




桜島から鹿児島市内へ向かうフェリーに乗船。

フェリーも、ほぼ毎年乗っているが、今回の旅行における「白熊を食べる」以外の大きなミッション(大袈裟)

「フェリーの船内でうどんを食べること」

………めっちゃ、小市民…

だが、一度経験してみたかったのだ。

船内のうどん屋は「やぶ金」

準備中の時間から、家族4人でスタンバってた。

メニューは少ないが、うどん、そば、いなりがある。

私と子供たちは、かけうどんを、夫はそばをチョイス。

小振りのどんぶりで、食べきりサイズ。
若干硬めの麺と、少しぬるめの出汁。
時間がなかったから、こんな感じかな?

でも、ぬるめだったのが助かり、熱いうどんが苦手な娘が、汁まで完食していた。

オーソドックスなうどんだが、それがホッとする。

結局、船内ではうどん食べただけで終わり、桜島など景色の写真を1枚も撮らないままだった。